【23卒必見】NTTデータインターンシップ最新情報大公開!内容から選考対策まで網羅

2021年7月24日

「NTTデータのインターンシップに参加したい」「インターンシップでは何が体験できるの?」

NTTデータは過去10年間で毎年学生に人気の企業10位以内にランクインしているIT企業です。2019年度には学生の社会的自立に貢献したインターンシップが選ばれるインターンシップアワードにも入賞した実績があり、本選考、インターンシップ共に学生からの人気が高い企業と言えます。

就活生から人気の企業である故、インターンシップに参加したいけれど選考の倍率が心配という学生も多いのではないでしょうか。

今回はNTTデータのインターンシップ概要や倍率、インターン選考の対策など最新情報をお届けします。

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NTTデータは情報サービス事業最大手のIT企業

NTTデータは1988年に日本電信電話株式会社(NTTグループ会社の一つ)のデータ通信本部が独立し設立された比較的新しいIT企業です。IT企業の中でもシステムインテグレーター(sler)と呼ばれ、社会に必要不可欠な仕組みをIT技術で構築する情報サービス事業の日本最大手企業です。「情報技術で新しい仕組みや価値を創造し、豊かで調和のとれた社会の実現に貢献する」という企業理念のもと、金融をはじめとした企業や官公庁、地方自治体などをクライアントとしIT技術を用いた効率の良い業務とサービスの提供を行っています。

NTTデータの強みはクライアントのコンサルからシステムの提案と開発、運用から保守までを一貫して担う点と言えます。他のIT企業ではコンサルから保守の中で一部を扱うことが一般的であり、全ての工程に携われる企業はNTTデータのみと言えるでしょう。

2008年からは新興国を中心に海外進出も始まり、NTTデータはグローバル企業となりました。現在海外拠点は世界53ヶ国となり、世界50ヶ国200都市以上でのビジネス展開を行っています。

以下はNTTデータが担う主な事業内容です。

  • ビッグデータ・BI:企業内外のビッグデータ(さまざまな情報)解析
  • AI事業:データの収集と蓄積から分析、実行までを包括的に行うAIの開発
  • IoT:IoT(物事をインターネットにつなぐこと)を活用したビジネス展開の提案
  • ロボティクス:ロボットやデバイスを連携させたサービスの提供(ロボットによる見守り介護など)
  • 決済サービス:キャッシュレスシステムの構築
  • クラウドコンピューティング:信頼性のあるクラウド上に開発などの情報を集約するシステムの提案

NTTデータのインターンシップは2種類

NTTデータのインターンシップには以下の2種類が設けられています。

  • ワークショップ型(期間:4日間)
  • プロジェクト型(期間1週間)

各インターンシップの内容は異なりますが、参加することでIT業界の仕事のリアリティや働き方を体感できる内容となっています。また社会人になる準備として自分の現在地を把握したり、高い志を持つ仲間や社会人の先輩と知り合う機会にもなるでしょう。

※現在夏季インターンシップの募集は終了しています。冬季、春季インターンシップが開催される可能性もあるので「NTTデータキャリア形成支援サイト」への登録をおすすめします。

①ワークショップ型(4日間)

ワークショップ型インターンシップは参加者でチームを作り、「新規事業の立案」などをテーマにしたグループディスカッションと発表を行うといった内容です。例年発表の結果には順位がつけられ、最終日には上位2チームが表彰されます。以下はワークショップ型概要です。

  • 募集人数:400~450名
  • 開催場所:仙台・東京・愛知・大阪・福岡の各支店
  • 実施期間:2021年7月下旬~9月上旬(参加場所により異なる)
  • グループディスカッション
  • システム提案などの疑似体験
  • 社員からの丁寧なアドバイス・フィードバック
  • 社内カフェで社員(人事部・各現場社員)との交流会など

このワークショップ型はITを知らない初心者でも参加できる内容となっています。

②プロジェクト型(1週間)

プロジェクト型インターンシップは実際に現場のプロジェクトに配属され、プロジェクト業務を1週間かけて体験できる内容となっています。さまざまなプロジェクトのコースが設けられており、その中から希望のコースを選択することが可能です。コースの一部は理系や情報学部の学生向けとなっているため注意して選択しましょう。(プロジェクトの内容はこちらからご覧になれます)

以下はプロジェクト型で体験できる概要です。

  • 募集人数:200~250名
  • 開催場所:東京本社
  • 実施期間:2021年8月上旬~11月下旬(各プロジェクトにより異なる・事前のオンラインオリエンテーションあり)
  • 選択したプロジェクトの実際の職場に出勤
  • 担当社員(メンター)と共に実務体験
  • システムインテグレーターの仕事に就いて深く学ぶ
  • 社内カフェで社員(人事部・各現場社員)との交流会など

応募資格

2022年4月以降卒業予定で大学・大学院・高専・博士に在籍中(一部プロジェクトを除き学部学科不問)

各インターンシップの選考フロー

ワークショップ型とプロジェクト型では選考フローが異なります。

ワークショップ型

エントリーシート+Webテスト2種(SPI/TAL)+写真提出

グループディスカッション(オンライン開催)

参加決定

プロジェクト型

エントリーシート+Webテスト2種(SPI/TAL)+写真提出

面接動画アップロード

参加決定

NTTデータのインターンシップ倍率と選考対策

インターンシップの倍率や各選考のポイントについてご紹介します。

インターンシップの倍率は約50倍

インターンシップの倍率は正式に公表はされていませんが約50倍と言われています。NTTデータの新卒採用の倍率は技術系で約20倍、事務系で約30倍とされているので、本選考の倍率よりも高くより多くの学生が応募する傾向があります。

エントリーシートがインターン選考の鍵

NTTデータのインターン選考では個別面接が設けられていないため、書類選考が選考突破のポイントとなります。また本選考では書類選考で多くの応募者が足切りされるようです。そのためエントリーシートがいかに採用担当者の心に響くかが大切になります。以下は過去に出題されたエントリーシートの設問です。

  • インターンの志望動機
  • 現在の研究テーマや専門分野
  • これまでの人生で最もやりがいを感じた経験
  • 集団の中での自分の役割
  • 日常でおかしいと感じていること など

各設問は200字以内と文字数が決まっているため、端的に述べる必要があります。特に志望動機ではインターンに参加する目的やNTTデータやslerに興味を持った理由、インターンで何をして何が得たいかに絞って書くことがポイントです。

2種類のWebテスト対策を万全に

Webテストに合格することもインターン選考には欠かせません。このWebテストに合格すれば本選考でのWebテストが免除されるというメリットもあります。Webテストでは

  • SPI(言語・非言語)
  • TAL(性格診断)

の2種類を受験し基準を満たす必要があります。SPIの勉強は書籍やネット上などであらかじめ練習を行い慣れることをおすすめします。

一方TALと呼ばれる性格診断に勉強方法はありませんが、以下の点を留意して受験しないと落ちる可能性が高いと言われています。

  • 「手に持っている卵は?」という質問に対しては「生まれたての卵」と選択する

絵を描く問題に関しては以下の3点に注意

  • 顔は中央線より上に描く
  • 図形は全体にまんべんなく描く
  • 矢印は上向きに書く

面接動画では自己PRと意気込みをアピール

プロジェクト型のインターン選考では面接動画のアップロードが求められます。これは約30秒間で「自己PRとインターン参加への意気込み」を述べるというものです。聞き取りやすいスピードで30秒間話すのは、文字数に換算すると約150字程になります。

NTTデータは「未来を創造する情熱を持ったバイタリティ溢れる人物」を求めています。従って好奇心や行動力、物事に真摯に向き合う人物像と自分を照らし合わせ自己PRや意気込みについて話してみましょう。

グループディスカッション

ワークショップ型のインターン選考ではグループディスカッションが行われます。面接の代わりにグループディスカッションが用いられる理由として、NTTデータには「多様な仲間と一つの目標を創り出し成し遂げる」という理念があるためと思われます。仲間との協調性を大切にしつつグループディスカッションでは積極的にリーダーシップを発揮することが大切です。以下は過去に出題されたテーマです。

グループディスカッションテーマ

  • 今後の社会がIT技術でどう変わるか
  • 日本の学生の英語力を上げるには
  • 大企業と中小企業の違いとは
  • オリンピック・バラリンピックに新種目を追加するとしたら など

※今年はコロナ禍のためオンライン参加によるグループディスカッションとなります。

インターンシップ参加は早期選考につながる可能性が高い

NTTデータのインターンシップ参加は本選考に有利となる可能性が高いと言えます。実際に一部の参加者だけが参加できるイベントが開催後に行われ、エントリーシートの添削やOB・OGの紹介、早期選考の案内が来る場合も過去にあったようです。

NTTデータを志望し、早期選考ルートに乗りたいと考える就活生はインターン参加をおすすめします。

【まとめ】NTTデータのインターン選考突破の鍵は書類選考にあり

NTTデータの会社概要やインターンシップの内容、選考の対策などについてご理解頂けましたでしょうか。

インターン選考には面接がなく書類選考で多くの応募者がふるいにかけられる傾向があるため、まず書類選考が選考突破の鍵となります。十分な自己分析と企業研究をしてエントリーシートを完成させましょう。

そしてインターンに参加できた折には大いに熱意やリーダーシップを発揮し、早期選考のルートへつなげるよう心掛けることが大切です。

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