Googleはトップクラスの大企業です。ですから、新卒で入社したいと思うライバルは多く、並大抵の対策ではほぼ間違いなく不採用となるでしょう。しかし、しっかりと対策を行えば新卒で入社できる可能性が高まります。
そこで今回は、Googleが新卒採用で募集している職種を初め、求める人物像や面接対策などについて具体的に説明していきます。
Googleが募集している9つの職種
Googleは9つの職種で新卒者を募集しています。それぞれを具体的に説明していきますね。
エンジニアリング・テクノロジー
エンジニアリング・テクノロジーは、さらに細かく分けると20種類の職種が存在します。例えば、ソフトウェアエンジニアやテストエンジニアなどがあります。
仕事内容は、プロダクトやツールの設計から開発、そして保守などを担当します。
エンジニアリング・テクノロジーでは、好奇心旺盛で想像力が豊か、そしてチームと協力してチャレンジし続けられる新卒者を求めているそうです。
マーケティング/コミュニケーション
マーケティング/コミュニケーションはさらに細かく分けると、8つの職種に分けられます。例えば、広報やアナリスト、イベントプランナーなどが挙げられます。
仕事内容は、イベントの企画や開発、そして分析などです。
ユーザーが第一、をモットーにGoogleに対する世界の認識を高めていこうとしている職種です。
ビジネスストラテジー
ビジネスストラテジーは、さらにアナリスト、ストラテジー/オペレーション、プログラムマネージャーの3つの職種に分けられます。
仕事内容は、経営陣が必要としている情報をデータから導きだすことです。
他には買収や投資の判断、プロダクトの収益化戦略や新興市場におけるパートナーの開拓などを行っています。
リーガル
リーガルはさらにアドバイス、リーガルサポート、ポリシーの3つの職種に分けられます。
仕事内容はプロダクトが直面する問題やリスクの評価、契約交渉、アドバイスなどを行います。
ビジネス上で発生した複雑な課題を解決するために、革新的な解決方法が求められます。
ファシリティ
ファシリティは、さらにファシリティマネジメント、プログラム&プロジェクトマネジメント、セキュリティの3つに分けられます。
仕事内容は、サービスの管理、不動産計画の策定・実施、社員の安全保持などです。
職場の可能性を広げながら、斬新かつ生産性の高い職場を創り出し、業績アップを後押しします。
セールス・サービス/サポート
セールス・サービス/サポートは、さらに8つの職種に分けられます。具体的には、アカウントマネージャー、ソリューションコンサルタント、ニュービジネスセールスなどが挙げられます。
仕事内容は、パートナーの成長を直接サポートや適切なサービスの提供と導入、データを分析してソリューションの作成などです。
常に一流の顧客サービス提供を心がけており、新たなビジネスチャンスを開拓している職種です。
デザイン
デザインは、さらに6つの職種に分けられます。具体的には、ビジュアルデザイナーやインタラクションデザイナーなどが挙げられます。
仕事内容は、デザインの折り込みやプロダクトの構築などです。
Googleプロダクトの個性があふれる魅力的なデザインを生み出している職種です。
ファイナンス
ファイナンスは、さらに5つの職種に分けられます。具体的には、公認会計士や監査、そしてコンプライアンスなどが挙げられます。
仕事内容は報告書の管理やアドバイス、そして分析情報に基づいた戦略の策定からニーズ解決などです。
Googleの事業が目標を問題なく達成できるように、支援している職種です。
人事
人事は、さらに7つの職種に分けられます。具体的には、採用、学習/開発、アドミニストラティブサポートなどが挙げられます。
仕事内容は、チームの構築やプログラムの設計・開発、そしてイベントの計画やチームのサポートなどです。
好奇心旺盛なメンバーで創造力を武器に、Googleを成長させるためのアイデアを生み出している職種です。
Googleが求める4つの人物像
Googleの内定をつかみ取りたい場合、Googleが求めている新卒者だと思ってもらうことが重要です。そこで、Googleが求める4つの人物像を具体的に説明していきます。
ビジネスセンスがある人
能力のある人材が集まる会社は能力のある人材を引き寄せる、という考えのもと、GoogleはAクラスの人材しか採用しないと決めています。ですから、職場環境に憧れGoogleというブランドに引き寄せられたような人材は決して採用しないそうです。それに伴い、採用基準もグッと引き上げ妥協を許さない採用活動を続けています。そのため、ビジネスセンスがあるAクラスの新卒者をGoogleは求めています。
専門知識がある人
Googleは一流企業です。常に前進し、チャレンジを続けている企業なのでより良い企業を作り上げるには、プロフェッショナルな新卒者が必要です。
そのため、Googleは常に業界の専門知識がある新卒者を求めています。
クリエイティブなエネルギーがある人
特にGoogleは「情熱を追求するスタイル」「これから何を学ぶのか」について明確な答えを持っている新卒者を求めています。本当の情熱を持っている人は、自分が熱中していることを永遠と話し続ける傾向があり、簡単に「情熱」という言葉を発しないそうです。
また、スピード感がある企業では求められる知識や技術が短いスパンで変わってくるでしょう。その中で、今の技術を役に立てるというよりも「今の技術を生かして今後はこのような知識や技術を取得していく」と考えられる人材に価値があるとしています。
そのため、Googleは自ら学び続けられる新卒者を求めています。
自ら手を動かして業務を遂行しようと努力する人
Googleの採用の掟に「プロダクトと企業文化に付加価値をもたらしそうな人物を採用せよ。両方に貢献が見込めない人物は採用してはならない。」と書かれています。
つまり、仕事が欲しいだけで自発的に行動しない人材はお互いに対して、メリットがないと考えられます。
また、問題について考えるだけの人材は採用してはならない、という掟もあります。上記のように受動的ではなく、課題や問題を見つけ自発的に行動できる人材をGoogleは求めています。
Googleの選考フローと面接対策
Googleに入社したい場合は、それなりの対策が必要です。そこで今回は、Googleの選考フローや面接対策について具体的に説明していきます。
選考フロー
Googleの選考フローを紹介していきます。
- 説明会・セミナー
- ES
- グループディスカッショ
- 一次面接
上記は2019年卒の営業職の選考フローです。職種によって若干選考フローが変わるかもしれませんが、おおむね上記のような流れで進むでしょう。
面接対策と解説ポイント
Googleは事前に回答を準備してきてほしい質問内容をHPで紹介しています。その質問内容をもとに対策を解説していきます。
個人で、またチームの一員として、どうすれば仕事をうまく進められますか?
学校または職場ではどのような課題に直面しましたか、またその難関をどのように切り抜けましたか?
あなたのスキルや経験の中で、この職務に活かせそうなのはどのようなものですか?その理由も教えてください。
Googleで実際に働く人の声
Googleに合う人の特徴
Googleに合う人の特徴は、優れたビジネスセンスを持っていて、自発的に行動できる人です。Aクラスの人材しか採用しない、双方に貢献できるような人材しか採用しない、とGoogleは実力重視で採用活動をしています。反対に自分に自信が持てない、という人はGoogleが合わない可能性が高いでしょう。
良い人材は良い人材を引き付けるというほど、ハイセンスな新卒者をGoogleは求めています。自分の実力に自信がある、という新卒者はぜひエントリーしてみましょう。
Googleの平均給与や福利厚生を紹介
トップクラスの大企業とのこともあり、平均給与や福利厚生も気になりますよね。実際に平均年収や福利厚生について説明していきます。
平均給与は800万円
Googleの平均年収は約800万円です。年代別に見ても日本の平均年収を超えているため、給与は高いことが分かります。Googleの中でもエンジニアの給与は高い傾向があり、人によっては30代で年収1,000万円を突破する可能性があります。
社員思いの福利厚生がたくさん
大企業ながら、下記のようにGoogleの福利厚生も充実しています。
- 家族サポート(育児休暇制度、退職貯蓄制度、死亡給付金など)
- 健康管理(診療所、カイロプラクティック、理学療法、マッサージなどの健康増進や医療サービスを受けられる)
- 社員への投資(コーディング クラスや料理教室、学位プログラム、ギター教室など)
Googleの新卒採用を受ける前にもう一度チェック
Googleに新卒入社するためにはそれなりの対策が必要です。ただ、Googleが求める人物像にあなたが合っていれば、十分内定をつかみ取れるでしょう。もう一度記事を確認して、しっかりと対策をしてからGoogleの新卒採用に臨んでみてくださいね。