「JTBのインターンシップに参加したいけど、選考対策ってどうしたらいいの?」
「JTBのインターンシップに参加した人の体験談が知りたい」
将来JTBで働きたいと考えていたり、観光業界で活躍したいと考えている学生はJTBのインターンシップが気になるのではないでしょうか。
旅行業界は就職先としても毎年人気の業界であり、そのなかでも大手のJTBは非常に人気の高い企業です。就職先人気ランキングでも毎年上位に入ってくる企業のため、働きたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
今回はそんなJTBでのインターンシップの概要や選考対策について説明します。さらに、過去にJTBのインターンシップに参加した学生の体験談もご紹介していきます。JTBのインターンシップに参加して、観光業界への就活を有利に進めましょう。
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JTBが募集しているインターンシップ概要
2021年8月現在、JTBはインターンシップを募集していませんが、過去に募集されたインターンシップの概要をご紹介します。
2020年に開催されたインターンシップには、「JTBグループ1Day仕事体験(オンライン)」、「JTBグループインターンシップ5Days(リアルイベント)」、「障がい学生向けインターンシップ(2Days・3Days)・1Day仕事体験」の3つを募集していました。それぞれ詳しく見ていきましょう。
JTBグループ1Day仕事体験(オンライン)
「グローバル・訪日インバウンド」、「広告・マーケティング」、「地域交流」の3つのテーマから1つを選び、それぞれのビジネスを体感することができます。どのテーマを選んだとしても、「交流創造事業の可能性」「JTBビジネスモデルレクチャー」「課題解決型提案体験」などを学ぶことができます。昨年は以下の内容が開催されました。
- 各テーマの市場とJTBが挑むビジネスレクチャー
- JTBグループのビジネスモデルレクチャー
- 各テーマに沿った企画書・提案書作成業務体験とプレゼンテーション
こんな人にオススメ
- 商社や外資系企業などグローバルを軸に活躍したいと考えている人
- マーケティングや企画などの軸でキャリアを考えている人
- 地域活性化など、社会問題解決への興味を持っている人
JTBグループインターンシップ5Days(リアルイベント)
このインターンは、JTBグループ1Day仕事体験(オンライン)に参加した学生のみ応募することができます。
JTBグループの実践をもとにした追体験型インターンシップです。昨年は以下の内容が開催されました。
- リサーチ・マーケティング業務体験
- 企画書・提案書作成業務体験
- プレゼンテーション体験
- 社員・内定者との意見交換・フィードバック
※昨年は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、5Daysから3Daysに変更されました。
こんな人にオススメ
- リアルなビジネスの実態を経験したい人
- 志高い仲間を見つけたい人
障がい学生向けインターンシップ(2Days・3Days)・1Day仕事体験
昨年は2020年9月(2日間)、11月(1日)、2021年2月(3日間)の計3回に分けてインターンシップが開催されました。それぞれ以下の内容が開催されました。
【2Daysインターンシップの概要】
- JTBグループの障がい者活躍への取組
- 団体営業に関する業務体験(国内手配体験、業務課体験)
- 先輩社員との交流会
【1Dayインターンシップの概要】
- 自己分析から自分の強みを知る
- JTBの働く環境への理解
- 造成部門でのパンフレット作成体験(お客様に響く表現を考える)
【3Daysインターンシップの概要】
- 職場訪問
- 先輩社員との交流
- 訪日インバウンドの企画作成体験(海外から来た大学生の国際交流をメインとした企画)
こんな人にオススメ
- JTBで障害がある社員が多く従事している就業体験をしてみたい人
- JTBで障害がある社員への支援や取組を知りたい人
- JTBで働く障害のある先輩社員から、キャリアや仕事について話を聞いてみたい人
JTBインターンシップの選考フロー
それぞれのコースによって選考フローが異なるため注意してください。
【JTBグループ1Day仕事体験(オンライン)】
Club JTBインターンシップに会員登録→ご希望のテーマ・日時で予約→インターンシップ参加
【JTBグループインターンシップ5Days(リアルイベント)】
JTBグループ1Day仕事体験(オンライン)に参加→日程選択、エントリーシート登録→合否連絡→参加意思登録
【障がい学生向けインターンシップ(2Days・3Days)・1Day仕事体験】
Club JTBインターンシップに会員登録→「障がい学生向けインターンシップ」応募→合否連絡→インターンシップ参加
JTBが求める人物像
「JTBグループインターンシップ5Days(リアルイベント)」と「障がい学生向けインターンシップ(2Days・3Days)・1Day仕事体験」はインターンシップに参加するために、選考が行われます。ここでは、JTBが求める人材について詳しくご紹介していきます。
自律創造型社員
JTBグループでは、自立創造型社員の育成に力を入れています。
自律創造型社員とは
- (ベースとしての)高いスキル/専門性
- (動機としての)強い成果志向
- (思考・行動特性としての)自律創造性
を備え、担当職務において高い成果を発揮するとともに、新しい情報やスキルを継続的に習得しなが、自ら課題を認識・形成し、その解決に向け「Plan(What⇒How)⇒Do⇒Check]を常に自律的(主体的)に考え、行動することを通じて顧客拡大、業務改善、事業革新等 新たな価値の創造に繋げる社員(=人財)
これらを踏まえ、自己PRでは、以下の資質を持っている人物であるということを面接官にアピールできるような内容を盛り込んでいきましょう。
異文化への理解力とコミュニケーション力
グローバル化する社会で高い能力を発揮して活躍するためには、外国の顧客や取引先とのコミュニケーションに用いる英語力だけでなく、日本以外の文化や考え方を理解する姿勢が大切です。
多様な働き方が推進される近年の日本では、国籍や人種、宗教などにおいて多彩な属性を持つ人材の採用がますます進むことが予想されます。その上でも、語学力だけでなく、異文化への理解力を持つ人材が求められています。
プレゼンテーションスキル
グローバル化する世界では、バックグラウンドの異なる人や企業と交渉したり、自身の考えを発信する力も必要です。
例えば、企画や計画などを文章や図表にあらわし、効果的にプレゼンテーションできるスキルがあると理想的です。
問題解決能力
変化の激しいグローバル社会では、課題を明確にしながら、事業の構想を練る力も求められます。立案力や事業構想力が身につくと、個人の成長だけでなく、企業全体の利益や成長につながります。
「いつまでに何をするか?」を考える立案能力は、世界を相手にするJTBのような企業の社員にとって必要な資質であるといえます。
JTBインターンシップ参加者の体験談
実際にJTBのインターンシップに参加した学生の体験談をまとめました。
中央大学 男性
会社・社員の雰囲気や対応はいかがでしたか?
人事の方は少ないながらも的確なフィードバックを行ってくれたので今後参加する企業でのグループワークなどに大いに役に立った。また、インターンシップ終了後も30分ほど質疑応答の時間を設けてくれたので就活性に対して真摯かつ優しく接してくれているのだと感じた。
この企業のインターンを通して学んだことを教えてください
顧客の課題解決を行っていく中で顧客の声をよく聴くことが重要であるということ。グループワークを行っていく中で見落としそうになるポイントをチームでカバーし合うということもとても大切であり、今後生かしていきたいと思った。
この企業のインターンを受ける後輩にアドバイスをお願いします
先着順のインターンシップなのではやめにマイページ登録を済ませ、企業からの通知に目を配るようにすることが大事。
明治学院大学 女性
会社・社員の雰囲気や対応はいかがでしたか?
会社の雰囲気は全然掴めませんでしたが、質疑応答の時、社員の方々がどんな質問に対しても詳細に真摯に答えてくれていたことにとても好感を持てましたし、社員さん同士の会話で明るい雰囲気や仲が良いのだなという印象を受けました。
この企業のインターンを通して学んだことを教えてください
初対面の人と短時間で難しい課題に取り組むことで、コミュニケーション能力はもちろんのこと、自分の意見を伝える力や、発言力、最終的にプレゼンまで持っていかなければならないのでまとめる力など、とにかく自分の視野を広げることができる有意義な時間でした。
この企業のインターンを受ける後輩にアドバイスをお願いします
選考がなく先着順なので、業界研究目的でも参加できますし、参加するだけで1dayとは思えないくらい学べることがたくさんあるので、参加すること自体に意味があると思います。大手なので参加前まではかなり緊張しましたが、グループワークに集中できる環境で、とても濃い1日になると思います。
【まとめ】JTBのインターンシップに参加して憧れの観光業界へ!
JTBのインターンシップに参加することで、JTBの仕事内容が明確になるだけでなく、観光業界について深く学ぶことができます。また、JTBのインターンシップでは1Dayのものでも有意義な時間を過ごすことはできますが、本気で観光業界を目指す人は、5Daysにも参加して理解を深めましょう。
さらに、インターンシップ参加者の声からもわかるように、JTBのインターンシップに参加することで、企業の方から的確なフィードバックをもらうことができるため、今後の就活でも大いに役立てることができます。
将来JTBを目指す人や、観光業界で活躍したいと考えている人は、JTBのインターンに参加して就活を有利に進めましょう!