就活生であれば皆さん一度は利用したことがあるであろう就活サイト「リクナビ」。そのリクナビやホットペッパー、じゃらんなど多岐にわたる事業を展開しているのがリクルートです。大手企業のインターンシップを経験したいと思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなリクルートのインターンシップについて徹底解説していきます。
以下の記事は、今回の内容と関連していますのでぜひ合わせてご覧ください。
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【23卒必見】リクルートのインターンシップ概要
リクルートが行うインターンシップは、「WOW INTERNSHIP」と呼ばれ、ITプロダクトを介したサービス提供を通じて世の中を変革してきたリクルートが主催する、学生向けピッチイベントとして行われます。教育、住宅、結婚、旅行、飲食、美容などあらゆる領域での課題に向き合い、世の中の変革する事業を生み出してきたリクルート。
そんなリクルートのインターンシップでは、チームごとに異なる領域を担当し、新規事業・プロダクトの企画立案を行い、リクルートの経営層に対して最終発表(ピッチ)を行います。2日間という短い期間で、リクルートならではのナレッジとリソースを武器に徹底的に、顧客目線にたった課題設定・課題解決に取り組むことができる有意義なインターンシップです。
学年や経験、ビジネスアイディアやITのスキルは一切求められておらず、この2日間で「自分の力を試したい」「マーケットを変革するような事業・ITプロダクトを立案したい」そんな人材の参加が求められています。
リクルートのインターンシップ参加については、2021年4月からエントリー、選考が行われており、現時点(2021年6月現在)では全てのインターンのエントリー受付は終了しております。ただ、追加開催の可能性もありますし、来年度の参考にもなると思いますのでチェックしておいて損はないでしょう。
チームで新規ビジネス・プロダクトの立案を行う
リクルートで行われるインターンシップでは、事業開発・ITプロダクト企画と同様に、徹底的な顧客視点と解決すべき課題の特定から解決するまでの新規ビジネス・プロダクトの立案までをチームで行うことになります。
世の中の人々の生活、マーケットの声にどこまで寄り添えるのか。それがリクルートのインターンシップで優れた提案を行えるか否かの大きなポイントです。最善のアウトプットに繋げられるよう、リクルートが持つ顧客視点からの課題設定や解決ナレッジを最大限に活用しましょう。
膨大なフィードバックで急速に成長できるインターン
リクルートのインターンシップは、1チームあたり3〜4名の少数精鋭なチーム構成で行われ、ビジネス・プロダクト立案に集中できる環境が整っています。各チームには、数々の事業成長を牽引し、事業企画や開発・ITプロダクトに従事してきた経験豊かな社員がメンターとしてサポートを行ってくれます。
最前線で活躍している社員のリアルな知見に裏打ちされた妥協なきフィードバックや、個人の能力開発に厳しくも手厚く向き合うメンタリングを実施してもらえるそうですので、自分自身の成長にもつながるインターンシップとなるのではないでしょうか。
最優秀チームには賞金10万円
リクルートのインターンシップでは、参加者全員に対して参稼報酬が支払われます。その額なんと6万円。この参稼報酬だけでもかなり驚きですが、優秀なアイディアへの報酬として、最も優れたアイディアを提案したチームには10万円が授与されるそうです。
自分自身で考えて導き出した内容を評価してもらえることは、非常に嬉しいですよね。
リクルートインターンシップ募集要項
2021年度リクルートが募集していたインターンシップの募集要項は以下の通りです。
- 実施期間
①事前説明会:2021年7月9日(金)
インターンシップ本番:2021年7月17日(土)〜2021年7月18日(日)
②事前説明会:2021年9月3日(金)
インターンシップ本番:2021年9月11日(土)〜2021年9月12日(日)
※事前説明会への参加も必須
※事前課題提出の可能性有
- 応募締切
一次締切(7月開催):2021年4月1日(木)13:00
二次締切(9月開催):2021年6月16日(水)13:00
※ 一次締切までにエントリーシートを提出いただいた方は再エントリーはできません
- 報酬
・参稼報酬6万円を全員に支給
・最も優れたビジネスアイディアを提案した最優秀チームには賞金10万円
- 実施場所
開催形式は未定。新柄コロナウイルスの感染拡大状況を鑑みてオンラインでの実施、あるいは東京リクルート本社および近隣の会場予定での実施を検討。
東京リクルート本社および近隣の会場で実施の場合、参加者全員に対して交通費、一部対象者飲み宿泊費を支給。
- 応募資格
大学1年生以上で就業経験のない方
リクルートインターンシップ選考フロー
リクルートのインターンシップの選考フローは以下の通りです。
①リクルート特設サイトよりエントリー
サイトにある「ENTRY」をクリック。
※②のエントリーシートの提出まで完了すると、エントリー完了となります。
②エントリーシートの提出
エントリーシートの提出を行います。2021年の提出期限は以下の通りでした。
一次締切(7月開催):2021年4月1日(木)13:00
二次締切(9月開催):2021年6月16日(水)13:00
※応募は2段階となり、個人情報を登録された方にはエントリーシート提出フォームが送付されます
※エントリーシート提出完了を持って、応募完了
※一次締切までにエントリーシートを提出いただいた方は再エントリーすることができません
③通過者へ連絡
書類選考の結果、合格された方のみに次回選考の案内が届きます。
④一次面接
面接の詳細は書類選考者のみに案内されるそうですが、面接はオンラインで行われます。
⑤二次面接・WEBテスト
二次面接もオンライン面接で行われます。オンライン面接とWEBテストの結果を併せて選考が行われます。
⑥合格通知
全ての選考が終了したのち、合格者に通知されます。
高倍率であるリクルートのインターンを突破するには?
大手企業とだけあって、リクルートのインターンシップは高倍率と言われています。ここからはそんな高倍率を勝ち抜くためのポイントを解説してきます。
エントリーシートは求める人物像に沿ったものを
インターンシップに参加するための第一歩として大切なのがエントリーシートです。期限内に提出することは当然ですが、もっとも重要視されるのが内容です。過去のリクルートのインターン選考のエントリーシートでは、以下のような内容が問われています。
- テーマ種別を選択(起業、プロダクト開発、研究、資格取得、インターンシップなど)
- テーマの詳細を教えてください(100文字以下)
- どのような成果があったのか教えてください(200文字以下)
- 自分自身の役割を教えてください(100文字以下)
- 背景とこだわりを教えてください(400文字以下)
リクルートのインターンシップで提出するエントリーシートでは、全体を通して「リクルートの求める人材像に沿っており、リクルートのインターンシップで活躍できる素養を持っている」ということをしっかりアピールすることが大切です。
いずれも文字に制限がありますので、要点をしっかりとまとめファクトベースを意識して書くように心掛けましょう。
成果について記載する場合は、単純に「活動内容と結果」だけを書くのではなく「なぜこの目標を立てたのか、それに対して自身のどのような人柄や長所を活かして取り組んだ」など、取り組みに対する中身まで書くようにしましょう。
次に、自分自身の役割についてです。この設問は「どのような成果があったのか教えてください」という設問に付随するものになります。「自身が担った役割や立場」を明確にし、「活動内容や成果」の具体性を増すことができる文章を心掛けましょう。
背景とこだわりについては、動機を主に問われています。「あなたはなぜこの活動に取り組もうと考えたのか」「取り組む際に一番心掛けていたことは何か」など、自分自身の「価値観やバックグラウンド」をアピールするようにしましょう。背景とこだわりに対する問いは、他の問いより文字数が多いため、まとめの意味でも全体の流れを包括した方向で書けるとよりわかりやすくなると思います。
オンライン面接は機材トラブルに注意
コロナ禍の影響で導入されることが多くなったオンライン面接。質問内容は、対面で行う面接と変わらず、オンライン面接でも話す内容に違いはないと言えるでしょう。
大きく異なるのは、「パソコンを使う」「画面越しでコミュニケーションを取る」この2点です。オンライン面接では、音声や映像にタイムラグが生じて「普段のテンポで会話ができない」と感じたり、「カメラを見て話したら良いのか画面を見て話したら良いのかわからない」という声も多々あります。
そのためにもオンライン面接を行う際は、会社中に画面がフリーズするなどのトラブルが起こるリスクを踏まえて、可能であれば機材を2台用意しておくと安心です。話している途中で面接が中断してしまったというケースもありますので、インターネットの接続状況も事前に確認しておきましょう。
過去の面接では、以下のような質問が行われています。
- 自己紹介
- 学生時代に頑張ったこと
- インターンシップ参加の志望動機
- 自分の長所と短所
面接は、緊張しますが気をつけていただきたいのは「自分の言葉」で話すことです。インターンシップに参加するために、「自分をよく見せたい」「うまく話さなければ」と思う気持ちはとてもよく理解できます。しかし、面接官は質問に対して適切に回答ができるかを重要視しています。すらすらと活舌よく話せるかどうかではないので、自分の考えを伝えることができるように事前に練習を行いましょう。
【まとめ】リクルートのインターンシップは確実にスキルアップができる
今回は、国内大手企業リクルートのインターンシップについて詳細を解説してきました。大手の企業とだけあって、インターンシップに参加するだけでかなりスキルアップできそうな内容となっております。労働に対して報酬が支払われますので、やりがいを感じることもできるのではないでしょうか。
しかし、リクルートのインターンシップは非常に倍率が高い傾向にありますので、事前の準備をしっかりと行うことが大切です。