就活中のネイルはNG?良い印象を与えるためのポイント

2021年5月11日

普段からネイルをしている場合、就活中であってもおしゃれとしてネイルを楽しみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、就活中にネイルをしていると面接官にどのような印象を持たれるのか、どうしてもネイルをして就活を行いたい場合のポイントについてまとめています。

また、こちらの記事は今回の記事と関連している内容ですので合わせてご覧ください。

https://saiyo-bank.com/12815/

https://saiyo-bank.com/2788/

基本的に就活中の派手なネイルはNG

就活で内定を勝ち取るために重要な面接。「派手な髪色だと印象が悪いだろう」と考え、髪を暗くする方も多いと思います。

それと同様でネイルも派手な色味や奇抜なデザインは、就活時NGです。就活中で、大切なのは清潔感。スーツの着こなしはもちろんですが、頭髪やメイク、ネクタイの色、指先の細かい部分まで面接官は目を光らせています。

就活中のネイルNGの理由は?

就活中のネイルは控えた方が良い理由がこちらです。

  • 不衛生に見える場合があるため
  • 業務支障が出るため
  • 社会人としての資質を問われる

不衛生に見える場合がある

自分自身では綺麗なネイルを行っているつもりでも、見る人にとっては不快に思ったり、不衛生に見える方もいらっしゃいます。感覚は人それぞれですが、ネイルをあまり快く思っていない方が面接官だった場合、ネイルを施した就活生に対していい印象を持つ可能性は低いでしょう。

自分の意見をしっかりと述べることができたとしても、身だしなみで悪い印象を与えてしまうと内定を逃す可能性もゼロとは言い切れません。就活はあくまで社会人としての資質を問われるものなので、「おしゃれな人」よりも「社会人としてのTPOを守ることができる人」なのかを見られていると思った方が良いでしょう。

業務に支障が出るため

ネイルを行っていると、業務に支障がでる業界もあります。特に食品業界、飲食業界などでは、誤ってネイルの破片が食品に混入した場合、会社にとって大きな痛手となります。顧客からの信用は無くなりますし、取引を打ち切る可能性も考えられます。

そのようなトラブルを事前に防ぐために、食品業界や飲食業界では面接時にネイルを行っている就活生を採用する可能性はとても低いのではないでしょうか。

社会人としての資質を問われる

社会人となると、取引先の企業や顧客となる消費者と直接やりとりを行う場面に遭遇することも考えられます。仕事をする上で、大切なのは企業や消費者からの信頼です。あなたも無意識のうちに、「この企業は信頼ができる」「次もこの人から商品を買いたい」そう思って商品を購入したり、サービスを選んでいるのではないでしょうか。

しかし、派手なネイルやTPOに合っていないネイルをつけていると「この人は社会人として、きちんと仕事ができている人なのだろうか」と疑問を抱くことになります。ちょっとしたミスでも「やっぱりあの人は仕事ができないような気がしていた」と思われる原因となるかもしれません。

就活で避けたいNGネイル

派手なネイルとは具体的にどのようなデザイン・色を指すのかを解説していきます。

色味が派手過ぎるネイル

自分では派手ではないと思っていても、第三者から見ると派手に見えることもあります。特にキラキラしているラメ、紺や黒など原色カラーなどは目立ってしまうので避けるようにしましょう。

社会人となれば、名刺を交換する機会が増えます。名刺を交換する際は、目線が指先に行くことになります。その時に恥ずかしくないような色味は面接でも避けたほうが良いです。

飾りがたくさんついているネイル

飾りがたくさんついているネイルは可愛いですが、見る人によっては「そんなにたくさん飾りがついていて、きちんと仕事ができるのか?」と思われることもあります。

面接では試験官に「この人と一緒に仕事をしたい」と思ってもらえることが大切ですので、「一緒に仕事をして大丈夫だろうか」と思われるようなネイルは避けるようにしましょう。

見た目は実用的ではないネイル

実用的ではないネイルとしては極端に爪が長いネイル、形が特殊なネイルなどが挙げられます。社会人になると「爪が長いので〇〇ができません」など言い訳が通用しません。個人的な趣味や流行りのデザインのネイルにするのは個人の自由ですが、企業で働くことを考えると実用的ではないネイルは行わないほうが良いと言えるでしょう。

そのため就活中に、そのようなネイルを行っているとどんなに優秀な考えや経歴を持っていたとしても内定をもらえないかもしれません。

就活時にネイル厳禁の業界とは

就活時に派手なネイルは行わないほうが良いとお伝えしましたが、ここからはネイル自体を行わないほうが良い業界を紹介していきます。自分の希望する業界が当てはまっているか確認しながらご覧ください。

①飲食業界

飲食業界は衛生面に最新の注意を払っている業界ですので、ネイルの色やデザインにかかわらずNGです。あなたがこれまで飲食店などで食事をした時を思い出してみてください。おそらくネイルを付けているスタッフはいなかったと思います。

それだけ飲食業界では厳禁とされていますし、ネイルをつけた状態では調理や清掃の作業を丁寧に行うことができません。そのため、ネイルを付けた就活生を採用する可能性は低いでしょう。

②医療業界

大切な命を扱う医療業界。ネイルをつけることなんて言語道断と言えるでしょう。ネイルはもちろんNGですが、長い爪もあまりよく思われていません。爪が長いことで患者に怪我を負わせてしまうこともありえるからです。

万が一、患者に怪我を負わせてしまった場合やネイルが医療品の中に混入してしまった場合、それが原因で命を落とすことになると病院として信頼を失ってしまいます。命に関わる業界だからこそ面接でもネイルは行わずに挑んだほうが良いでしょう。

③接客業

接客業と聞くと、華やかなイメージがありネイルも許されるのではないかと思いますが、ネイルをつける事はできません。ホテルのフロントや窓口業務を行う接客業では、清潔感が大切です。中には入社後にネイルが許される場合もありますが、接客業の面接では基本的にはネイルを行わないほうが良いでしょう。

④公務員

公務員は若い方から年配の方まで幅広い人と接する機会がありますので、少しでも落ち度を無くすためにはネイルを行わないほうが無難です。面接時も同様にネイルを行わずに自爪で望んだほうが清潔感があって、良い印象を持ってもらえることができるでしょう。

自爪のケアを忘れずに

就活中のネイルは、基本的には自爪が理想です。しかし、爪がかなり伸びていたり、爪の間にゴミが挟まっているなど不潔な印象を与えそうな心配がある場合は以下のようなケアを行いましょう。

保湿した綺麗な指先

「自爪のケアなら爪が短ければいいんだろう」と勘違いする方が多いのですが、実はネイルケアの基本は乾燥対策なのです。ささくれがあったり、爪の生え際がガサガサしていると印象はあまりよくないですよね。

ハンドクリームとネイルオイルで爪先までしっかり保湿を行うと、清潔感のある爪となります。

爪の形を整える

まず伸びた爪を切り、やすりなどを使って形を整えましょう。事前に指先をお湯につけて爪を柔らかくすることで作業がしやすくなります。わざわざお湯を準備するのが面倒だと思う方は、お風呂上がりにケアすることがおすすめです。

甘皮の手入れをする

ドラッグストアなどで販売されている市販の甘皮処理ツールを用いて、甘皮処理を行いましょう。やりすぎてしまうと傷ついて、見栄えが悪くなってしまうので丁寧に慎重に行ってください。ちなみに、綿棒でも代用することができます。

爪を磨く

爪を磨くためのセットも市販で売られているものを活用します。爪を磨く際は、同じ方向に爪磨きを動かすことでより綺麗に仕上がります。

爪磨きは爪の表面を削って綺麗にするので、色々な方向に動かすと爪の表面が凸凹になるので注意してください。爪を磨いた後の保湿もお忘れなく。

ネイルOKと言われている業界

基本的に就活中の派手なネイルはNGとご紹介しましたが、ネイルをしていても問題がない業界もあります。その業界がこちら。ファッションや美容業界などはネイル容認となっているようです。

  • アパレル業界
  • 化粧品業界
  • ベンチャー企業
  • 私服での選考を行う企業

ただし、色味には注意が必要です。クリアやベージュなどの目立ちにくい色がおすすめです。ベージュは、肌に馴染みやすいですし、オフィスカラーのネイルでは大変人気があります。一見地味そうな印象がありますが派手ではない色味は就活には最適な色だと言っていいでしょう。

また、女性らしさを演出したいのであれば薄ピンクもおすすめです。薄ピンクは、清潔感のある印象を与えることができます。こちらもオフィスで使用するネイルとして人気のある色です。

ベージュと薄ピンクを塗って気をつけていただきたいのが、ストーンなどの飾りはつけないということ。就活中のネイルは基本的には単色のマニキュアを塗るだけにしましょう。パールであれば少量のものだと問題ありませんが、自分で判断するのが難しい方は単色だけ利用するのがおすすめです。

ちなみにジェルですと、長持ちはしますが自分でオフする事はできませんし、伸び切った爪で面接に行く事はご法度です。自分自身で手入れができないネイルは避けるようにしましょう。

TPOを守ったネイルで就活を乗り切る

今回は、就活時におけるネイルについて解説していきました。ネイルOKな業界、ネイルNGな業界とありますが、その企業で実際に働く際にネイルをして良いのかを考えて面接に挑むことが大切ではないでしょうか。

大前提として、面接は面接官との受け答えが非常に重要となってきます。良い印象を持ってもらうための一つとして綺麗な指先を心がけるようにしましょう。

  • B!