「NHKのインターンに参加したいけど、対策ってどうしたらいいの?」
「NHKのインターンに参加した人の体験談が知りたい」
将来NHKで働きたいと考えていたり、放送業界で活躍したいと思っている学生はNHKのインターンが気になるのではないでしょうか。
NHKは、言わずと知れた、日本の公共放送を担うことを目的として設立された特殊法人です。放送業界は毎年人気の業界のため、働きたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
今回はそんなNHKでのインターンの概要や選考方法、対策について説明します。さらに、過去にNHKのインターンに参加した学生の体験談もご紹介していきます。NHKのインターンに参加して、夢の放送業界への就職の切符を掴みましょう!
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【23卒向け】NHKが募集するインターンの概要
今年は、NHKを体感できる多彩なコンテンツをオンラインで受講します。
インターンの特徴と内容
特徴
- 全国・世界で働くNHK職員が仕事ややりがいを教えてくれる
- 実際に働いている先輩職員の話を通して、NHKの仕事についての理解を深める
- NHKの最前線の取り組みが知れる
内容
- 災害報道や若手職員の本音トークなど幅広いコンテンツから学べる
〇命を守る 災害報道
〇海外の最前線の現場から
〇番組づくりの舞台裏
〇若手職員の本音トーク
〇お役立ち情報 - 職種別インターン
職種別インターンの内容
◆ジャーナリストコース
模擬取材と原稿作成、提案実習やリポート実習を通して、公共メディアで働くジャーナリストがどのような視点で社会を見つめ、発信に結び付けているのか体験します。
◆コンテンツ・クリエイターコース
NHKの番組制作に携わる職員との交流や提案作成実習を通じて、番組制作現場の仕事と魅力を体感します。
◆メディア・マネジメントコース
将来の公共メディアとしてのあり方や可能性について自由に発想しながら、自分にあった仕事や今後磨きたい専門性を見つけます。
◆メディア・エンジニアコース
現場で活躍するエンジニアや研究者との交流を通して、放送の仕組みを学び、未来の放送を考えていきます。最先端テクノロジーを開拓する公共メディアの技術業務の魅力・醍醐味を体感し、自分にあった仕事や今後磨きたい専門性を見つけます。
◆地域で働くことに関心のある学生のためのオンラインインターンシップ
地域に根ざして働く職員たちの活躍を伝えるとともに、地域職員の制度などにも理解を深めるコースです。地域放送における仕事全般を実習予定です。
開催時期
2021年9月15日~9月17日の間の3日間
(詳細はNHKホームページに順次掲載予定)
応募資格
2021年4月1日現在で大学等に在学中の方
※大学等とは、大学院・4年制大学・短期大学(修業年限2年以上)・高等専門学校(専攻科含む)および専修学校専門課程(修業年限2年以上)をいいます。
応募方法
- NHK公式ホームページまたはマイナビからエントリー
- ES提出
- 参加者決定
NHKが求める人物像
NHKが求める人材としては、
- 高い倫理意識を持つ人材
- 創造性がある人材
- 効率性を徹底する人材
- 国民に信頼される人材
をあげています。公共放送のNHKだからこそ、国民の視点に徹底的に立ち、国民が求めることを実行できる職員を求めていることが伺えます。
これらを踏まえ、選考では次のポイントを伝えられるように準備しましょう。
国民に寄り添う姿勢
NHKは公共放送という性質柄、視聴者に寄り添う姿勢が大切です。NHKの職員は全国様々な地域に配属されるため、その地域社会に貢献することが求められます。そのため、自分本意ではなく、相手に寄り添う行動をしてきたことを伝えられるようにしましょう。
チャレンジ精神
近年、放送業界では若者のテレビ離れが問題になっています。次世代メディアが次々と台頭し、それらと共存していかなければなりません。そのため、放送局は現状に満足するのではなく、新たな挑戦をしていく必要があります。選考では、学生時代にどのようなことに挑戦して、それを成し遂げてきたという行動が伝わるストーリーを盛り込みましょう。
プロフェッショナル
NHKの採用は、その道のプロになる素質を持った人材を探しています。自分自身が希望する職種になぜなりたいのかは必ず説明できるようにしましょう。また、その職業になるために、どのような努力を行ってきたのかを明確に伝えられるようにしましょう。
NHKインターン選考のポイント
放送業界はOB・OG訪問を行った学生のほうが就活では有利だと言われています。そのため、できる限りOB・OG訪問を行ってから以下のことに気をつけて選考に臨みましょう。
NHKの採用倍率は100倍以上!?
NHKの採用倍率は、職種によっては100倍以上とも言われています。公共放送のため、超安定企業なので就活生からも人気があります。そのため、インターンにもそれなりの人数が応募してくることが予想されます。人気の企業なのでしっかりと対策をして臨みましょう。
ES対策
NHKのES対策は「文章力」が最も重要です。ESでは以下のような記述をします。
・資格・免許・検定(名称、取得年月日)、表彰、所属学会等 :80 文字
・部活動・サークル活動・ボランティア活動(活動時期・役名等)、 アルバイト等: 80 文字
・よく見る番組・ニュース・動画等(※NHKに限定しません): 80 文字
・NHKに興味をもった理由を述べてください。(必須) :80 文字
・これまでに打ち込んできたことを述べてください。(必須): 150 文字
・NHKオンラインカレッジで学んでみたいことを述べてください。(必須): 150 文字
・自由記述欄: 150 文字
このように、どの記述も文字数が少なく設定されているため、わかりやすく端的に記述する能力が求められます。ライバルは難関大学の学生が多数応募することが予想されるため、既に高い文章力も持ち合わせた学生が応募します。文章力に自信のない人は、文章の書き方を今一度勉強してから提出することをオススメします。
NHKインターン参加者の体験談
ここでは、NHKのインターンに実際に参加した就活生の体験談をまとめました。
立命館アジア太平洋大学 記者志望
会社・社員の雰囲気や対応はいかがでしたか?
基本的に和やか。つい指導に熱が入ることもあるが、その内容は的確で勉強になることが多かった。新聞などの記者とは異なり、人当たりの良い方がとても多かった。取材対象に質問をして映像を撮るという、重労働に鍛えられたテレビ記者ならではないだろうか。
この企業のインターンを通して学んだことを教えてください
新聞記者とのちがい。まず原稿がまるで違う。耳から理解しやすいようにまとめるのは慣れが必要だ。また取材したのち、さらに撮影を依頼するテレビ記者の仕事は、新聞から見れば「二重作業」ともいえる。しかしそれさえ乗り越えれば、ひとのこころに響く報道ができると考えた。
この企業のインターンを受ける後輩にアドバイスをお願いします
NHKは多様な(経験を持つ)人材を求めているように思います。全国津々浦々の地方局や多数の海外支局を持っていることから考えれば当然でしょう。また先方はひとを観るプロです。ひととなりに注目していますから、選考や研修では等身大でいることが賢明です。
大学名非公開 ディレクター志望
会社・社員の雰囲気や対応はいかがでしたか?
基本的に親切で真面目そうな方が多かったです。そして、人事の方も含めて話してみると意外とフランクな方が多いです。会社自体も非常に大きい施設なので、当然たくさんの人がいました。会社そのものは大きすぎて迷子になりそうです。
この企業のインターンを通して学んだことを教えてください
一緒にインターンにいた学生の方からも非常に学ぶことが多かったと思います。NHKは「リアルは一色じゃない」というキャッチコピーを掲げておられますが、本当にユニークで個性派な学生たちが集まっていたなと思います。
この企業のインターンを受ける後輩にアドバイスをお願いします
当たり前のことですが、就活以外にも趣味や部活などの活動をしっかり取り組んで人として豊かな人間になっておいた方が良いと思います。また周りのレベルに臆さず、しっかり自分の意思を固めたり自分自身に自信を持つことも忘れないようにしてください。
【まとめ】NHKのインターンに参加して憧れのテレビ局への切符を掴もう!
NHKのインターンに参加することで、NHKの仕事内容が明確になるだけでなく、放送業界について深く学ぶことができます。また、志望の職種についても詳しく知ることができる貴重な機会なので、入社後のギャップも少なくなります。
将来NHKを目指す人や放送業界で活躍したいと考えている人はNHKのインターンに参加して、就活を有利に進めましょう!