パーソルキャリアは、パーソルホールディングス株式会社の子会社で総合人材サービス会社です。パーソルホールディングスは、リクルートホールディングス、パソナに並び国内の人材業界売上高トップ3にはいっています。
パーソルキャリは現在、全国主要都市に31拠点、従業員数5000人以上と成長を続けています。また、人材サービスの歴史は60年と長く「働きがいのある会社」に8年連続でベストカンパニーに選ばれています。
そんな人気と知名度の高いパーソルキャリアに転職をしたいと考える人は多く、入社を希望しても普通の対策だけではそう簡単にはいきません。
そこで今回は『パーソルキャリアの中途採用情報』をご紹介します。中途採用で募集している職種や過去の面接で多かった質問内容とその対策など転職を考えている人が知りたい情報を解説していきます。では、さっそく見ていきましょう。
パーソルキャリアの中途採用で募集している職種
マーケティング
「doda」のデータサイエンティスト
転職サービス「doda」を利用する個人の集客戦略を企画・策定する部門です。個人の様々な行動データを基にしたデータプラットフォーム用いて、各種分析から施策企画・検討まで幅広く行います。
- Python、R、SQLなどのプログラミング言語を用いた解析やモデル開発(レコメンド、需要予測、最適化、CRM分析など)
- 数理統計や機械学習の活用
「doda」のプロダクトマネージャー(サービス企画)
中途転職採用サービス「doda」の法人、個人向けプロダクト/サービス企画を担当します。求人情報、スカウト、人材紹介などの様々なサービスや利用可能なデータを活用していきます。
- データを活用した新たなマッチング機能の企画
- サービス提供の基盤となるアプリを活用した新たな機能企画
「doda」のデジタルマーケティングプランナー
dodaへの集客最大化を図るための様々なデジタルマーケティング、プロモーション施策を担当します。
- dodaのデジタルマーケティング・プロモーションの実施
- 担当メニューの効果改善に向けた課題・仮説立案、検証設計、施策・振り返りの実施
- 広告代理店、各パートナー等との折衝
- コミュニケーションプランニング、メディア選定、バイイング
- クリエイティブディレクション
コーポレート
パーソルキャリアの事業企画・戦略立案の業務を担当します。
- 事業づくり、中期事業計画策定 (マーケット分析、ターゲッティング、競争優位性の創出、事業戦術立案)
- 各担当(商品企画/募集企画)と共に、事業計画の達成施策の実行
- 年度/月次での数値計画のPDCA管理
- 各種ルール・ガイドラインの策定などの業務企画、管理
- 各事業の生産性向上・BPRの推進などのバックアップ
エンジニア
BITA統括部の業務システム企画担当(ITコンサルタント)
BITA統括部は、ビジネス・データ・アプリケーション・インフラの各領域におけるIT専門のシステム部門です。主な仕事は以下の通りです。
- 企画・構想(施策の課題と目的の設定、投資対効果の測定、AsIs-ToBe業務分析、ソリューション提案、RFP作成、ベンダー選定)
- プロジェクトマネジメント:進捗等の管理、サービスイン後の投資対効果(KPI・KGI達成状況)の評価
- 小規模エンハンスの高速改善マネジメント
「doda」のデータエンジニア
パーソルキャリアの膨大なデータを様々な視点から分析し、dodaなどのデータに関わる幅広いエンジニアリング業務に携わっていきます。
- データ分析サービス開発
- 分析プラットフォーム開発
- データエンジニアリング業務
上記の 「BITA統括部」や「P&M本部」の他にもインフラ基盤統括部、エンジニアリング統括部、サービス開発統括部、新卒事業部などでもエンジニアを募集しています。
パーソルキャリアの中途採用選考フローと面接対策
選考フロー
- エントリー
- 書類選考
- 面接(2~3回)
- 内定
過去の面接で多く出た質問とその対策
- なぜ人材業界なのか、なぜパーソルキャリアなのか
- 5年後どうなっていたいか
- 今までの最大の挫折体験。それをどう乗り越えたのか
対策① 1つのことを深堀りする面接スタイル
パーソルキャリアでは、いくつもの質問をするのではなく、1つのことに対して深堀りする傾向があります。過去の出来事や実績など、その人が何を感じ、どう動き、どんな結果を得られたのか。ストーリーのように頭の中で整理して伝えると良いでしょう。
例えば「なぜ転職しようと思ったのか」という質問から始まり「転職を考えている理由」「転職という選択肢を選ばないと解決できないものなのか」「なぜ人材なのか」「なぜパーソルキャリアなのか」「なぜ今転職をする必要があるのか」など。どんどん質問が続きます。
その人の「人間性」を重視している意味もありますが、軸が通っているか、整合性や論理性も見ています。ここで言葉が詰まってしまうと次の選考に進めない恐れがあるので、面接官の「なぜ」にしっかり答えられるように準備しておきましょう。
対策② パーソルキャリアの企業研究、競合他社の研究も忘れずに行う
上記でお伝えしたように、パーソルキャリアでは過去の出来事を1つ深堀りする。そして「なぜパーソルキャリアなのか」も深く追求していきます。
そのため、パーソルの企業研究だけでは「他の会社でも良いのでは?」と思われてしまうため、他の企業とパーソナルキャリの違いもしっかり理解しておきましょう。
さらに、パーソルキャリアでは「ミッション・バリュー」や ビジョンである「はたらいて、笑おう。」を実現するための人材を求めています。そのため、このミッション・バリューは採用基準にも影響するため、内容を念頭におきながら面接対策を進めていきましょう。
パーソナルキャリアの働く環境と制度
働く環境
■リモートワーク
一人ひとりに最適のワークスペースを選択することで、限られた時間を 有効に活用しより効率よく業務を行うことを推奨しています。
■フレックス制
コアタイムありの1ヶ月ごとのフレックスを導入しています。
■フリーアドレス
集中したいときは個室やスペースが区切られた場所へ、刺激がほしいときは社員同士で会話をしながらアイディアを生み出すきっかけになど、その日の気分や、その日の業務の内容によって座席を自ら選ぶことができます。
■産休~復職に向けてのガイダンス
産休前のメンバー向けガイダンス(産休~復職に向けての制度説明・復職に向けてアドバイス)や復職者に向けたガイダンスにて、社員のサポートを実施しています。
キャリアチャレンジ制度
自分のキャリアデザインと成長のために、異動希望を出すことができる制度です。年に2回(5月と11月)に募集を行っています。
オープンポジションは常に社内ポータルで開示されるため誰でもチャレンジすることが可能です。
カレッジ(育成)制度
中途採用で入社したキャリアアドバイザー(CA)、リクルーティングアドバイザー(RA)、リクルーティングコンサルタント(RC)、プロジェクトエージェント(PA)を対象に、それぞれの業務がスムーズになるよう入社後1~3ヵ月間をかけてトレーニングを行います。
座学で業界知識やそれぞれの職種の業務の流れを学んだり、キャリアカウンセリングや営業のロールプレイングなど実技も含めたトレーニングを行います。
まとめ~パーソナルキャリアでは自分を探求することが大切~
今回はパーソルキャリアの中途採用情報について解説しました。
パーソナルキャリアでは広く浅く質問するのではなく、狭く深く質問が出されます。自己分析や企業研究を徹底しなければ答えられない質問が多いため、しっかり対策を行いましょう。