東京で就職するメリットは求人数の多さだけじゃない?就活のポイントを徹底解説!

2020年7月6日

地方で生まれ育った人のなかには、東京での生活に憧れて、東京で就職したいと考えている人もいるでしょう。しかし、ただ憧れているというだけでは上京する決心がつかなかったり、家族の理解を得られなかったりします。

そこで今回は東京で就職するメリットをいくつかご紹介します。あわせて、デメリットも紹介するので、東京で就活するかどうかを判断する材料にしてください。また、就職で後悔しないようにするポイントについても解説するので、参考にしてください。

東京で就職するメリット

地方出身者が東京で就職することにはいくつかのメリットがあります。地元との違いを知り、就活をする場所を決定するときの参考にしてください。

求人数が多い

東京は求人数が多い地域です。もちろん、仕事を探しているライバルも多いのですが、選べる仕事の数も多いということになります。自分が理想とする仕事をみつけるために、東京で就活するのも一つの手です。

与えられるキャリアアップのチャンスが多い

東京には多くの企業があるぶん、与えられるキャリアアップの機会も多くなります。また、ベンチャー企業のように自ら考え、挑戦する人を求めている企業も数多くあります。

活躍する場が多い職場に就職したい、働くことでより充実感を得たいという希望があるのであれば、将来キャリアチェンジをすることも視野に入れながら就活を進めましょう。

大手企業が多い

東京には大手企業がたくさんあります。大手企業への就職は、安定性がある・高収入を得られる・福利厚生が充実しているなどの理由から人気があります。人気のある大手企業に就職するためには、東京に住まなければならないということもあるでしょう。

プライベートが充実する

東京に憧れている人のなかには、休日にテレビで紹介されているスポットを訪れたいと考えている人もいるでしょう。東京で様々な場所に行き、多くの人に出会うことで充実したプライベートの時間を過ごすことができ、東京を離れられないという人もいます。

東京で就職するデメリット

東京に憧れて地方から上京してきたという人でも、結果的に東京で就職したことにデメリットを感じることがあります。地方出身者が東京で就職するデメリットにはどのようなものがあるのかをご紹介します。

物価が高い

東京は地方に比べて物の値段が高いことがほとんどです。家賃も高く、支払いが大変だと感じる人もいます。一人暮らしをすることができる収入を得られるかどうかを考えながら、就職先を選びましょう。

東京での生活に慣れることができない人もいる

地方出身者の中には東京での生活に馴染むことができずに、結果的に離職に繋がってしまう人がいます。

仕事が順調でも、満員電車が苦手で職場に行けなくなってしまう人もいます。また電車に乗らずに済むような場所に住もうと思っても、家賃が高すぎて借りることができないというケースもあります。

満員電車が苦手な人は、フレックスタイム制を利用して出勤時間をずらすなどの工夫ができるかどうかを確認しましょう。

また、実家を離れて暮らすことで家族や友人と会うことができずに、孤独を感じる人がいます。オンラインで通話できるアプリなどがたくさんあるので、環境を整えて気軽に会話ができるようにするといいでしょう。

就活で後悔する理由

東京で就活を行ない、希望の企業に就職できても、そのことについて後悔してしまう人もいます。東京で就職したことに後悔する理由は何なのかをご紹介します。

給与が十分ではない仕事を選んでしまい後悔する

東京で生活するには家賃をはじめお金がかかることが多くあります。地方の求人に比べて給与が高いと思って仕事を決めたにもかかわらず、実際に生活していくとギリギリの生活しかできなかったということもあります。

東京で就職したけれども一人暮らしをするには給与が十分ではなく、生活することができなかった。そのために地元に帰らざるおえなくなったというケースもあり、後悔する人がいます。

東京での就職にこだわってしまい後悔する

東京で就職する理由が明確ではなかったために、後悔してしまう人がいます。憧れる気持ちが強く、東京での就活にこだわってしまった。その結果、自分には合わない仕事に就いてしまい長続きしなかったという人もいます。

東京での就職で後悔しないようにするためのポイント


東京で就職した地方出身者には成功し、東京での生活を楽しむ人がいる一方で、就職したことを後悔して地方に帰ってしまう人がいます。東京で就職したことを後悔しないようにするためのポイントをご紹介します。

志望する理由を明確にする

志望動機が「東京にある企業だから就職したい」という理由になっていないかどうかを確認しましょう。特に東京への憧れが強い人は要注意です。東京に住みたいという思いが先行し、企業選びがおろそかになってしまいかねません。

この企業でなければならない、という理由が希薄だと選考にも落ちてしまうでしょう。就活を行なう場合は、企業研究をしっかり行なったうえで、この企業ではならないという理由を明確にしましょう。

インターンシップに参加しよう

企業によっては就職する前にインターンシップに参加できるというところもあります。インターンシップとは就職する前に、その企業で実際の業務を体験できるシステムのことです。

インターンシップは1日や2日といった短い期間のものから、何週間にも渡って行われるものもあります。インターンシップに参加する間に、通勤事情や社内の雰囲気について感じておくといいでしょう。

住む環境について事前にリサーチしましょう

仕事をはじめると、1日の大半の時間を職場で過ごすことになります。しかし、プライベートの時間も大切です。職場へ通える範囲に、家賃を無理なく払うことが可能な場所があるかどうか、居住する予定の周囲の環境はどのようなものかを確認しておきましょう。

また一人暮らしをするために必要な費用がいくらくらいなのかを計算しておきましょう。就職し、その給料で生活していけるかどうかも重要なポイントです。

先輩の意見を聞く

志望する企業には、同じような地方出身の先輩がいるでしょう。その先輩を尋ね、東京で就職することのメリットやデメリットを確認してみましょう。実際に働いている人からはリアリティのある情報を得ることができるでしょう。

自分が通う大学の出身者のなかに、志望する企業で働く人がいるかどうか確認しましょう。同じ大学出身者、同じ地方出身者がいないこともあるでしょう。しかし、他地域出身者でも、東京での暮らしに関する情報は得られます。OB・OG訪問をしてみましょう。

給与や福利厚生に満足しているか、東京の生活で困っていることはないかといった質問をしてみましょう。ただし、先輩が困っていることが、そのまま自分自身にも当てはまるとは限りません。

先輩が困っている原因が何なのか、それは自分にも当てはまりそうかどうか、また自分にとって重大なことかどうかを考えましょう。

東京で就職するメリットだけにとらわれず念入りにリサーチを!

東京は華やかなところ、楽しいところだとイメージしている人もいるでしょう。しかし、そればかりではありません。東京での生活のメリットばかりではなく、デメリットも考慮して、総合的に考え就活を行ないましょう。

事前に住む予定の地域の家賃相場などを調べたり、家賃相場などを調べたり、志望する企業で働いている地方出身者の先輩を訪ねたりして情報を得ておいてください。そのうえで就職先を決定し準備を行なえば、東京での生活を楽しむことができるでしょう。

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