朝日新聞社といえば、皆さん知っている新聞社ではないでしょうか。新聞離れが叫ばれている昨今ですが、実は朝日新聞社はただ新聞を作成しているだけではないのです。
今回は、朝日新聞社に興味を持っている学生やメディア業界への就職を希望している学生向けに朝日新聞社のインターンシップ情報、朝日新聞社の特徴について解説していきます。
こちらの記事はインターンシップ参加前に知っておきたい内容が記載されています。合わせてご覧ください。
https://saiyo-bank.com/13663/
https://saiyo-bank.com/13457/
朝日新聞社の会社概要
2019年に創刊140周年を迎えた朝日新聞社。何事にもチャレンジをするベンチャー精神が140年ずっと受け継がれている企業です。日本のみならず海外にも拠点を置いている点や、以下のような柔軟な働き方をサポートしてくれる制度が整っています。
- 育児・介護休業制度
- 在宅勤務制度
- 連続休暇制度
- 自己充実休職制度
- 子育て支援のための制度
シングルの社員はもちろん、子供がいる社員にとっても優しい制度が整っている企業です。ライフスタイルの変化とともに働き方も変えることができることは社員にとっても企業にとっても大きなメリットだと言えるでしょう。
AI(人工知能)を使った取り組みも実施している
新聞社と聞くとただ新聞の発行を行なっているように思いがちですが、朝日新聞社では新しい技術を使ってのニュース発信や新しいビジネスに活かす取り組みを積極的に行なっています。
2018年に行われた第100回全国高校野球選手権大会では、試合のポイントを短い文字数で伝える「戦評記事」の自動生成に挑戦しています。新人AI記者「おーとりぃ」として戦評記事を自動生成し、大会の3回戦から朝日新聞デジタルで配信した実績を持っています。この技術は翌年2019年の大会でも採用されています。
ただ単に情報を伝えるのではなく、最新のテクノロジーを見据えつつ、どのようなシーンでどんな技術を使うのかを模索しているのが朝日新聞社の特徴だと言えます。
【23卒向け】朝日新聞社インターンシップ情報
常にチャレンジ精神を持つことを忘れない朝日新聞社が行なっているインターンシップは、全3コース。
- ジャーナリストコース
- ビジネスコース
- メディアテクノロジーコース
こちらの3コースは併願することが可能ですし、学部や学科は問われません。朝日新聞社のインターンシップに必ず参加したい学生は全てのコースにエントリーするのも1つの方法ではないでしょうか。
次に各コースの特徴について見ていきましょう。
①ジャーナリストコース
- 記者の仕事を知る
- デジタルを知る
- 総局訪問
- 記者の仕事を体験する
過去に実施されたインターンシップは、上記のようなカリキュラムで行われています。新聞社ということもありジャーナリストコースでは、記者として行わなければならない取材や原稿の執筆方法について学ぶことができます。第一線で活躍している記者からフィードバックしてもらうことができるコースですので、より実践的な環境が整っていると言えます。
ジャーナリストコースの2021年インターンシップの募集はすでに終了しています。しかし、今後も新しい情報が公開されるかもしれませんので、常に確認するようにしましょう。
②ビジネスコース
- メディア広告の仕事とは
- 経営を支える仕事とは
- 企画事業の仕事を知る
- 社員の働く環境を整える
- 宅配インフラの活用とは
- デジタルイノベーションを知る
過去に実施されたインターンシップは、上記のようなカリキュラムで行われています。新聞社は多くのメディア広告を持っているので、メディア広告の重要性も学ぶことができます。また、多くの展示会も行っている朝日新聞社だからこそ企画事業の大変さややりがいを肌で感じることができるようになっています。
ビジネスコースの2021年インターンシップの募集はすでに終了しています。しかし、今後も新しい情報が公開されるかもしれませんので、常に確認するようにしましょう。
③メディアテクノロジーコース
- ガイダンス
- デジタル研修
- アイデアソン
- 若手社員との座談会
メディアテクノロジーコースで行われる内容は上記の通りです。このコースでは、朝日新聞社が力を入れているデジタル発信を実際に体験することができます。また、アイデアソンではテクノロジーを活用してメディアを変革し、グループワークを通じて新聞社におけるIT技術の活用方法を学ぶことができます。
朝日新聞社のインターンシップではエントリーシートが重要
朝日新聞社のインターンシップ情報について紹介しましたが、2021年9月12日時点で募集を行なっているコースは、メディアテクノロジーコースのみとなっています。応募の流れはこちらです。
- プレエントリー
- マイページでエントリーシートを提出
- 参加案内の連絡
- インターンに参加
エントリーシートによる選考が行われ、インターンシップ参加の可否が決定します。面接がないため、エントリーシートはとても重要なポイントとなります。そこでどのような回答例が望ましいのか過去に質問された内容と合わせて見ていきましょう。
エントリーシート質問例
過去のインターンシップ選考で問われた内容がこちらです。
Q1.大学での研究テーマや特に力を入れている科目は何ですか
【回答例】
研究室では、〇〇や〇〇を用いて〇〇を行い、適切な情報、タイミングでリコメンデーションを行う手法で研究をしようと考えています。そのためORやプログラミングの授業に注力しています。
引用元:ONE CAREER
Q2.友人はあなたをどんな人だと思っていますか?
【回答例】
友達は私を社交的でお世話好きな人だと思っています。学生時代はグループのリーダーになることが多く、1人で背負い込んで失敗した経験から、今はまず人が何を思っているかを最優先に知るため、コミュニケーションを大切にしています。
引用元:ONE CAREER
朝日新聞社インターンシップ参加者の体験談
実際に、朝日新聞社のインターンシップに参加した方の体験談がこちらです。
学生目線にとらわれないことの難しさを実感した。自分たちが話し合いをしていくうえでどんなテーマだと楽しいか、より議論が盛り上がるかではなく、会社の収益性を担保できるビジネス案なのかをちゃんと事前に考えることが大切だと気がついた。
引用元:就活会議
情報の発信の仕方は、様々であり、初めに、それがどのような媒体で、誰がターゲットなのか条件を絞り、アプローチを決めることが大切であるということを学ぶことができました。また、時代とともにやり方を柔軟に変えていかなければ、需要と一致せず、廃れるばかりであるため、挑戦的な思考も大切であることを感じました。
引用元:就活会議
【まとめ】朝日新聞社のインターンシップではチャレンジ精神を持って臨もう
今回は朝日新聞社の最新インターンシップ情報をお伝えしました。常に最新の情報を発信することはもちろんですが、最新技術も駆使している朝日新聞社。現状に満足せずに常にチャレンジする社風にあるように、挑戦したいと思う就活生には適した企業だと言えるでしょう。
また、柔軟な働き方を推進していることからライフスタイルに合わせて働き方を変えることができるので社員に寄り添った企業でもあると言えます。朝日新聞社に興味がある就活生はもちろんですが、メディア業界に興味がある就活生もぜひインターンシップに参加してみてはいかがでしょうか。