「伊藤忠商事のインターンシップへ参加したいけど、どんな対策をしたらいいの?」
「伊藤忠商事のインターンシップの感想などを知りたい!」
商社への入社を志望している、または、興味のある学生は気になるのではないでしょうか。
伊藤忠商事は大手総合商社です。
それゆれ、伊藤忠商事への就職を希望している学生はとても多く人気の高い企業です。さらに、インターンシップの参加希望者も多く倍率もとても高いです。対策をとらずに参加するのはとても困難です。
しかし、この記事で紹介する選考対策をしっかりすればインターンシップの選考を突破できるでしょう。
この記事では伊藤忠商事のインターンシップの最新情報や求める人物像、選考対策に加え、実際に参加された学生の体験談もまとめましたので、是非最後まで読んでみてくださいね。
伊藤忠商事の基本情報
伊藤忠商事は、グローバルに展開する大手総合商社です。
創業は1858年。近江商人の初代「伊藤忠兵衛」が麻の布を売り歩いたことが始まりで、150年以上の歴史があります。
伊藤忠商事は、東京本社(東京都港区北青山)と大阪本社(大阪府大阪市梅田)を含め9つのオフィスがあります。海外では約65か国に110以上のオフィスがあり、約4200人の社員が働いています。グループ会社を含めると10万人以上の社員が働いている大企業なのです。
伊藤忠商事は、以下の6分野で事業展開をしています。
・繊維事業
・機械事業
・金属事業
・エネルギー・化学品事業
・食料事業
・情報・金融事業
・住生活事業
特に繊維分野は強く、中国を初めとしたアジア圏の市場で多く取引されているのが特徴です。
ちなみに、日本の代表的な総合商社7つをご紹介します。
・三菱商事
・伊藤忠商事
・住友商事
・三井物産
・丸紅
・豊田通商
・双日
伊藤忠商事も7つの企業に入っており、名実ともに国内トップクラスの総合商社ですね。
伊藤忠商事が求める人物像
ここでは伊藤忠商事が求める人物像をご紹介します。
情熱を持って挑戦できる
伊藤忠商事は商社業界の中で最も歴史が古い企業で、経営理念でもある初代伊藤忠兵衛の経営哲学「三方よし」の考えに基づいています。
「三方よし」とは、自社の利益だけでなく、取引先や株主、社員などの様々な周囲の人の期待と信頼に応え、社会課題の解決に貢献したいという思いです。
困難にも屈せず、強い気持ちを持った人が求められます。
「現状に満足せず、壁にぶつかっても一度や二度の失敗では諦めずに前に進むことができる」そんな人物像を求めていると言えます。
そのためには、「新しいものが好き」「まずはやってみようという気持ち」が大切ですね。
「相手目線」を持ち新しいビジネスへ
伊藤忠商事は、商社の中では社員数が少なく、少数精鋭と言われています。そのため、社員一人ひとりの裁量と仕事の範囲が広いのが特徴です。
ですから、仕事への思いや責任感を強く持ち、新しいことに積極的に挑戦することが大切です。
また、ビジネスの仕組みを作っていく力、相手にとってメリットを生むビジネスをおこなっていく力が強く求められます。
そのためには、お客様の視点に立ち、相手のニーズや情報を聞き取り、収集し整理することが不可欠となりますので、「相手目線」が重要になります。
さらに、伊藤忠商事の内定者には、何か一つでもキラリと光るものを持っている人、いわゆる「個性」がある人が多いようです。
伊藤忠商事のインターンシップ概要
ここでは伊藤忠商事のインターンシップの概要をご紹介します。今年度の開催は未定のため、昨年度の概要を掲載しています。
1日完結型Workshop
(今年度は未定のため、昨年度の概要を掲載)
プログラム1:伊藤忠商事の成長環境を体感するケーススタディ
新卒入社からの成長環境を学ぶことができます。
若手社員が実際に担当した案件を事例に、どのような仕事をするのか、どのようなことが学べるのかを体感できます。
経験が浅くても主体に働くことで、どのような成長をし、将来のキャリア拡充をもたらすのかを感じることができます。
プログラム2:多様な社員との座談会
「商社で働く」というキャリアについて考えるきっかけとして、幅広い年次の社員と交流する機会を用意しています。
若手からの成長環境や事業内容、社風について学ぶことができます。
【開催日時】
2月上旬
【実施場所】
伊藤忠商事株式会社東京本社(東京都港区北青山2-5-1)
【参加条件】
大学生または大学院生(全学年対象)
【応募方法】
1.エントリー
2.課題提出
3.インターンシップ参加
※応募者多数の場合、抽選にて決定
自身の成長とこれからのキャリアを考える4日間
(今年度は未定のため、昨年度の概要を掲載)
プログラム1:商社ビジネスの本質と伊藤忠商事の歴史
伊藤忠商事が業界に先駆けて繰り返してきた「挑戦」についてお伝えします。
プログラム2:自己成長を促す環境について
実際に若手社員がどのようなチャレンジをして、何を学んでいるのか、具体例や失敗談をお伝えします。
また、若手の成長環境が自身の可能性の拡大にどのように寄与しているのが学ぶことができます。
プログラム3:社会に新たな価値を提供する「新規事業立案」
自身の体験や現在の社会環境・課題の分析を通じて「社会に対して提供したい新たな価値」を定め、それを「伊藤忠商事として取り組むべき理由」と合わせて新規事業プランへ練り上げていただきます。
最終日には、伊藤忠商事のエース社員の前で練り上げた新規事業プランを発表。社員からの鋭いフィードバックをもらうことで学びになります。
【開催日時】
12月
【実施場所】
伊藤忠商事株式会社東京本社(東京都港区北青山2-5-1)
【参加条件】
・大学生または大学院生(全学年対象)
・4日間すべてのプログラムに参加できること
【応募方法】
1.エントリー
2.顔写真、エントリーシート、PR動画の提出
3.一次選考
4.二次選考
(※オンラインで選考を実施予定。選考過程で適性検査を実施します。)
5.インターンシップ参加
伊藤忠商事のインターンシップの選考対策
ここでは伊藤忠商事のインターンシップ参加のための選考対策をご紹介します。
エントリーシートはポイントをしっかり押さえる
エントリーシートでは以下のような設問が多いようです。
・学生時代頑張ったこと、そこから学んだこと
・あなたの行動がチームに良い影響を与えた経験
・あなたを構成する3つの要素について
・あなたの欠点は何ですか?その欠点を克服するために、努力していること
いずれも300文字以下でまとめて書かなければなりませんので、情報の取捨選択が必要になってきます。冗長な文章ではなく、簡潔に伝えたいことをまとめ、読みやすさにも注力して対策してみましょう。
面接官は、あなたが学んだことが社会で活かせる学びとしてできたかどうかを判断しています。
さらに、思考の深さなども評価されていますので、社会でも活かせる学びを意識して答えることで、他の就活生との差別化につながります。
PR動画は自分自身を素直に表現する
明確に合格基準を設けているわけではなく、より多角的な観点から学生を見られるため導入されました。
営業現場でもコーポレート業務においてもコミュニケーション能力は重視されています。
画面から目をそらしたり、緊張しすぎてしどろもどろになっていたりすると良い印象を得ることはできません。
好奇心を持ち、積極的に取り組む熱意や姿勢が必要となります。言葉は多少つたなくても画面を通してでも熱意は伝わりますので、自分自身を素直に表現してみましょう。
もちろん、原稿を作成し、カメラの位置で逆光にならないよう意識して笑顔で臨みましょう。
グループディスカッションは自由議論形式!
グループディスカッションは20分~30分でおこなわれます。
自由議論形式ですが、賛成派と反対派に分けられてディスカッションをおこないます。
自由議論形式で気を付けるポイントは以下になります。
結論を考えながら話を展開する
自由議論形式だと知らず知らずのうちに論点から外れてしまうこともがよくあります。
話を展開する上で最終的な結論を意識しながら臨んでみましょう。
ディスカッションへの姿勢が大切
面接官はディスカッションの結論を重視しているわけではなく、議論への参加の姿勢を見ています。参加者全員が意見を出せる状況を作るよう心がけましょう。
面接は基本的な質問!自己分析を徹底的に
伊藤忠商事のインターンシップ選考の面接では、基本的な質問をされることが多いようです。
例えば、
・自己紹介とインターンシップへの志望動機
・学生時代に力を入れて取り組んだこと・頑張ったこと
・困難に遭遇した経験と克服方法
質問に対して答えられるようにしっかり対策をしておきましょう。
面接官は、
・何のためにやってきたのか
・なぜそれをやったのか
という行動の動機の部分をより深く見ています。
部活やサークル、アルバイトなども「やろう」と思った動機にその人の考え方や個性が出ると考えているようです。
さらに、直面した課題をどう乗り越えたかということも重要です。乗り越えたことで「何を学んだか」というところを見ています。
変に自分を作らず、自身のありのままの考えや感じたことを簡潔に伝えられるように臨みましょう。
伊藤忠商事のインターンシップ参加者の体験談
ここでは伊藤忠商事のインターンシップへ参加された先輩方の体験談をご紹介します。
グループワークでは伊藤忠商事がどのような考え方やアイディアをもって事業に取り組んでいるかを強く体感することができた。各ワークごとに必ず正解となる答えを提示していただけるので、ワーク中には気づかなかった視点や伊藤忠商事ならではの視点を学ぶことができた。
課題把握能力と、グループワーク時の質問の仕方。鋭い意見を持っている人ほどあまりはっきり喋らないことが多いと思った。それを引き出すこと、質問を投げ掛け、応答を引き出すことは誰でもできる。スピード感があるグループディスカッションだったからクリアな頭で望んだ方がいい。聞くだけの一方向のものではないので注意。
【まとめ】伊藤忠商事のインターンシップに参加して憧れの大手総合商社へ!
ここでは伊藤忠商事のインターンシップ最新情報と対策をご紹介してきました。伊藤忠商事の社員は「野武士集団」言われることが多く、少数精鋭で個の力を重視しています。
インターンシップの社員さんからのフィードバックは鋭いらしいので、それだけでも価値あるものですね。PR動画や面接などは自分自身のことを表現できるよう、しっかり自己分析して臨んでみましょう。
今年度のインターンシップは今のところ未定とのことですが、入社志望や興味のある学生はHPをチェックしておきましょう。