「双日のインターンシップの内容はどんなものなの?!」
「双日で働きたいけど、求める人物像を知りたい!」
商社への入社を志望している、または、グローバルに働きたいと考えている学生は気になるのではないでしょうか。
双日は自動車やプラント、エネルギー、金属資源、化学品、食料資源など、全世界で幅広く展開している大手総合商社であります。さらに、日本7大商社の企業です。
双日はニチメン株式会社と日商岩井株式会社が合併して2004年に誕生。日本7大商社の中でも一番新しい企業であり、双日の人気は高くインターンシップの倍率は高いでしょう。そのため、選考対策をとらずに参加するのは厳しいと思います。
この記事では双日のインターンシップの情報や求める人物像、選考対策に加え、実際に参加された学生の体験談も載せていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
双日の基本情報
双日株式会社
本社:東京都千代田区内幸町2-1-1
従業員数:2,645名(単体)、201,818名(連結)
双日は自動車やプラント、エネルギー、金属資源、化学品、食料資源など、全世界で幅広く展開している大手総合商社です。
【事業内容】
事業内容は下記の通りです。
1.自動車本部
2.航空産業・交通プロジェクト本部
3.インフラ・ヘルスケア本部
4.金属・資源・リサイクル本部
5.化学本部
6.生活産業・アグリビジネス本部
7.リテール・コンシューマーサービス本部
1.自動車本部
自動車の卸売・組立事業と小売事業が中核事業。アジア・ロシアNIS・ラテンアメリカ、日本・米国などで展開しています。
2.航空産業・交通プロジェクト本部
民間航空機・防衛関連の代理店やリース、パーツアウト、ビジネスジェットなどの航空事業のほか、交通インフラ事業に取り組んでいます。
3.インフラ・ヘルスケア本部
エネルギー、通信、都市インフラ、ヘルスケアなどの事業領域において、双日ならではの新たなソリューションを提供しています。
4.金属・資源・リサイクル本部
金属資源や鉄鋼分野における上流権益投資およびトレーディング事業、さらに、リサイクルを含むサーキュラーエコノミーの領域に参入しています。
5.化学本部
基礎科学、機能性材料、無機化学など幅広いトレードや事業を展開。環境ビジネスやライフサイエンス分野での事業開発にも取り組んでいます。
6.生活産業・アグリビジネス本部
アグリビジネス事業、食料事業、水産事業、飼料事業、林産資源事業などにおいて、サステナブルなビジネスモデルの構築を進めています。
7.リテール・コンシューマーサービス本部
食品流通事業、商業施設運営事業、ブランド事業、消費財流通事業、繊維事業、不動産事業など多種多様な事業に国内外で取り組んでいます。
双日が求める人物像
双日が求める人物像は以下3つになります。
◇「発想」を実現できる人材
◇「新しいビジネス」を創れる人材
◇「事業会社を経営」できる人材
一つずつご紹介します。
「発想」を実現できる人材
双日のグループスローガンは「New way,New value」です。
社員一人ひとりが常識にとらわれず、自由な発想で考え、新たな価値を社会に実現していくという思いが込められています。
仕事をする際も作業するのではなく、その仕事の背景を理解して業務に取り組むことが求められます。さらに、貪欲に知識や経験を積もうとする姿勢も大切になります。
「新しいビジネス」を創れる人材
双日は、若手が活躍できる環境であるため、入社2年目で海外の大きなプロジェクトを任されることも珍しくありません。
失敗を恐れずに挑戦し、困難を乗り越えてやり抜く人材が求められているのでしょう。
「事業会社を経営」できる人材
いま何をすべきか。今後、何を目指してどこへ向かうべきなのかを常に考えて行動できる人材を求められているのでしょう。
双日グループは「人財」を大切にしている企業
常に新たな価値と豊かな未来創造のため、ダイバーシティを重視し、人種、国籍、性別、年齢などの関わらず、社員の能力を最大限に発揮できる制度・環境づくりに向けて取り組んでいます。
そのため、社員の成長をサポートするためにさまざまな研修を実施し人材育成しています。
研修の一例を紹介します。
・必修研修
社内外で実施する講義・試験を活用し、商社パーソンとしての知識習得や資質向上を目指すします。
・プロフェッショナル研修
スキルとマインドの両面から鍛錬し、合宿型研修を通して人間力や実現力の強化を行います。
そのほか、グローバル研修プログラム、管理職向けプログラム、デジタル人材育成などさまざまな研修があり成長でき、環境が整っています。
双日のインターンシップ概要
双日には、「双日キャリアカレッジ」というセミナーがあり、自らの生き方や「働くとは何か?」について深く考えながら、総合商社で働く意義と面白さを体感できます。
コースの詳細を以下で説明します。
インテンシブコース
双日で働く意義と面白さを、人生に賭けるに値する価値を体験できます。
◇内容◇
みなさんは何のために働くのでしょうか?
あなたの必ず成し遂げたい夢・目標は何でしょうか?
双日というフィールドで皆さんの夢・目標をどのように達成できるのか。
双日で働く面白さ、価値などを体験できます。
1.「何のために働くのか」を考え抜くワーク
2.双日ビジネス創成ワーク
◇日時◇
【第一日程】
1~3日目:11月4日(木)~6日(土)
4日目:11月12日(金)
5日目:11月13日(土)東京本社にて対面実施予定
6日目:11月16日(火)
※上記、全日程の終日参加が必須
【第二日程】
1~3日目:2021年12月16日(木)~18日(土)
4日目:2022年1月7日(金)
5日目:2022年1月8日(土)東京本社にて対面実施予定
6日目:2022年1月12日(水)
※上記、全日程の終日参加が必須
◇参加条件◇
大学生および大学院生(学年、学部、学科は問わず)
◇応募締切◇
【第一日程】
9月24日(金)15:00
※締切日時までにエントリーシート&大学成績の登録必須
【第二日程】(受付開始は10月上旬を予定)
11月2日(火)15:00
※締切日時までにエントリーシート&大学成績の登録必須
◇理系出身社員とのキャリア相談会◇
双日への興味のあるなしに関わらず、理系学生のみなさんが抱えるキャリアに関する悩みに少人数座談会形式で、同じバックグランドをもつ理系出身の社員が答えてくれます。
◇選考フロー◇
①エントリー
↓
②面接(※書類選考合格者のみ案内有)
【第一日程】
1次面接:10月12日(火)~14日(木)※オンライン
2次面接:10月20日(水)~22日(金)※オンライン
【第二日程】
1次面接:11月下旬※オンライン
2次面接:12月上旬※オンライン
↓
④インターンシップ参加
双日のインターンシップの選考ポイント
ここでは双日のインターンシップ参加の選考対策をご紹介します。
ESは自己PRとインターン参加志望を中心に対策!
双日のエントリーシートでは以下の設問をされることが多いようです。
・自己PR
・あなた自身について、具体的なエピソードを交えての自己紹介
・本インターンシップに参加する目的
・学生時代頑張ったこと
「自己PR」の設問では、自分の経験から学んだことが企業でどのように活かせるのか、組織でどのような役割を果たせるのかを意識しながら書くようにしましょう。
回答例
3歳からサッカーをはじめ、協調性や苦境での精神力を学んだ。小学生時代は民間チームでありながら、他のクラブチームを差し置いて県大会において優勝した。組織はチームの雰囲気や共通の目標をもつとが重要であることを実感した。また、社交性があると言われることも多く、大学入学時より続けている飲食店でのアルバイトでは、お客様の名前を覚えるだけでなく一人ひとりに合わせた対応をして評価された。加えて、大学時代のバックパッカーとして10か国を渡り、自分の意見をはっきりと主張する姿勢、異国の地で長期間生活する精神力も身につけた。
「力を入れたこと」の設問では、どんなことにチャレンジ・経験してきたのか。どのように成長してきたのかを問われています。
単に報告するのではなく、どんなことを経験し、どのような学びがあったのかをまとめましょう。さらに、自分が行動を起こそうとした動機もしっかり書きましょう。
上記の回答例でも「力を入れたこと」を盛り込んでいるので、参考にしてみてはいかがでしょう。
面接対策はインターンで学びたいこととESの深掘り!
面接時間は1時間。面接官1人に対し学生4人程度で実施されます。
「インターンシップで何を学びたいか」、さらにエントリーシートに沿った質問がされます。
志望動機については問われませんが、インターンシップそのものに対する志望動機は準備しておきましょう。
エントリーシートに沿った質問についての対策は、自己分析をしっかりすることが必要です。
自分はどういう人で、どういう価値観を持っているのか、をわかっている必要があります。
さらに、深掘りは「物事を考える力・物事に対する行動力」を判断されるので、「どんなことに問題意識を向け、なぜその行動をとったのか。」「もし今後同じような状況に遭遇した場合にどのような選択をするか。」を答えられるように準備しておきましょう。
双日のインターンシップ参加者の体験談
ここでは双日のインターンシップへ参加された先輩方の体験談をご紹介します。
「自分がどういったキャリアを歩みたいのかを、自身の今までの生き方や考え方から分析し、メンターや他のメンバーから客観的なフィードバックをもらいながら見つめなおすことができたことがとても良かった。」
「社員の徹底的な「より良いインターンにしよう」とアツイパッションを感じると共に、丁寧に学生と接してくれたので、非常に濃密な時間でした。最高の思い出になりました。」
【まとめ】双日のインターンシップでエネルギー業界の最大手企業を体験!
ここでは双日のインターンシップ情報を選考対策とともに紹介してきました。
双日の社員は事業家精神のあるタフな人材が多いと言われています。双日がどのような人物像を求めているのか理解したうえで、エントリーシートや面接などの選考準備をしましょう。
双日のインターンシップには120名程度参加されます。商社希望の学生だけでなく、業界の研究目的の学生も多くエントリーするようです。その中から選ばれるよう準備はしっかりしておきましょう。