面接の挨拶、マナーを知っておくと得することが多くあります。
面接では第一印象が大事で挨拶、マナーを間違えてしまうと良い印象を持たれにくいです。一方で挨拶マナーを完璧にすると面接前から好印象を持たれ有利な状況で選考に進めます。
この記事ではオフライン面接、オンライン面接での挨拶、マナーについて解説していきます。この記事を読んで面接を乗り越えていきましょう。
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面接の挨拶で相手の心をつかむコツ
はじめに面接の挨拶で相手の心をつかむコツをいくつか紹介します。
元気よく挨拶をする
皆さんも日常生活の中でお店に入った時に「いらっしゃいませ!」と声をかけられた経験はあると思います。ここで元気の良い挨拶をされた時と元気のない挨拶をされた時のお店に対する印象は対照的です。
面接においても挨拶は合否関わる大きな要素なので、元気よく挨拶をして相手にいい印象を持ってもらえるように心がけましょう。
相手の目を見て挨拶をする
目線が合って挨拶をするのと目線が合わなくて挨拶する印象も対照的です。
目線が合うと自信があるという印象を持たれやすいので心がけていきましょう。
どうしても相手の目を見て話すのが苦手だという方は相手の鼻付近を見ても相手は目を見てくれてると思ってくれますよ。
相手の名前を呼んで挨拶をする
面接のフェーズによっては面接官の名前がわかっているケースがあります。このような場合は「おはようございます。本日はOOさんとお会いすることができてうれしいです。」などと相手の名前を呼ぶといいでしょう。
名前を呼んでもらえるといい印象を持たれやすいのでぜひ実践してみてください!
オフライン面接で気を付ける挨拶とマナー
ここではオフライン面接で気を付ける挨拶とマナーを3つの段階に分けてご紹介します。
訪問、受付時
訪問、受付時で気を付ける点をご紹介します。
訪問時は必ず時間厳守で行動する
遅刻をすると印象は最悪です。遅刻をしないように15分前にはオフィスに到着しておきましょう。
オフィスまでの道のりは普段見慣れない街である可能性もあるため、事前にGoogleマップ等を用いて確認していくと安心です。とくにストリートビューであれば周辺環境の雰囲気も把握できます。
当日は早めに行動して時間が余ったら近くのカフェで時間をつぶしたり、また、遠方から来る場合は前の日からホテルに泊まったりするとトラブルが起こる確率が少なくなり遅刻を防ぐことができます。
受付時には要点を簡単に伝える
オフィスに着くと、まず1番初めに挨拶する場所は受付です。ここから面接は始まっているので悪い印象を持たれないように行動することが重要です。
ここの時点で荷物がリュックの人は手に持つように、また、スマートフォンをマナーモードにしておきましょう。
受付では挨拶、自分の名前、所属、訪問目的、予定時間、採用担当者の方の名前を伝えます。
例)「おはようございます。12時から面接予定のOO大学の採用太郎と申します。OOさんいらっしゃいますか。よろしくお願いいたします。」
上記のように要点を手短に伝えるように心がけましょう。採用担当者の名前がわからない場合は「採用担当の方はいらっしゃいますか。」という表現を使うといいでしょう。
面接中
面接中での挨拶、マナーをご紹介します。
入室時ノックは3回
ドアのある面接会場は入室時にノックを3回行いましょう。そして面接官の方から「どうぞ!」と言われたらゆっくりとドアを開けて元気よく「失礼します。」と挨拶しましょう。
自己紹介は所属と名前だけ
ゆっくりとドアを閉めて、そのあとの自己紹介は大学名と名前だけを言って「本日はよろしくお願いいたします。」という流れが一般的です。
着席は面接官からの合図があってから
席に案内されるのですが勝手に座らないようにしましょう。必ず面接官から「席に座ってください」や「どうぞ」と声をかけられるのでそこで座りましょう。
荷物は席の横または指定された場所に置くようにしましょう。
ここから面接の質問が来ると思うので自己紹介から元気よく答えていきましょう。
面接後
面接後の挨拶、マナーを紹介します。
感謝の言葉を伝えよう
面接官から「これで面接は終了です。」と言われたら「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。」と感謝の言葉を伝えましょう。
最後、ドアの前で「失礼します。」と一礼してゆっくりとドアを閉めましょう。
オフィスの外に出るまで気を抜かない
面接が終わりオフィスを出るまでの間の中で現場社員の方とすれ違うことがあると思います。そのようなときは「おはようございます。」「こんにちは。」と笑顔で軽く会釈をするようにしましょう。
こうした細かいところまで見ている企業もあるため気を抜かないようにしていきましょう。
オンライン面接での挨拶とマナー
オフラインの面接とは違い訪問、受付が無いので面接中の注意点のみお伝えします。
声の大きさ、リアクションは通常の1.5倍で
オフライン面接とオンライン面接の大きな差としてあるのが与えることのできる情報量です。
オンライン面接ではコミュニケーションがとりづらいので普段よりも大きな声、リアクションで面接を受けるようにして面接官に魅力を伝えるようにしていきましょう。
面接中の挨拶はオフライン面接と変わらない
オンライン面接になっても挨拶の重要性は変わらないです。
元気な声で、カメラ目線で挨拶しましょう。
さらに詳しく
オンライン面接の悩みとしてカメラ目線が難しく、画面を見てしまう人が多いです。そんな問題の解決策としてカメラの横に注目できるようなものを置いてみたり、カメラの録画機能を使ってカメラ目線の練習もしてみることをおすすめします。
面接後のお礼の連絡は送ったほうが好印象
面接後のお礼の連絡をしたほうが好印象を持たれやすいです。注意点に気を付けて連絡するようにしましょう。
電話をかける場合はタイミングを気を付けよう
電話をかける場合はタイミングに気を付けましょう。採用担当者が忙しくて電話に出ることができない場合があります。始業時間、昼休み、終業時間は避けましょう。
電話をするメリットとしては熱意を直接伝えることができる点です。御社に入社したいと感情をこめてお礼を言うようにしましょう。
例
お世話になっております。OO大学の採用太郎と申します。採用担当のOOさんいらっしゃいますか。
ー採用担当者に代わるー
お世話になっております。O月O日に面接をしたOO大学の採用太郎と申します。先日はありがとうございました。御社のOOが魅力と感じぜひ私も働きたいと思っております。よろしくお願いいたします。
メールの書式を気を付けよう
メールのマナーが守れていなかった場合、逆に悪い印象を持たれてしまうので気を付けましょう。
メールの件名はわかりやすくする
メールの件名は一目でわかる内容にします。面接日程や大学名、名前を書くといいでしょう。
例):【本日の面接のお礼】 OO大学 採用太郎
宛先を最初に書く
メールの本文では、最初に相手の会社名と部署名、担当者名を記載します。
ここでは省略せずに正式名称で書きましょう。
自己紹介とお礼を書く
次に簡単な自己紹介とお礼を書きましょう。企業は貴重な時間を使って面接に対応しているのでその感謝を伝えましょう。
面接で印象的だったことを書く
次に面接で印象的だったこと書きましょう。ここでは定型文にならないように具体的な言葉を用いると面接してよかったと思ってもらえます。
結びの言葉
ここでは定型文を用いても構いません。例としては「取り急ぎ、面接のお礼を申し上げます」などが良いでしょう。
最後に自分のメールアドレスを記載する
最後に自分の所属、名前、メールアドレスを記載する。おすすめのメールアドレスとしては大学のメールアドレスがおすすめです。
面接のお礼メールの例
件名:
【本日の面接のお礼】 OO大学 採用太郎
本文:
OO株市会社 採用担当OO様
お世話になっております。
OO大学所属の採用太郎と申します。本日は貴重なお時間の中面接に対応してくださりありがとうございました。
OO様のお話を伺う中で貴社のOO事業についての理解を深めることができました。
以前から貴社を第一希望として考えていましたがより働くイメージが湧き、より一層貴社で働きたいという思いが強くなりました。
取り急ぎ、面接のお礼を申し上げたく、メールさせていただきました。
末筆ながら、貴社のますますのご発展とご多幸をお祈り申し上げます。
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OO大学 採用太郎
連絡先:090-0000-0000
E-mail:XXXX@XXXX.jp
面接の服装のマナーをご紹介
面接の第一印象をよくするために挨拶と同じくらい見た目も重要です。ここでは男女の服装のマナーをご紹介します。
男性は清潔感を大事にする
男性は清潔感が大事です。以下で確認していきましょう。
スーツは地味なものを選ぶ
スーツの色はブラックや濃紺などの地味な色を選びましょう。模様濃いストライプ柄ではなくあまり目立たないストライプ柄か無地を選ぶと良いです。
ネクタイの色で印象を変えることができる
ネクタイの色によって相手の印象を変えることができます。
青色:真面目、赤色:情熱などとそれぞれの色で違った効果があります。ぜひ、自分に合った色や柄のネクタイを選んでみてくださいね。
NGなネクタイの例としてはゴールド、黒色(無地)、白色(無地)です。それぞれ、派手すぎる、冠婚葬祭をイメージしてしまうのが理由です。
ワイシャツ、下着は白がおすすめ
ワイシャツ、下着は白をお勧めします。スタンダードなものを持っておくとよいでしょう。最近ワイシャツに透けにくい下着もあるので探してみてくださいね。
髪型は眉毛を見せて清潔感UP
清潔感のある髪型がよいです。眉毛を見せ、耳にかからない程度の長さが清潔感があがります。適度なワックスを使いシルエットを整えて面接に挑むようにしましょう。
女性は髪の毛で印象が変わる
女性の服装の注意点は以下の通りです。確認してきましょう。
業種によってスーツスタイルを変えてみる
パンツスタイル・スカートスタイルどちらのスーツを選ぶか迷ったりする女性は多いと思います。そこで、希望している業種によって選ぶというのもいいかもしれませんね。
例えば、受付や事務職を志望する場合は落ち着いた印象を与えられるスカートスタイル、営業職を志望する場合は、快活な印象のあるパンツスタイルといった風に選ぶといいかもしれません。
靴は、ヒールの高さが3~5センチのパンプスが基本
靴は、ヒールの高さが3~5センチのパンプスが基本で、形は先がとがりすぎていないもので、柄や装飾のないプレーンなものを選ぶようにしましょう。
足元まで注意を配って確認していきましょう。
髪の毛はまとめたほうがよい
ヘアスタイルは見た目の印象に大きく影響するため、気を遣わずに面接に臨むと、それだけで評価を下げることにもなりかねません。
髪の毛を下ろしたままで面接に臨む方がいますが、まとめた方が良い印象を与えることができます。特に女性で長い髪の人に多くみられるのが、おじぎをしたときに髪の毛がたれてしまったり、顔を上げたときに顔にかかってしまう姿です。。
ネイル・アクセサリーは控えたほうが良い
面接ではネイルアートも控えるようにしましょう。どうしてもネイルがしたい人は目立たないものにしましょう。
アクセサリーもTPOを考えるとつけないほうが無難だと考えられます。
【番外編】オフィスカジュアル
最近ではスーツの面接ではなくてオフィスカジュアルで面接をする企業も増えてきました。オフィスカジュアルとはどんな服装をしていいかわからないという方は以下の記事をご覧ください。
https://saiyo-bank.com/2788/
【まとめ】面接の挨拶やマナーに気を付けて内定を勝ち取ろう
今回は面接の挨拶、マナーについて解説してきました。
面接における挨拶は第一印象に影響することがわかり、合否に関係することがわかりました。
それに加えて、服装のマナーについても重要なことがわかりました。
それぞれの注意点を配慮して面接でいい結果が出るように頑張ってください!