23卒向けの出版社インターンシップ情報と特徴、選考を突破するコツを解説します。
出版社と一口に言っても、雑誌やコミック、書籍などの幅広いジャンルを取り扱う企業から、教育や医療といった専門性の高い書籍を出版する企業までさまざまです。漠然と出版社への就職を志望しているのであれば、インターンシップに参加することは企業を絞る有意義な方法と言えるでしょう。
ぜひ参考にご覧ください。
https://saiyo-bank.com/contents/manual5/
https://saiyo-bank.com/2912/
【23卒】出版社15社のインターンシップ情報まとめ
出版社15社のインターンシップ情報をご紹介します。応募・開催期間が12月〜2022年2月と幅広く、また、ワンデー開催が多いため、気になる企業には積極的に参加すべきです。
(株)致知出版社
開催地域:東京
開催時期:9月11日(土)の午後から延期※未定
開催日数:1日(ワンデー仕事体験)
応募締切:12月11日
選考有無:選考なし(抽選)
プログラム内容:致知出版社がわかる1日仕事体験
(株)Z会
開催地域:東京、大阪
開催時期:2月頃
開催日数:1日(ワンデー仕事体験)
応募締切:2022年1月20日
選考有無:書類選考あり
プログラム内容:理数・地歴の面白さを伝える教育サービス企画予定
(株)小学館
開催地域:WEB
開催時期:2022年1月予定
開催日数:1日(ワンデー仕事体験)
応募締切:12月22日
選考有無:選考なし(抽選)
プログラム内容:コンテンツメーカーの仕事体験講座
日本出版販売(株)【日販グループ】
開催地域:WEB
開催時期:11月中旬~12月中旬
開催日数:1日(ワンデー仕事体験)
応募締切:11月19日
選考有無:書類・ES選考あり
プログラム内容:【本とエンタメの未来を探る1DAY】NIPPAN AUTUMN Workshop
(株)メディックメディア
開催地域:WEB
開催時期:11月~2022年3月で毎月1回開催
開催日数:1日(ワンデー仕事体験)
応募締切:2022年2月1日
選考有無:ES選考あり
プログラム内容:【オンライン】メディカルイラスト作成体験!
(株)ディスカヴァー・トゥエンティワン
開催地域:WEB
開催時期:6月1日〜12月31日で随時開催
開催日数:1日(ランチ会)
応募締切:12月31日
選考有無:選考なし(先着順)
プログラム内容:【随時追加】出版人事と話せるリモートランチ
(株)建築資料研究社
開催地域:東京
開催時期:9月・10月
開催日数:1日(ワンデー仕事体験)※13:00-18:00
応募締切:10月30日
選考有無:選考なし(先着順)
プログラム内容:【1day/交通費有】企画営業の仕事体験〔営業/制作/出版/教育業界志望向け〕
(株)世界文化ホールディングス【旧社名:(株)世界文化社】
開催地域:東京
開催時期:10月下旬〜11月上旬で複数回実施
開催日数:1日(ワンデー仕事体験)
応募締切:10月15日
選考有無:ES選考あり
プログラム内容:【出版社】出版ビジネスの最前線がわかる!1DAY仕事体験
(株)集英社
開催地域:東京・WEBを予定
開催時期:2022年1月~2月予定※未定
開催日数:1日(ワンデー仕事体験)
応募締切:12月26日
選考有無:選考なし(抽選)
プログラム内容:出版社の仕事がわかる仕事体験(オンライン)
(株)サンマーク出版
開催地域:WEB
開催時期:9月16日※13:00〜17:00
開催日数:1日(ワンデー仕事体験)
応募締切:9月13日
選考有無:選考なし(抽選)
プログラム内容:【担当者大集結!】舞台は世界。コンテンツの広げ方
(株)メディカルレビュー社/(株)インターサイエンス社
①
開催地域:東京、大阪、WEB
開催時期:10月中旬~11月下旬
開催日数:1日(ワンデー仕事体験)
応募締切:11月30日
選考有無:選考なし(抽選)
プログラム内容:1Dayワークショップ~アイデアの創造体験~
②
開催地域:東京、大阪、WEB
開催時期:12月~2022年1月
開催日数:2日(ツーデイズ仕事体験)
応募締切:2021年1月31日
選考有無:選考なし(抽選)
プログラム内容:2Daysインターンシップ~ソリューションづくり体験~
日販テクシード(株)
①
開催地域:WEB
開催時期:9月~11月予定※未定
開催日数:1日(ワンデー仕事体験)
応募締切:10月31日
選考有無:ES選考あり
プログラム内容:【オンライン開催1Day】自社開発ロボット『こくり』を用いたアプリ企画ワークショップ
②
開催地域:東京
開催時期:12月~2022年1月予定※未定
開催日数:2日
応募締切:12月31日
選考有無:ES選考あり
プログラム内容:【リアル開催2Days】自社開発ロボット『こくり』を用いたアプリ企画~開発ワークショップ
(株)医学出版
開催地域:東京
開催時期:第1回は10月頃、第2回は1月末から2月の間を予定
開催日数:1日(ワンデー仕事体験)
応募締切:9月30日
選考有無:ES・面接選考あり
プログラム内容:医学雑誌の編集を知る!1日仕事体験
※エントリーは「マイナビ2023」からになります。
教育開発出版(株)
開催地域:WEB
開催時期:10月~2022年2月で複数回実施
開催日数:1日(ワンデー仕事体験)
応募締切:2022年2月15日
選考有無:選考なし(先着順)
プログラム内容:想いを世に送り出す準備はできているか?
(株)トーハン
開催地域:WEB
開催時期:10月~2022年2月
開催日数:1日(ワンデー仕事体験)
応募締切:11月4日
選考有無:ES選考あり
プログラム内容:≪1日でわかる出版業界≫業界のウラ側オモテ側教えます!
※「入門編」参加者のみ応募が可能な「応用編」あり
出版社インターンシップ4つの特徴
23卒の出版社インターンシップは、次のような特徴が見受けられます。
- ワンデー開催が多い
- 説明会・座談会・ワークショップが多い
- オンライン開催が多い
- 本選考への影響は少ない
①ワンデー開催が多い
出版社のインターンシップはワンデー開催が多く、選考を行わない企業も多い傾向です。この傾向は、企業側としても多くの学生に企業を知ってもらえるチャンスですし、学生側としても本選考の選択肢が増える機会となるため、双方にとってメリットが多いと言えるでしょう。
ただし、応募者が多数いる場合は抽選や書類選考を実施するケースも少なくありません。エントリー時に志望動機などの入力が必要な場合は、例え抽選であっても気を抜かずに誠意を持って入力するようにしてください。
②説明会・座談会・ワークショップが多い
ワンデー開催のインターンシップのプログラム内容は企業説明会や座談会といったケースが多いですが、中にはワークショップが組み込まれているプログラムもあります。
例えば、小学館では実務になぞらえたワークショップに加えて現役社員からのフィードバックが受けられたり、集英社では昨年のプログラムにはなりますが担当部署ごとの仕事体験ができたりと、かなり充実した内容となっています。
【小学館のプログラム】
◆小学館の紹介
◆現場社員による講演
◆ワーク(コミックのアオリ文作成 ファッション、情報誌のキャッチ・タイトル案作成など)
◆現場社員によるフィードバック
◆質疑応答
【集英社のプログラム※昨年】
◆グループワークまたは個人ワーク
◆昨年度例(オンラインにて実施)
・マンガ賞の模擬審査会
・ファッション誌のプラン作成
・小説のリード文作成
・集英社発行物の模擬宣伝企画会議 など
③オンライン開催が多い
昨今の事情を踏まえて、多くのインターンシップがオンライン開催となっています。企業から遠方の地に住んでいる就活生にとっては、より多くのインターンシップに参加できるというメリットにも捉えられるのではないでしょうか。
オンライン開催でないインターンシップでも状況次第でオンライン参加への変更も検討すると注意書きがありますので、万が一参加できない事情が起きたとしても採用担当者へオンライン参加ができないかと相談する余地はあると思われます。
④本選考への影響は少ない
ワンデー開催が多いことやあくまで職業体験の範疇であること、昨年インターンシップに参加した先輩たちの体験談を踏まえて、本選考への影響は少ないと考えられます。
ただし、トーハンのように1つ目のインターンシップに参加しなければ次のインターンシップに参加できないといったケースもありますので、企業説明会なら参加しなくても良いかとは思わず、志望度の高い企業こそインターンシップに参加すべきと言えるでしょう。
【体験談】出版社インターンシップの選考を突破する3つのポイント
出版社全体に共通するインターンシップ選考を突破するコツを、実際にインターンシップ選考に通過した先輩たちの体験談に基づいて3つにまとめました。インターンシップに限らず本選考にも通ずる部分ですので、今回参加するインターンシップに選考がない就活生もぜひ参考にご覧ください。
①抽選・先着のものは部署問わず応募する
抽選・先着のインターンシップは、正直なところ運と応募速度が全てです。とはいえ、募集を締め切っていないということは参加できる席がまだ残っていることを意味しますので、気づいた段階で応募しておきましょう。
また、人気の部署やコースはすぐに募集が締め切られることもありますし、倍率が高くなることも予想されます。希望する部署やコースでなくとも、人柄や社風を理解することは可能ですので、応募・参加することが先決だと言えるでしょう。
今回のインターンは志望理由などの記入もなく抽選だったので、参加できるかどうかに関しては完全に運です。強いて言えば第三希望までエントリーできたので、部署や日程にこだわりがなければ全部候補を入れるといいかも。(集英社/20卒/秋冬インターン参加)
【引用】Rakutenみん就
②学生時代に頑張ったことを簡潔にまとめる
学生時代に頑張ったこと(通称ガクチカ)は、インターンシップ選考と本選考の両方で必ずと言って良いほど聞かれる質問です。
出版社ということもあり、入力時は日本語の使い方や誤字・脱字に一層注意が必要です。友人や家族に一読してもらったり、不安な方は大学のキャリアセンターなどで添削してもらうと安心です。
ESの提出のみだったため、いかに分かりやすく自分自身の魅力を伝えられるかが重視されているように感じた。添削をしてもらい万全の状態でESを提出すると良いと思う。(日本出版販売/22卒/秋冬インターン参加)
【引用】Rakutenみん就
③企業が出版している書籍には目を通しておく
出版物に対する具体的な知識についてですが、入社後に配属が決まってから知識を深めていけば良いため現段階では不要です。しかし、出版社がどのような出版物を出しているのか、どのような出版物に携わりたいのか、この出版社でなければならない理由は何かといった企業研究は必要です。
また、将来叶えたい夢や目標が出版社でなければならない理由、自分にとって出版物とはどのような存在なのかといった業界研究も必須です。
医学書の専門知識や業界の事については問われない。なぜ入りたいか、何がやりたいか、いい本とはどんな本か等オーソドックス。この会社の本は立ち読みして改善点や感想を用意しておいた方がいい。(メディックメディア/内定者)
【引用】Rakutenみん就
【まとめ】23卒向け出版社インターンシップは積極的に参加すべき
23卒向けに募集されている出版社のインターンシップ情報と特徴、選考突破のポイントをご紹介しました。
ワンデーでのオンライン開催が多く、また、選考不要のインターンシップが多いので、出版社への就職を志望している就活生はどの企業にも積極的に参加すべきです。先着順となっているインターンシップも多いため、早めに応募しておきましょう。