日清食品は、大手食品加工会社です。それゆえ、日清食品に就職したいと考えているライバルはとても多く、新卒で簡単に内定を取れるほど、甘い企業ではありません。しかし、他のライバルよりも綿密に日清食品に受かるための対策を行えば、あなたも十分内定を掴みとることが可能になります。
この記事では日清食品が新卒採用で募集している職種や、求める人物像、面接対策などについて具体的にまとめましたので是非、参考にして下さい。
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日清食品が新卒採用で募集している4つのコース
そもそも日清食品はどのような職種で新卒採用を行っているのでしょうか。日清食品が募集している4つのコースについて、具体的に説明していきます。
ブランド・クリエーションコース
ブランド・クリエーションコースは、マーケティング部や宣伝部、広報部やブランド戦略室などへの初期配属を前提としたコースです。仕事内容は、日清食品の新製品企画やブランディング戦略の策定など日清食品のブランド価値を高めていくことです。
ビジネス・イノベーションコース
ビジネス・イノベーションコースは、営業部門や財務経理部門への初期配属を前提としたコースです。仕事内容は、日清食品の持続的な成長を考えていくことです。
R&Dコース
R&Dコースは、研究拠点への初期配属を前提としたコースです。研究開発領域は、細かく分けると4つに分けられます。
研究開発職
研究開発職は、即席麺を中心に、製品開発や基礎研究に携わります。
安全研究職
安全研究職は、食の安全性を高めるための分析方法確立や製品の品質保証業務を担当します。
機械開発職
機械開発職は、生産設備の開発や工場の設計・施行などを担当します。
包材開発職
包材開発職は、包材開発や改良、環境に配慮したカップの生産体制確立などに携わります。
生産技術コース
生産技術コースは、関東・静岡・滋賀・関西・下関への初期配属を前提としたコースです。仕事内容は、製造現場でのオペレーションや設備保全などです。
日清食品が求める3つの人物像
日清食品が求める人物像にあなたが合っていれば、新卒採用で内定をつかみ取れる可能性は高まります。それでは、どのような人物像を求めているのか具体的に説明していきます。
向上心がある人
日清食品のホームページには「私たちの辞書に“満足”という言葉はありません」と書かれています。常に社員全員で向上心を持ち、日清食品を成長させた結果、下記のような実績を残しています。
- 「チキンラーメン」は販売開始から60年愛される即席めんに
- 「カップヌードル」は販売開始から45年で世界累計400億食を達成
- 世界初の宇宙食ラーメン「スペース・ラム」の開発に成功
日清食品は既存の商品に満足せず、食の可能性や夢のある美味しさを追求し続けています。日清食品に負けない向上心がある人材を、日清食品は求めていると言えるでしょう。
逆算してゴールを明確にできる人
日清食品のマーケティング部で活躍している人は「自分オリジナルのゴールを作ることがマーケッターとしての第一歩」と述べています。それと同時に「ゴールを曖昧に設定した結果、プロジェクト進行中に周囲を混乱させたことがある」と過去の経験を述べていました。日清食品は「最短距離で才能を開花せよ」というスローガンを掲げています。
マーケティングに限らず他の職種でも最短で結果を出すには、ゴールを明確にする必要があるはずです。日清食品は何事も常にゴールを見据え、逆算して今やるべきことを明確にできるような人材を求めていると考えられます。
多くの壁を乗り越えていける自信がある人
日清食品は成長できるスピードが早い会社です。実際、入社したから1年目で大きな壁にぶつかったという社員もいます。ヒットすると考えた商品がヒットしない場合や、全く利益が出ない場合もあるでしょう。しかし、日清食品で活躍している人は「答えを自分で作らなくてはいけない難しさがある反面、それが面白いと感じる部分もある」と述べています。
挑戦を行えば、数々の失敗を経験するはずです。日清食品は、そんな壁すらも乗り越えていけるという自信がある人材を求めています。
日清食品の新卒採用における選考フローと面接対策
日清食品の新卒採用は、どのような選考フローを踏んで、どのような質問を面接で聞かれるのでしょうか。それぞれを具体的に説明していきます。
選考フロー
新卒採用の選考フローは下記の6ステップで進んでいきます。
- ES
- Webテスト・SPI
- 一次面接
- 二次面接
- 最終面接
- 内定
上記は技術系総合職の選考フローです。職種によっては企業独自の選考がある場合や二次・最終面接がない場合も存在しますが、基本的に上記のような流れで新卒採用の選考が進みます。
過去に聞かれた質問内容と回答のポイント
日清食品の新卒者向け面接では一般的な質問のほか、困難にも立ち向かっていける人材かどうかを見極めるための質問をされる傾向があります。ここでは新卒採用で実際に聞かれた質問や回答のポイントについて説明していきます。
ストレスに対して強いか、また対応策などはあるのか
自分自身の殻を破った出来事について
日清食品に入社したいという熱意を見せてください
日清食品で働く人の声
日清食品で働いている人は実際どのように感じているのか、みなさんの声を紹介していきます。
人類の幸福に貢献したい人は日清食品で活躍できる!
日清食品は、これまでチキンラーメンやカップヌードルといったヒット商品を生み出し、人々に幸福を与えてきました。しかし、以前に比べて消費者は「健康」を重視する傾向になってきており、環境問題も無視できるものではなくなってきています。そこで日清食品の社長は、次の目標として「人々の健康や地球環境に配慮した製品で人類の幸福に貢献したい」と述べています。
実際に日清食品は、環境負荷低減を図るため、バイオマス資源やパーム油などを利用しての開発を進めています。日清食品は、今後も成長を続けていくことでしょう。そんな進化を続ける日清食品と共に、食を通じて人類の幸福に貢献したいと考えている人材は、きっと日清食品で活躍できるはずです。
日清食品の待遇を紹介
日清食品に入社しようと考えている新卒の方は、日清食品の待遇についても気になりますよね。ここでは日清食品の平均年収や福利厚生について具体的に説明していきます。
平均年収は790万円以上!
有価証券報告書によると、日清食品の平均年収は795万円でした。性別で分けると、男性の平均年収は853万円、女性の平均年収は644万円です。部長クラスになると、平均年収は1,180万円を超えるため、高収入も夢ではありません。
日清食品は福利厚生も充実している
一部ではありますが、日清食品には下記のような福利厚生があります。
- 共済会
- 従業員持株
- 財形貯蓄
- 住宅資金融資
- 昼食代補助
- 健康相談窓口
- 再検査費用補助
- 婦人科検診費用補助
- クラブ活動補助
- サバイバル研修
日清食品は数十種類の福利厚生があり、とても充実しているといえます。
日清食品の新卒採用を受ける前にもう一度チェックしよう
日清食品「向上心」という考え方を大切にしています。そのため新卒採用面接でも「自分はどのような向上心を持っているのか、どう日清食品に活かせるのか」といった点をアピールしてみましょう。その思いはきっと日清食品に伝わるはずです。もう一度求める人物像や面接対策を確認して、あなたも日清食品の新卒採用で内定をつかみ取ってくださいね。