ダイキン工業株式会社は、空調機・化学製品の世界的メーカーです。従業員の有給休暇取得率が90%超と非常に高く、有給を取得しやすいホワイト企業としても有名であることから、気になっている学生も多いのではないでしょうか。
この記事では、23卒向けにダイキン工業株式会社のインターンシップ最新情報をご紹介します。ダイキンのインターンシップには選考も行なわれるため、エントリーシートや面接対策についてもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
ダイキンはグローバルな総合空調専業企業
ダイキン工業株式会社は、主に空調事業・化学事業・フィルター事業を行なう総合空調専業企業です。
約150か国に事業展開し、世界五大陸38か国に拠点を持つグローバル企業でもあり、世界的なシェアを誇る点が大きな強み。
グループ全体の海外売上比率が7割以上というダイキンは、今後も国内外問わず必要とされる空調専門メーカーといえるでしょう。
ダイキンのインターンシップ情報
ダイキン工業株式会社のインターンシップは、残念ながら既に募集が終了しています。
ただ、インターンシップに参加したからといって、採用選考が有利になるというわけではないので、落ち込む必要はありません。
この情報を参考にして企業研究をするなどして、ぜひ就職活動に役立ててみてください。
選抜型インターンシップ「ACTION」
選抜型インターンシップ「ACTION」は、文理合同で行なわれる3ステップのプログラムです。
このインターンシップでは、各ステージで選抜された方のみが次のステップへと進めるのが大きな特徴。グループでの戦略立案や、社員とのディスカッションを通して、グローバルビジネスで必要な力を体感することができます。
また、社員によるフィードバックや、参加者同士での相互フィードバックも行なわれるのが嬉しいポイント。世界を舞台に戦ってきたダイキンならではの特別な体験をすることができそうです。
選抜について
選抜されるのは、各ステップで優れたパフォーマンスを発揮した人です。そのため、いかにして相手の印象に残るかが重要。自分の力を試してみたい人は、最終ステージ進出を目指して挑戦してみましょう!
内容
【1st Stage】
ダイキンの事業内容・今後担うミッションについて学び、グループでディスカッション・提案を行ないます。
【2nd Stage】
グローバルビジネスについて、グループで戦略立案を行ないます。このステップでは各グループごとにメンター社員がつき、アウトプット創出に向けたサポートも受けられるのが特徴です。
【Final Stage】
ダイキンが今後の強化テーマとして位置付けている、グローバルビジネスの『リアル』なテーマに対して、ACTIONプランの提案を行ないます。このステップでは優秀な仲間と取り組むワークや幹部とのディスカッションを通して、グローバルビジネスで必要な力を体感できるのが特徴です。
実施時期
【1st Stage】A日程 7月下旬 / B日程 8月上旬 ※半日プログラム。
【2nd Stage】8月下旬~9月上旬 ※1dayプログラム。
【Final Stage】9月下旬 ※3daysプログラム(期間を空けての実施)。
応募締切日
2021年6月27日(日)※募集は既に終了しています。
実施場所
【1st Stage】オンライン
【2nd Stage】オンライン または ダイキンのオフィス(東京/大阪)
【Final Stage】オンライン または ダイキンのオフィス(東京/大阪)
応募要項
【参加条件】
大学・大学院に在学中の方、または卒業されてから3年以内の方(文理不問)
※低学年(大学1年生・2年生)歓迎。
応募方法
①マイナビもしくは、ダイキン工業株式会社のインターンシップサイトにてプレエントリー
②マイページからエントリーシート提出
③1次選考(書類選考)
④2次選考(面談選考会)
ダイキンのインターンシップ選考対策
ダイキン工業株式会社のインターンシップは、1次選考で書類選考、2次選考で面談選考会が行なわれます。エントリーシート・WEBテスト・面談について紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
エントリーシート
エントリーシートで過去に質問された項目や、対策のポイントについて説明します。
過去に質問された項目
- このインターンシップに興味を持ったきっかけは何ですか。 また、このインターンシップを通して何を学びたいと思いますか。(200字以内)
- 学生時代の一番の挑戦は何ですか。 そこにはどんな困難があり、どのように乗り越えましたか。(300字以内)
- 今、社会に対して最も課題に感じていることは何ですか。その理由と、どのように解決していくべきかについて、ご自身の考えを教えてください。(300字以内)
対策のポイント
どの質問においても、結論ファーストで分かりやすく書くことが大切です。状況説明などで文章が長くなってしまうと文字数が多くなってしまいます。そのため、質問に対しての答えをまず簡潔に書き、その後で補足説明をしましょう。
回答例
このインターンシップに興味を持ったきっかけは何ですか。 また、このインターンシップを通して何を学びたいと思いますか。
興味をもったきっかけは、日本の製品が世界的なシェアを占める貴社のグローバルビジネスについて知りたいと思ったからです。私は以前、海外で貴社のエアコンが設置されているのを発見し、世界的メーカーの影響力を実感しました。それ以来、貴社の事業にとても関心があります。このインターンシップで学びたいことは、世界を舞台に戦ってきた貴社の戦略や提案力です。フィードバックも受けられるため、ぜひ参加したいと思います。
WEBテスト
WEBテストは、言語・非言語・性格検査の3つが行なわれます。一般的なSPI形式となっているので、市販のSPI対策本などを読んでおくと良いでしょう。
面談選考会
面談選考会では、最初にグループディスカッション、その後に個人面談が行なわれます。過去に出題されたテーマや質問された項目を紹介するので、参考にしてみてください。
グループディスカッションで過去に出題されたテーマ
グループディスカッションは、学生4人、面接官2人で行なわれます。まずは自己紹介、その後10分程度の時間を使ってグループの意見をまとめ、代表者が発表するという流れ。社員からの講評もあります。
過去に出題されたテーマ
- ダイキン工業が新しく取り組む事業やサービスを考えてください。
- 「換気」をキーワードに発展性ある新たなビジネスを考えてください。
- AI/IoT技術を使った空調の新規ビジネスを考えてください。
- 空気で世界を変える企業であるダイキンが行うべき次の事業は?
グループディスカッションの対策
具体的なアイデアを出したり、意見をまとめたりと、議論が前に進むように誘導する姿勢が高く評価される傾向にあります。進行役や発表者になれなくても、アピールできるチャンスは十分にあるので、気にすることはありません。
また、アイデアを出すことが苦手な人は、他の人の意見に対してグループとしての考えを補強する役割に徹するのも1つの方法です。
【例】「〇〇さんの言う通り、確かに〇〇なので、そのアイデアは私も良いと思います」
個人面談
個人面談は学生1人、面接官1人で行なわれます。ちなみに、他の参加者が面談中の時は人事部の社員との座談会が行なわれるようです。
過去に質問された項目
- 自分の強みを含めた自己紹介
- グループディスカッションの感想
- ダイキン工業を知ったきっかけ
- ダイキン工業へ入社した後にしたいこと
- 留学経験
個人面談の対策
一対一の面談なので、自分が伝えたいことを丁寧にゆっくり話しましょう。
個人面談はグループディスカッションの後に行なわれるため、その感想について聞かれる場合が多い傾向にあります。また、海外留学などの海外経験がある場合は、深掘りする質問が中心となるようです。そのため、考え方や性格を見られている可能性が高く、焦らずに対話することを心がけることが大切です。
ダイキンのインターンシップに参加した人の体験談
ダイキン工業株式会社のインターンシップ参加者の体験談をご紹介します。
インターンに参加することで限られた製品の中でも他社との競業で事業の幅を広げられることを知りました。また、座談会も有意義だと感じました。ベンチャー協業、海外営業、国内営業、技術開発の方がそれぞれ集まっていました。
引用元:就活会議
インターンシップに参加することで、化学業界の仕事について知ることができた。会社によっては配属部署が確定された状態での採用もあるが、技術系総合職となると、工場に配属されることも研究ができることもあり、幅が広いことが分かった。
引用元:就活会議
技術営業職の具体的な働き方やプロジェクトの流れ、商材、取引先などについて詳しく知れたことがとても良かった。技術営業職は大きく分けて2つの組織があるので、2つの違いを知ることで志望動機や入社後にやりたいことのイメージを固めることができたと思う。
引用元:就活会議
ダイキンは23卒向けのWEB会社説明会を実施中
ダイキン工業株式会社では、就活サイト「ONE CAREER」の公式YouTubeチャンネル「ワンキャリアライブ」にて、会社説明会の動画が公開されています。
各企業の事業説明や採用担当者の話など、企業研究に役立つ内容となっているので、就職活動をしている方はぜひチェックしてみてください。
【23卒向け】ダイキン工業|WEB会社説明会 ~40分で企業研究~(2021年6月ONE CAREER LIVE出演)
【まとめ】ダイキンのインターンシップは積極性が重要
ダイキン工業株式会社のインターンシップは、優れたパフォーマンスを発揮した人のみが次のステップへと進める「選抜型」であるのが最大の特徴。
インターンシップの2次選考で実施される面談選考会でもグループディスカッションが行なわれるなど、積極的な姿勢を見られる場面が多いです。
グループワークや議論をすることが好きな人は、ぜひダイキンのインターンシップに挑戦してみてはいかがでしょうか?