味の素は、大手食品会社です。それゆえ、味の素に就職したいと考えているライバルはとても多く、中途で簡単に内定を取れるほど、甘い企業ではありません。しかし、他のライバルよりも綿密に味の素に受かるための対策を行えば、あなたも十分内定を掴みとることが可能になります。
この記事では味の素が中途採用で募集している職種や、求める人物像、面接対策などについて具体的にまとめましたので是非、参考にして下さい。
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味の素が中途採用で募集すると考えられる3つの職種
味の素は現在中途採用を実施していません。(2020年3月10日現在)そのためここでは、味の素が中途採用で募集すると考えられる3つの職種を具体的に説明していきます。中途採用が実施された場合、良いスタートダッシュを切れるようにしっかりと確認しておきましょう。
研究開発
研究開発は、細かく分けると3つの職種があります。
食品
食品は、独創的な素材や新製法の開発、商品の評価や品質保証の機能強化などに携わります。調味料や加工食品、健康ケア食品などの領域で「おいしさNo.1」を目指しています。
ライフサポート
ライフサポートは、電子材料事業向けの技術・商品開発に携わります。持続的な生産プロセスの構築を担う「モノづくり」に貢献しています。
ヘルスケア
ヘルスケアは、有用物質の製造技術・生産プロセス技術開発を行い、素材・原薬・技術を世界中の医薬や化成品企業に提供しています。商品・サービス発売後は、学術情報などの取得や提供を通じて、事業活動を支援しています。
セールス&マーケティング
セールス&マーケティングは、細かく分けると3つの職種があります。
食品
食品は、生活者のニーズやライフスタイルに関するデータを分析し、マーケティング・戦略立案・販促企画などに携わります。美味しくて体に良い食で、生活者の健康作りに貢献しています。
ライフサポート
ライフサポートは、人々の快適な生活実現に貢献する化成品や電子材料事業者向けの事業戦略立案・事業管理などに携わります。サスティナブルな社会の実現に貢献しています。
ヘルスケア
ヘルスケアは、素材・原薬・技術を世界中の医薬や化成品企業に提供するための製品開発・事業戦略立案・事業管理などに携わります。アミノ酸のレギュレーション対応力やサービス提供力を強みとしています。
コーポレート(デジタル)
コーポレート(デジタル)は、細かく分けると5つの職種があります。
デジタル
デジタルは、基礎解析から実装までを行うデータサイエンティストや、新規ビジネス立案を行うビジネスデジタルなどに携わります。デジタル技術を活用して、味の素にしかできないビジネスを生み出しています。
財務・経理
財務・経理は、グループ全体の財務戦略の策定と遂行をメインに携わります。他には資金調達や財務リスク管理、為替の管理や国内キャッシュマネジメントシステム運営なども担当します。
法務・知的財産
法務・知的財産は、グループ・グローバルでの法律相談や契約書の作成・審査などに携わります。国内外のプロジェクト案件を法務面からサポートしています。
人事・総務
人事・総務は、社員が自ら成長できる環境や活き活きと働き甲斐のある職場環境を整える制度などの企画立案・運用に携わります。
コミュニケーション
コミュニケーションは、味の素のメディア広報活動における戦略企画や立案、実行などに携わります。栄養・健康の観点から情報発信をする栄養広報や社員を対象とした社内広報などを担当します。
味の素が求める3つの人物像
味の素が求める人物像にあなたが合っていれば、中途採用で内定をつかみ取れる可能性は高まります。それでは、どのような人物像を求めているのか具体的に説明していきます。
リーダーシップがある人
味の素は「うま味の発見」を創業の礎として、世界各地域の文化に根差したビジネスを展開してきました。しかし、簡単にビジネスを展開してきた訳ではありません。社長は「アミノ酸の研究・開発で世界的なリーダーシップを発揮してきたからこそ、グローバルにビジネスを展開できた」と述べています。
それと同時に「味の素は独自技術を磨き、21世紀の人類社会の課題解決に貢献していきたい」と述べています。味の素は、社長に負けないほどの「リーダーシップ」を発揮して、味の素を成長に導けるような人材を求めていると言えるでしょう。
自分の足で課題解決の糸口を探せる人
味の素で活躍している人は「食品メーカーは様々な課題を抱えている」と述べています。例えば「専門店の味に近づけたい、風味を高めたいという課題が生まれる」と言っています。その中で、味の素で活躍している人は「課題解決のためにラーメン店を食べ歩き、どのようにしたら専門店の味と加工食品の味のギャップを埋められるか仮説を立てている」と述べていました。
このように味の素は「加工食品だから」と妥協せず、常に自分の足で課題解決の糸口を探していける人材を求めていると言えるでしょう。
ピンチをチャンスに変えられる人
営業として活躍している人は「話を全然聞いてくれないバイヤーさんもいますが、それを振り向かせられるかどうかが営業の醍醐味」と述べています。仕事をしていると、ピンチが訪れることもあるでしょう。しかしそこで諦めるのではなく、ピンチを乗り越えられるような行動をしていくことが大切だと考えられます。
実際に味の素で活躍している人は「銅のハートで押し通したり朝まで飲み明かしたりして、泥臭いやり方でピンチを乗り越えている」と述べていました。このように「ピンチはチャンスだ」と捉えることができる人材を、味の素は求めていると言えるでしょう。
味の素の中途採用における選考フローと面接対策
味の素の中途採用は、どのような選考フローを踏んで、どのような質問を面接で聞かれるのでしょうか。それぞれを具体的に説明していきます。
選考フロー
中途採用の選考フローは下記の5ステップで進んでいきます。
- 説明会・セミナー
- 座談会・懇親会
- ES
- Webテスト・SPI
- 一次面接
- 最終面接
上記は技術系研究開発職の選考フローです。職種によっては二次面接や三次面接もありますが、基本的に上記のような流れで中途採用の選考が進みます。
過去に聞かれた質問内容と回答のポイント
味の素の中途者向け面接では一般的な質問のほか、以前の職場でどのようなことを学んできたのかを見極めるための質問をされる傾向があります。ここでは中途採用で実際に聞かれた質問や回答のポイントについて説明していきます。
あなたが挫折した経験を教えてください。
自分の長所と短所を5つずつ教えてください。
あなたが嫌いな人はどのような人ですか。
味の素で働く人の声
味の素で働いている人は実際どのように感じているのか、みなさんの声を紹介していきます。
「味の素グループWay」を実践できる人材は味の素で活躍できる!
味の素の役員・従業員は「味の元グループWay」を実践して、日々切磋琢磨しています。「味の素グループWay」は下記4つで成り立っています。
- 新しい価値の創造
- 開拓者精神
- 社会への貢献
- 人を大切にする
味の素は活躍するメンバー全員でこれらを実践してきた結果、“食”と“アミノサイエンス”事業を通じて、様々な人に貢献する企業になりました。味の素は、次のステップとして「21世紀の人類社会の課題解決」に取り組もうとしています。
「味の素グループWay」を実践できて、味の素と共に21世紀の人類社会の課題を解決していきたいと考えている人材は、きっと味の素で活躍できるはずです。
味の素の待遇を紹介
味の素に入社しようと考えている中途の方は、味の素の待遇についても気になりますよね。ここでは味の素の平均年収や福利厚生について具体的に説明していきます。
平均年収は900万円以上!
有価証券報告書によると、味の素の平均年収は950万円でした。性別で分けると、男性の平均年収は1076万円、女性の平均年収は812万円です。部長クラスになると、平均年収は1,570万円を超えるため、高収入も夢ではありません。
味の素は福利厚生も充実している
一部ではありますが、味の素には下記のような福利厚生があります。
- つわり休暇
- 産前、産後休暇
- 育児休暇
- 育児短時間
- 短時間勤務制度
- 看護・介護休暇
- フレックスタイム制度
- 寮・社宅完備
- 住宅財務貯蓄
- 生活支援
味の素は休暇制度に力を入れていると言った特徴があると同時に、数十種類の福利厚生があり、とても充実しているといえます。
味の素の中途採用を受ける前にもう一度チェックしよう
味の素は「味の素グループWay」という考え方を大切にしています。そのため中途採用面接でも「自分はどのようなスキル・能力を通じて“味の素グループWay”を実践していけるのか」といった点をアピールしてみましょう。その思いはきっと味の素に伝わるはずです。もう一度求める人物像や面接対策を確認して、あなたも味の素の中途採用で内定をつかみ取ってくださいね。