農業インターンシップ!役立つ情報や体験談を紹介

2021年9月21日

農業インターンシップをご存じでしょうか。仕事として農業を選択する学生のためのインターンシップです。

農業従事者は高齢化が進み人手不足の状況が続いている昨今。
一方ではストレス社会で体調を崩してしまい、自然の中で生活をすることで体調が回復し農業をはじめるという方もいます。

この記事では、農業インターンシップとはどんな内容なのか、農業をどのように学べばいいのかもご紹介します。さらに、実際にインターンシップに参加された方の体験談も合わせてご紹介しますので、最後までお読みください。

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農業インターンシップとは?

「農業に興味がある」「農業を仕事にしたい」と思っていても、何からすればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
農業インターンシップに参加することによって農業の現場を体験できます。

農業は、種をまき作物を育てて収穫するだけでなく、収穫した農作物の加工製造や販売、マーケティング、地域との共同作業、経営戦略の策定などさまざまな仕事があるのです。
実際に農業を職業にする方々から知識や技術を教えてもらえ、生産物が販売されるまでの過程を見ることもできるでしょう。

大変なことも多いですが、その思いをはるかに超える喜びややりがいを感じられるのも農業のよさといえます。
農業インターンシップを体験することによって、農家さんにいろいろな話を聞くこともでき、農業への興味が増すきっかけになるかもしれません。

「就農」とは

仕事として農業をはじめることを「就農」といいます。
就農する前に、実際に農業体験や研修を経験して情報を得ることは、将来の可能性を広げるための大切なステップになります。

農業インターンシップの詳細

農業インターンシップの種類をご紹介します。

農業を体験するには、次のようなプログラムがあります。

  • 農林水産省が支援している「農業インターンシップ」
  • 農業大学校や農業専門学校で学べる「短期研修プログラム」
  • 自治体やJA、民間企業の農業体験

次では「農業インターンシップ」「短期研修プログラム」をご紹介します

農業インターンシップ

農業の現場で短期就業体験ができます。

◇体験内容◇

体験内容は、受入法人の経営作目により異なり、作業も農作業だけでなく多岐にわたる場合があります。

1日の作業:原則8時間(1週間のうち40時間を超えない作業)

◇申し込み方法◇

2日以上から6週間までの希望する期間で通年受け入れが可能です。
※受け入れ先により異なります。

◇農業インターンシップ申し込みの流れ◇

令和3年度の体験最終日は、令和4年(2022年)3月20日(日)までとなります。

※3月下旬~4月上旬は体験を実施できません。

1.申し込み
・農業インターンシップの目的とルール、農業実習総合保険を事前に確認
・受入農業法人一覧から希望の体験先を選ぶ
・体験の申し込み
※体験開始希望日の1か月~2週間前までを目安に申し込む(Web申し込み推奨)

2.体験受入先の調整
事務局が希望をもとに体験受入先と事前調整をします。
体験受入先が決定後、事務局から連絡します。

3.体験準備
事務局からの連絡後、早めに体験者から体験受入先に直接連絡を取り、持ち物や交通手段を確認する。

4.農業インターンシップスタート
農業インターンシップを開始します。
インターンシップの目的とルールに則った体験をお願いします。

5.体験終了
体験終了後、10日以内に報告書(農業インターンシップ体験報告書)を事務局に送ります

受入農業法人一覧は下記を参考にしてください。

受入農業法人一覧(体験先)

短期研修プログラム(就農準備校で農業体験)

就農準備校にて3つの期間から選べる体験と研修をご紹介します。

短期農業体験コース

農業経験がまったくないという方のための農業体験です。

◇期間◇

1週間(原則5日間)※3日間も可能

◇開始時期◇

年間を通して、原則月曜日(月曜日が祝日の場合、火曜日)※3日間の場合も同様

※受入不可期間:7/9~7/13、8/13~8/17、10/22~11/16、12/31~1/4

◇研修内容◇
  1. 稲作(12~3月の間休み)
  2. 野菜
  3. 有機野菜
  4. 畜産(養豚・養牛)
  5. 農産加工

以上から2部門まで選択可能(3日間は1部門)

◇1日の流れ◇

5:30~7:00 起床~野菜の収穫作業
7:00~8:30 朝食・休憩
8:30~12:00 野菜の定植
12:00~12:30 昼食・休憩
13:30~17:00 研修(週1回講義)
17:00~22:00 夕食・自由休憩・就寝

◇参加費◇

1人当たり25,000円(3日間の場合14,000円、保険料含む)
※5日間の食費(3食)、宿泊費、研修費、傷害保険料(1,000円)、事務経費

◇定員◇

1日当たり20人

◇持参品◇
  • 作業衣一式(予備分も含めて、動きやすくて汚れてもいいもの)
  • 帽子
  • 洗面用具(石けん、シャンプー等)
  • 雨合羽
  • 長靴
  • 軍手
  • タオル
  • 健康保険証

※農産加工にはエプロン、バンダナ等が必要です。
※布団は用意してあります。
※宿舎には洗濯機があります。

中期農業研修コース

新規就農を目指す農作業体験のある方向けの本格的な農業研修です。

◇期間◇

1か月間

◇開始時期◇

6/1、7/2、8/1、9/3、10/1、11/1、12/3、1/7、2/1、3/1

 ◇研修内容◇
  1. 稲作(12~3月の間休み)
  2. 野菜
  3. 有機野菜
  4. 畜産(養豚・養牛)
  5. 農産加工
    以上から1部門のみ選択
◇1日の流れ◇

5:30~7:00 起床~野菜の収穫作業
7:00~8:30 朝食・休憩
8:30~12:00 野菜の定植
12:00~12:30 昼食・休憩
13:30~17:00 研修(週1回講義)
17:00~22:00 夕食・自由休憩・就寝

◇参加費◇

1人当たり73,000円
※1か月間の食費(3食)、宿泊費、研修費、傷害保険料(2,000円)、事務経費

◇定員◇

各期間内10人

◇持参品◇
  • 作業衣一式(予備分も含めて、動きやすくて汚れてもいいもの)
  • 帽子
  • 洗面用具(石けん、シャンプー等)
  • 雨合羽
  • 長靴
  • 軍手
  • タオル
  • 健康保険証
    ※農産加工にはエプロン、バンダナ等が必要です。
    ※布団は用意してあります。
    ※宿舎には洗濯機があります。
◇特典◇

コース終了者には農産物等のプレゼントがあります。

農業実践コース

本格的に新規就農または農業法人への就職を目指す農業研修です。

◇期間◇

3か月間

◇開始時期◇

毎月1日から開始
※土日祝日の場合、休み明けから開始

◇研修内容◇
  1. 稲作(12~3月の間休み)
  2. 野菜
  3. 有機野菜
  4. 畜産(養豚・養牛)
  5. 農産加工
    以上から1部門のみ選択
    ※農作業体験+進路相談
◇1日の流れ◇

5:30~7:00 起床~野菜の収穫作業
7:00~8:30 朝食・休憩
8:30~12:00 野菜の定植
12:00~12:30 昼食・休憩
13:30~17:00 研修(週1回講義)
17:00~22:00 夕食・自由休憩・就寝

◇参加費◇

1人当たり203,000円
※3か月間の食費(3食)、宿泊費、研修費、傷害保険料(17,020円)、事務経費

◇定員◇

各期間内10人

◇持参品◇
  • 作業衣一式(予備分も含めて、動きやすくて汚れてもいいもの)
  • 帽子
  • 洗面用具(石けん、シャンプー等)
  • 雨合羽
  • 長靴
  • 軍手
  • タオル
  • 健康保険証
    ※農産加工にはエプロン、バンダナ等が必要です。
    ※布団は用意してあります。
    ※宿舎には洗濯機があります。
◇特典◇

コース終了者には農産物等のプレゼントがあります。

 

問い合わせ・申し込みは下記を参考にしてください。

全国新規就農相談センター

農業に関する知識や技術の学び方

農業に必要な知識や技術を身に着けるには次のステップがあります。

学校で学ぶ

総合的に農業の知識や技術を学べるのが学校です。
農業大学校や研修教育機関で学べ、学校によってさまざまな研修コースが設定されています。

詳細は下記のページを参考にしてください。

農林水産省

市町村やJAで学ぶ

全国の都道府県・市町村が新規の就農希望者に対して受入支援策の紹介をしています。

詳細は下記のページを参考にしてください。

農業をはじめる.JP

JAグループの新規就農者支援

農業技術の習得はもちろん、機械・施設の導入、そのための資金調達や経営計画づくりの準備などのニーズに応じたサポートをおこなっています。

詳細は下記のページを参考にしてください。

JA新規就農支援

農業法人で働きながら学ぶ

すでに就農の意思を固められている方には、農業法人に就職し実際に働きながら農業を学ぶという方法もあります

詳細は下記のページを参考にしてください。

for farmer 求人情報

農業インターンシップの体験談

農業インターンシップに参加された方の体験談をご紹介します。

私が研修をしたのは、ハーブを取り入れたよりよい暮らしの提案、また地域特産品の加工事業を通じて地域で「共存・共益」を目指すという2つの主たる目的を持ったテーマパークでした。製造業からサービス業まで、毎日多様な職務を体験できました。ある時はレストランで皿洗いもしたし、またある時は工場での袋詰め作業もしました。

唯一農業らしい経験をしたと言えば、ひまわりの収穫やぶどう狩りの受付でしたが、この1週間でこれほどのさまざまな部署のお手伝いをしたことで、自分の視野も大きく広がったような気がします。

最も強く感じたのは、「頭で分かっているのと、この手で分かっているのとはまったく違う」ことでした。今まで漠然と頭で描いていた仕事のイメージなど一瞬で途切れてしまうものであり、実際にその作業を1日8時間も行うとなると、ここまで感覚が違うのかと何度も思ったほどです。実習中は積極的に質問を投げかけ、職員の方々に多くのことを教わりました。なかでも「農業は1ヶ月研修に来ただけではわからない」と言われたことが心に強く残っています。これからも他の農業法人等でインターンシップをしてみたい、そしてさらなる経験を積んで勉強していきたい、と思ってやみません。

最後にこの研修で出会えた温かく素敵な職員の皆様には心よりお礼申し上げます。

引用元:農業をはじめる.JP

農業法人と農家では農業経営に対する意識が異なるのだと知りました。

農業法人は農家と異なり、従業員の給料を考えなければならないし、元々の農家と異なり農地が手に入りにくいなど、農家とは条件が異なることを知ったのです。

そのなか農業法人が農業経営を行っていく上で、(農家にもいえることですが)生産の部分だけでなく、どのように販売するか、収益を上げるかなどを考えていく必要があるかもしれません。

農業というのは生産の面での知識・販売面での知識など、総合力が必要な大変難しい産業であることを感じました。そして生産から出荷までが他の産業に比べて長く、回転率が遅い産業であることを実感したのです。

しかし、これからの農業を守っていくには、農業を多くの人に知ってもらい、農業への新規就農を増やしていく必要があるでしょう。農業についての教育などを学校で教えていくぐらいでないと、農業をやろうという人は増えないと思うし、何よりも知識の面がさらに広めていかねばならないと感じています。

今回のような農業のインターンシップ制度がさらに広がっていくことが必要で、まずは知ることから始まるのではないかと思っています。

私たちの「食」がどのように生産され、消費されるのかを知る必要があると感じました。

引用元:農業をはじめる.JP

【まとめ】農業インターンシップは貴重な一次情報を得られるチャンス!

農業インターンシップについてご紹介しました。

就農のミスマッチを防ぐために、仕事としての農業を志望している学生のみなさんは実際の現場で体験することをオススメします。

農業の香りや空気・雰囲気は現地でしか体験できません。さらに、自分自身の目と耳で得た一次情報は貴重な財産になること間違いなしです。

詳細はこちら

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