「住友不動産は財閥系企業だからインターンシップの倍率は高い?!」
「住友不動産のインターンシップへ参加したいけど、どんな対策をしたらいいの?」
財閥系企業や総合ディベロッパーへの入社を志望している、または、興味のある学生は多いのではないでしょうか。
住友不動産は三井・三菱とならぶ財閥系企業であり、総合ディベロッパーです。それゆれ、住友不動産を安定企業ととらえ、就職を希望している学生はとても多く人気も高い企業です。さらに、インターンシップの倍率もとても高いです。
どう対策をすればいいのかと不安になることはありません。この記事で紹介する選考対策をしっかりすればインターンシップの選考を突破できるでしょう。
この記事では住友不動産のインターンシップの情報や求める人物像、選考対策に加え、実際に参加された学生の体験談もまとめましたので、是非最後まで読んでみてくださいね。
住友不動産の基本情報
住友不動産は、400年の歴史がある住友グループの総合ディベロッパーです。
本社は東京都新宿区西新宿にあり、都庁をはじめとする高層ビル群が立ち並ぶエリアの新宿NSビルです。
【事業内容】
住友不動産の事業の特徴は、オフィスビル事業や大規模複合開発です。「泉ガーデン」や「住友不動産新宿グランドタワー」などはその象徴ともいえ、東京都心部を中心に全国34か所、建物延床面積265慢平方メートルの実績を誇ります。
・都市開発事業
東京都心の大規模都市開発を中心に「街づくり」をすることにおいて、大きな強みとなる「土地を創る力」を築き上げました。
複数の土地を一つにまとめることにより、木造密集地の災害対策強化や道路などのインフラ整備、さらには地域の価値向上にも貢献しています。
・オフィスビル事業
保有棟数、保有面積とともに、東京No.1のスケールを誇る文友不動産のオフィスビル事業。東京都心を中心に230棟超のオフィスビルを展開しています。
「非常識への挑戦」の精神のもと40年経つ現在では、東京No.1事業に成長しました。
・分譲マンション事業
全国・首都圏6年連続第1位を誇る住友不動産の分譲マンション。
徹底的な顧客視線にこだわり、お客様の快適な生活をサポートし続けるため、マンション管理やサポートサービスまで自社グループ内で責任を持ってサポートする体制が築かれています。
・ハウジング事業
ハウジング事業は以下の2つです。
1.住宅再生事業
住友不動産のリフォームといえば「新築そっくりさん」。阪神・淡路大震災をきっかけに誕生しました。
それまで「建替え」と「部分リフォーム」の選択しかなかった業界に新ジャンルを確立させ、サービス開始から20年が経った今もなお、高く評価されています。
さらに、戸建てだけでなく、中古マンションの増加に伴って成長傾向です。
2.注文住宅事業
外部の専門会社にデザインを任せるのではなく、自社で発想することにより他社にはない商品づくりにこだわっています。
注文住宅「J・URBAN」は、グッドデザイン賞を受賞しました。
ディベロッパーならではの斬新なデザインや仕様を取り入れ、戸建住宅にも新しい風を吹かせています。
・不動産関連事業
不動産関連事業は、以下の3つに分かれます。
1.賃貸住宅事業
「ラ・トゥール」シリーズを中心とし、約5,300戸の高級賃貸マンションを管理運営しています。
「住宅」の概念を超えるサービスを提供しているため、外資系企業の役員、上場企業経営者、芸能人、スポーツ選手など、世界のVIPから選ばれています。
2.ホテル事業
住友不動産ならではのグレード感を有するホテルで、バブル崩壊後の市場に新たなニーズを創出したいと考え「ヴィラフォンテーヌ」シリーズとしてホテル事業を展開。
さらに、リゾート・観光ホテルも展開、2020年には大規模開発エリアである有明にハイグレードホテルを開業しました。
3.イベント事業
「ベルサール」シリーズとして運営するイベントホールや会議室を東京都心部にて展開しています。
施設を貸し出すだけでなく、企画から運営まですべてお手伝いしています。
住友不動産が求める人物像
ここでは住友不動産が求める人物像の3つをご紹介します。
リーダーシップで立場が異なる人を巻き込み引っ張っていく
1つのプロジェクトに関わる社員は少人数のため、若手であっても自ら考え、プロジェクトを最後まで進めていく力が必要となります。
経営幹部候補生として業務を遂行していけるリーダーシップは必要不可欠であり、未来の住友不動産を担っていく力が求められます。
これまでの常識が通用しない新しい時代を迎えている今、いままでにないスピードで働き方が変わっていきます。世の中の変化を一足早く見極め、「住友不動産」の新しい価値を創るチャンスとなるでしょう。
壁にぶつかった時の問題解決力や判断力
日本国内でビジネスを行うだけでなく、海外でのビジネス案件もあります。海外では慣習なども違うので、現地の人からのヒアリングなどで情報を得ることが大切になります。
受け身ではなく業界の常識を覆すようなアイデアを出せるようアンテナを立てて情報を得ること。
さらに、案件を進めるうえで壁にぶつかることは当たり前。その壁をどう乗り越えるか試行錯誤しながら挑戦する力も問われます。
自分の視野を広げ情報収集をすることで壁を乗り越えるスキルをつけていくことを楽しめる人が求められます。
常識にとらわれない発想力
住友不動産は歴史が長いことから保守的に思われがちですが、常に自分たちの手で新しいことに積極的に挑む会社です。
自らの頭で考え行動することで新規事業の開拓、新たなプロジェクトの立案などを全く新しい事業へ再構築する発想力が必要となります。
住友不動産のインターンシップ概要
ここでは住友不動産のインターンシップの概要をご紹介します。
住友不動産のまちづくりを体感できる3日間
※現在は応募受付を終了しています。
住友不動産の事業や仕事の取り組み方について実務に近い形で体験できます。
仲間とともに難題に向き合い、考え抜く時間はとても有意義な時間となるでしょう。
【内容】
・業界・会社説明
・グループワーク
都市開発事業に関する、事業計画業務や商品企画業務に関わる業務を疑似体験できます。
グループワーク後に担当者よりフィードバックがあります。
・物件見学会
・社員懇親会
【開催場所】
東京
【開催時期】
2021年9月21日~10月14日
※3日間にわたって開催(4ターム)
【参加条件】
四年制大学または大学院に在籍している方(学部学科不問・学年不問)
※原則3日間とも参加できる方
【応募締切日】
2021年8月24日
【選考フロー】
1.エントリーシートの提出
2.適性検査の受検(Web)
3.面接(Web)
4.参加者発表
住友不動産のインターンシップの選考対策
ここでは住友不動産のインターンシップ参加のための選考対策をご紹介します。
エントリーシートはオーソドックスな設問が多い
住友不動産のエントリーシートは、以下のオーソドックスな設問が多いようです。
・大学時代、あなたが一番実績を残せたと思うこと
・ディベロッパー業界に興味を持った理由
・セミナーへの参加を志望する理由
設問を答えるうえで自己分析をしっかりおこない、エピソードの中でアピールするポイントを具体的に書けるように練習しておきましょう。さらに、冗長な文章ではなく、簡潔に述べられるよう準備しておくとよいでしょう。
Webテストは玉手箱対策を!
玉手箱には以下の科目があります。どのパターンが出るかは企業により異なります。
◆言語
◆計数
◆英語
◆性格診断
玉手箱の対策としては、1つの設問に時間をかけ過ぎないということです。迷ってしまったら、深く考えずに次の設問に進むことを考えましょう。
1問でも多くの設問を解いて最後にたどり着くことが高得点となる可能性が高いです。
まずは問題集を何周も解き、苦手な分野は繰り返し解き直すことです。
面接は自己分析をして就活の軸を準備!
インターンシップの面接対策としては、自己分析をしっかりおこなうことです。
採用面接ではないので、自分の就活の軸について伝えることができるようにしておきましょう。
面接官は自社の社風と合っているかを確認します。
住友不動産の社風や求める人材を理解して、就活の軸を伝えられるような回答を準備しておくといいでしょう。
住友不動産のインターンシップ参加者の体験談
ここでは住友不動産のインターンシップへ参加された先輩方の体験談をご紹介します。
総合ディベロッパーの業務内容の理解を深めることが出来た。また、社員との座談会を多く準備して下さったため、キャリアビジョンを明確化することが出来た。移動時間や待ち時間が多く、暇に感じることもあったが、その時間は近くの学生と就活に関する雑談し、本選考の情報を集められた。
不動産業界の仕事がどのような段階を経て進められるのかがよくわかり、社員の方と交流する機会も多かったので、現実を知ることができたので良かった。このインターンの目的自体が会社のありのままを知ってもらうことだったようなので、仕事のマイナス面なども包み隠さず話してくれた。
【まとめ】住友不動産のインターンシップに参加して憧れの大手総合商社へ!
ここでは住友不動産のインターンシップ内容と選考対策など就活に役立つ情報を紹介してきました。住友不動産は財閥系企業で歴史も長く保守的なイメージが強いのでは?と思う方もいらっしゃったことでしょう。しかし、常に挑戦する精神を持った総合ディベロッパーであることがわかりました。
住友不動産の求める人物像を理解したうえで、エントリーシートや面接対策をおこないましょう。財閥系企業や総合ディベロッパーに興味がある学生は準備を入念にし、選考に臨むようにしましょう。