塩野義製薬は、処方箋医薬品と医薬品をメインに開発している大手製薬会社です。それゆえ、塩野義製薬に就職したいと考えているライバルはとても多く、新卒で簡単に内定を取れるほど、甘い企業ではありません。しかし、他のライバルよりも綿密に塩野義製薬に受かるための対策を行えば、あなたも十分内定を掴みとることが可能になります。
この記事では塩野義製薬が新卒採用で募集している職種や、求める人物像、面接対策などについて具体的にまとめましたので是非、参考にして下さい。
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塩野義製薬は17種類の職種で新卒採用を実施している
塩野儀製薬は、17種類の職種で新卒採用を実施しています。ここでは10種類の職種をピックアップして、具体的な業務内容を紹介していきます。
創薬研究職
創薬研究職は、薬理評価研究や基盤技術研究、医薬科学研究や安全性研究などに携わります。
CMC研究職
CMC研究職は、プロセス科学研究や製剤技術研究、分析評価研究などに携わります。
臨床開発職
臨床開発職は、臨床開発や臨床薬理、開発薬理などに携わります。
臨床薬理職
臨床薬理職は、臨床開発や統計解析、データサイエンスなどに携わります。
開発薬事職
開発薬事職は、臨床試験の計画立案から実施、データ解析や申請業務などに携わります。
統計解析/データサイエンス職
統計解説/データサイエンス職は、開発戦略の検討や臨床試験のデザインと解析方法の立案、解析の実施や報告などに携わります。
MR職
MR職は、医薬品の有効性・安全性についての正確な情報を医療従事者へ提供することや、適切な情報の収集や伝達などに携わります。
ファーマコビジランス職
ファーマコビジランス職は、国内外の原料から製品に至る製造者への監査や支援、グローバル品質保証システムの構造推進などに携わります。
各種コーポレートスタッフ職
各種コーポレートスタッフ職は、人事総務や経理財務、マーケティングやサプライチェーンマネジメントなどに携わります。
事務系総合職
事務系総合職は、データ分析や管理、学術支援やマーケティング業務などに携わります。
塩野義製薬が求める3つの人物像
塩野義製薬が求める人物像にあなたが合っていれば、新卒採用で内定をつかみ取れる可能性は高まります。こちらでは塩野義製薬が求めている3つの人物象について具体的に説明していきます。
自分の夢に向かって挑み続けられる人
塩野義製薬は、患者様に希望を与えられるような新薬を作りたいという夢を持っている企業です。ただ、夢はそう簡単に実現するものではありません。塩野義製薬にも、開発の失敗やリーマンショックなど数々の壁が立ちはだかったのではないかと考えられます。しかし塩野義製薬は、そのような逆境を乗り越えて、高コレステロール血症治療薬の“クレストール”や世界初のオキサセフェム系抗生物質である“シオマリン”などの開発を成功させてきました。
塩野義製薬からは、夢を実現するまでは決して諦めないという思いを感じ取ることが出来ます。塩野義製薬は、このように自分の夢に向かって挑み続けられる人材を求めています。
責任感を持ち、主体的に行動できる人
塩野義製薬の中でも特に研究職の仕事は、失敗と成功の繰り返しであると考えられます。成功へと導くためには、製剤の基礎知識のみならず、各種レギュレーションやガイドラインなど、幅広い知識も取得していかなければいけません。幅広い知識を取得していくためには、主体的に学ぼうとする行動を起こしていく必要があります。
主体的に行動を起こすことは難しいように感じられるかもしれませんが、責任感を持つことで、自然と主体的な行動ができるようになると考えられます。なぜなら、自分の薬を待っている患者様がいるため、自分がしっかりと薬を作らなければいけないという意識を持つことが出来るからです。
塩野義製薬には、責任感を持ち主体的に行動できる人が集まっているからこそ、より良い薬を開発し続けていけるのだと考えられます。塩野義製薬は、このように責任感を持ち、主体的に行動できる人材を求めています。
失敗を恐れずに、自ら切り拓いていく姿勢を持っている人
塩野義製薬は温かい職場が特徴の企業です。たとえ分からないことがあったとしても、すぐに質問できる環境が整っており、一人一人の疑問に対しても真摯に向き合ってくれる上司もいます。なぜそのような環境を整えているのかというと、塩野義製薬にはそのような環境を活かして、失敗を恐れずに自ら切り拓いていく姿勢を持ってほしいという思いがあるからです。
そのような姿勢を持って業務に取り組むことで、他人の意見を取り入れながら自分の意見をしっかりと発言できる人材へと成長していけると考えられます。塩野義製薬は、失敗を恐れずに自ら切り拓いていく姿勢を持って、成長していってくれるような人材を求めています。
塩野義製薬の新卒採用における選考フローと面接対策
塩野義製薬の新卒採用は、どのような選考フローを踏んで、どのような質問を面接で聞かれるのでしょうか。それぞれを具体的に説明していきます。
選考フロー
新卒採用の選考フローは下記の6ステップで進んでいきます。
- ES
- 説明会・セミナー
- Webテスト・SPI
- グループディスカッション
- 面接
- 内定
上記は技術職の選考フローです。職種によっては説明会・セミナーやグループディスカッションが行われない場合もありますが、基本的に上記のような流れで新卒採用の選考が進みます。
過去に聞かれた質問内容と回答のポイント
塩野義製薬の新卒者向け面接では一般的な質問のほか、塩野義製薬をどのくらい分析しているのかを見極めるための質問をされる傾向があります。ここでは新卒採用で実際に聞かれた質問や回答のポイントについて説明していきます。
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会社に入ってから何を成し遂げたいですか?
どのような夢を持っている人材なのかを見極められている可能性があります。過去の情報を参考にすると「(希望する職種)で何をしたいのか?何を成し遂げたいのか?」という質問もされたそうです。塩野義製薬で何をしたいのか?他の会社ではなく、塩野義製薬でなければいけない理由は何なのかについて考えてみましょう。
キャリアビジョンや成し遂げたいことに関する質問は、新卒採用面接でよく聞かれる傾向があるため、必ず対策しておきましょう。
塩野義製薬で働く人の声
塩野義製薬で働いている人は実際どのように感じているのか、みなさんの声を紹介していきます。
塩野義製薬では「人々の健康を守るために必要な薬を提供する」という思いで行動できる人が活躍中!
塩野義製薬は「常に人々の健康を守るために、最も良い薬を提供する」というビジョンを掲げています。ビジョン達成のために、医療用医薬品を中心とした研究や開発、製造や販売活動などに今も力を入れています。しかし現在は、高齢化の進展や不安定な経済状況を背景に、後発医薬品の使用促進策の推進が加速されて、医薬品産業を取り巻く環境は厳しくなってきました。
そのような環境に対応するために塩野義製薬は、患者様に必要とされる画期的な医薬品の研究や開発に取り組んでいます。あなたもこのように「常に人々の健康を守るために、最も良い薬を提供する」というビジョン達成のために行動できる人材であれば、きっと塩野義製薬で活躍できるはずです。
塩野義製薬の待遇を紹介
塩野義製薬に入社しようと考えている新卒の方は、待遇面についても気になりますよね。ここでは塩野義製薬の平均年収や福利厚生について具体的に説明していきます。
平均年収は900万円以上!
有価証券報告書によると、塩野義製薬の平均年収は912万円でした。年齢別の平均年収は下記の通りです。
- 20代:322~704万円
- 30代:707~836万円
- 40代:818~1052万円
- 50代:1,017~1,117万円
- 60代:660~1,117万円
部長クラスになると、平均年収は1,500万円を超えるため、高収入も夢ではありません。
塩野義製薬は福利厚生も充実している
一部ではありますが、塩野義製薬には下記のような福利厚生があります。
- 雇用・労災・健康・厚生年金保険完備
- 慶弔休暇
- 看護休暇
- 介護休暇
- 公務休暇
- 子育て特別支援金
- 裁量労働手当
- 営業手当
- 食事手当
- 単身赴任手当
塩野義製薬は数十種類の福利厚生があり、とても充実しているといえます。
塩野義製薬の新卒採用を受ける前にもう一度チェックしよう
塩野義製薬は「常に人々の健康を守るために、最も良い薬を提供する」というビジョンを掲げています。そのため新卒採用面接では「ビジョン達成に向けて、どのようにして会社に貢献していくのか」といった点をアピールしてみましょう。その思いはきっと塩野義製薬に伝わるはずです。もう一度求める人物像や面接対策を確認して、新卒採用で内定をつかみ取ってくださいね。