【ガクチカ】アルバイトを題材にした書き方&例文!評価ポイントも解説!

2021年7月2日

「ありふれたアルバイトの経験しかなくて、魅力的なガクチカが書けない」

「一生懸命取り組んだアルバイトをガクチカに書いても、エントリーシートが全然通らない」

ガクチカにアルバイト経験を書こうとする上で、このような悩みを抱える就活生は多いようです。実はガクチカにアルバイト経験を書く学生は最も多く、人気のテーマである部活やサークル活動を超えて「ガクチカのテーマ第1位」というデータもあります。アルバイト経験をガクチカでアピールする就活生が最も多い中、どうすればエントリーシートが通るガクチカが書けるのか不安になりますよね。

しかしアルバイト経験をテーマにしても、書き方のポイントと注意点を押さえれば採用担当者に響くガクチカを書くことができます!

今回はアルバイト経験で魅力的なガクチカを書く方法をマスターしましょう。

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ガクチカとは学生時代に頑張ったこと

ガクチカとは学生時代に力を入れたことを略した就活用語です。就活を始めると自己PRや志望動機に続いて、ガクチカという言葉をよく耳にするのではないでしょうか。

企業の採用担当者が必ずと言っていいほどガクチカを聞くのは、ガクチカから就活生がどのような人となりであるかを知りたいと考えているからです。企業はそれぞれ社風が異なり、就活生の人柄や思考が社風や業務内容と合っているかを確かめる目的でガクチカを尋ねています。

ガクチカにアルバイト経験について書く就活生は最も多いとされています。

そんなアルバイト経験をテーマにしたガクチカで、企業の採用担当者に評価されるためにはどうすれば良いのでしょうか。また数多くのアルバイトに基づいたガクチカがある中で、他の人とは違う工夫をすることも必要ですよね。

アルバイト経験のガクチカで評価される2つのポイント

企業の採用担当者はアルバイト経験をテーマにしたガクチカのどのようなポイントを評価するのでしょうか。

まずガクチカを書き始める前に、以下の2点を意識してみてください.

①どのような目的でアルバイトをしたか

ガクチカでアルバイト経験を書いた場合、学生がどのような考えを持ってそのアルバイトをしていたかという「目的」が大いに評価されます。アルバイトの内容を聞くだけでは学生の人となりを判断することはできません。アルバイトの内容以上にその学生がどのような目的を持って、どんな課題を乗り越えて何を学んだかの部分が重要になります。

しかし高い志を持ってアルバイトをする学生よりも、学生生活を送る上でお金が必要であったり、両親の金銭的負担を減らしたいというようなお金を稼ぐ目的でアルバイトをする学生のほうが多いことでしょう。

「お金を稼ぎたい」という目的であっても、書き方の工夫次第で評価ポイントを押さえたガクチカは書けます。

例えば「時給に加え売上に応じて歩合がつくアルバイトであったため、よりお客様にとって魅力的な接客がしたいという向上心へつながった」というような書き方をすれば、立派な目的であることが伝わります。

②アルバイト経験から何を学んだか

企業の採用担当者はアルバイト経験からその学生がなにを学んだか、更にその学びを志望する職種にどう生かしたいと考えているかという内容も評価しています。企業側はガクチカのテーマの内容以上に、学生の問題解決能力や問題に立ち向かう姿勢、そこから得た学びを聞きたいと考えているからです。

経験したアルバイトの内容がいかに華やかであるか、リーダーなどの役職に就いたなどをアピールするよりも大切なことです。

・アルバイトで起こった問題をどう解決したか

・アルバイト経験から何を学んだか

・得た学びを仕事でどう生かしたいと考えているか

という価値観に重きを置いてみましょう。

ガクチカにアルバイト経験を書く時のポイント2つ

ガクチカでアルバイト経験をテーマに書く時に留意したいポイントを2つご紹介します。

以下のポイントを意識して書くとより印象に残るガクチカが書けるでしょう。

①5W1Hで書く

5W1Hとは以下の英単語の頭文字を取ったものです。伝えたい内容をこの5つのポイントを入れて説明すると、どのような相手にも伝わりやすい内容となる方法です。

【5W1H】

When:いつ

Where:どこで

Who:だれが

What:何を

Why:なぜ

How:どのように

抽象的でなく具体的にアルバイト経験を伝えるためには、この5つのポイントを入れた説明をする必要があります。

そして5W1Hはアルバイト経験のガクチカを書く時だけでなく、日常のあらゆるコミュニケーションにも使える方法です。エントリーシートだけでなく、面接の質疑応答でも5W1Hを意識した話し方を心掛けると話の内容が伝わりやすくなります。

②結果や実績は具体的な数字で書く

アルバイト経験をガクチカに書く際は、自分が起こした行動によってもたらされた結果や実績は具体的な数字に置き換えて書くことがポイントです。

例えば「私が提案した新しい接客方法によって、お客様の数が大変増えました」という書き方は具体的とは言えません。なぜ具体的でなくてはならないかと言うと、「大変」の定義は人によって異なるからです。企業の採用担当者にも学生の指す「大変」の度合いがどのようなものであるかは、具体的に書かなければ伝わらないのです。

「私が提案した○○という接客方法によって、翌月の新規顧客がリピーターとなる割合が○%から○%まで増えました」といったような具体的な数字を用いて説明するようにしましょう。

アルバイト経験でのガクチカの書き方

それではアルバイト経験をテーマにしたガクチカの書き方をくわしく見ていきましょう。ガクチカの書き方の基本と構成に加えて、アルバイト経験をガクチカに書く際に必ず取り入れたいポイントについてもご紹介します。

①ガクチカの適切な文字数は8割以上

ガクチカにはたいてい文字数指定があります。少ないガクチカで100字から、多いものであると500字程度の文字数が指定されています。中には文字数制限が無制限というガクチカもあるようです。

ポイントはどのような文字数指定であっても、最低8割以上は埋めるということです。もし文字数制限がない場合は、長めの400から500字を目安に書くと意欲をアピールできるでしょう。内容の無い文章をだらだらと長く書けば良いという意味ではありません。しかし短すぎるガクチカでは、企業の採用担当者に入社志望度の高さや真剣さを伝えることができないのも事実です。

②ガクチカに取り入れるべき内容

ガクチカの書き方に決まりはありませんが、企業の採用担当者に響くガクチカを書くために取り入れたい8つの内容があります。

アルバイト経験をテーマにしたガクチカを書く時以外でも、以下の8つの内容を意識的に取り入れるのがおすすめです。

結論(力を入れたこと・頑張った経験)

動機(①に取り組んだ動機)

目標(①の目標)

課題や問題点(目標に向かう過程で発生した課題や問題点)

解決策(④をどのように解決しようと行動したか)

結果(どのような結果になったか)

学び(①〜⑥を通して何を学んだか)

学びの生かし方(得た学びをどう仕事で生かしたいか)

この8つのポイントを見ると、ガクチカでいかに「経験した内容以上に、問題解決能力や得た学び、学びの生かし方」が重視されるかご理解頂けるでしょうか。

アルバイト経験をテーマにガクチカを書くときは更に以下の5つのポイントについても考えましょう。

①アルバイトの端的な内容

②どのような目的を持ってアルバイトをしたか

③アルバイトをする過程での問題に対する改善案

④自分の提案した改善案を実行した結果・実績

⑤上記の③~④を通して得た学び・それをどう応用できるか

このようにアルバイトをガクチカのテーマとして書く際には、より具体的な数字を用いた改善や実績を併せて考えることがポイントとなってきます。アルバイトであっても、社会人である社員と共に仕事をすることも多いため具体的な改善の提案や実績に触れる機会はあるでしょう。そのため、他のテーマ以上に具体例に実際の数値を用いやすいというメリットもあります。

③STAR法でガクチカの構成を作る

ガクチカに書く内容を箇条書きなどで書き出した後は、STAR法と呼ばれる構成を使ってガクチカの骨組みを作ります。

まずはSTAR法についてご説明します。STAR法のSTARとは4つの単語の頭文字から成り立っています。

  • Situation:アルバイトの内容・そのアルバイトをしていた目的や背景
  • Target&Task:アルバイトをする過程で気付いた問題点やトラブル・改善案
  • Action:自分が提案した問題解決や改善案のために実際に取った行動
  • Result:最終的に得られた結果・学び・学びの生かし方

STAR法にアルバイト経験をテーマに当てはめて考えると、以上ような構成が出来上がります。

このような構成を作る前に、いきなりガクチカを書き始めると膨大な時間がかかってしまいます。普段目にする記事や書籍なども、しっかりと構成を作ってから文章を書いている場合がほとんどです。まずは内容と構成を作ることに力を注ぐことから始めましょう。

④ガクチカの内容・構成を文章へ

ガクチカに書く内容を決めて、STAR法でガクチカの構成を書き終えたら最後に文章へと仕上げをしていきます。

その際に意識したいことは、中学生でも十分に理解できるような正しい日本語でわかりやすい文章を書くということです。エントリーシートは小説ではないため、センスを出そうと難しい表現や言葉を用いる必要はありません。企業の採用担当者は最低数百枚のエントリーシートをチェックするため、むしろ小難しく読みづらい文章はマイナスとなります。また最後まで読んでもらえない可能性も高いのです。

ガクチカだけでなく、自己PRや志望動機を書く際にも、常に読む人の立場や気持ちを思いやる姿勢を持つことが大切であると言えます。

内容や構成を文章にする時には、以下のようにつなげていくのがおすすめです。

学生時代に力を入れたことは( )というアルバイトを○年間勤めたことです。そのアルバイトを始めた理由は( )というものでした。

アルバイトを始めて○年程経ち仕事に慣れた頃、( )という問題点があることに気付き店長に( )という改善案を提案し実行することになりました。

なかなかうまくいかない時期が続きましたが、その問題を改善するために( )という行動をとりました。その結果問題は( )という結果に改善したのです。

この改善経験を通して学んだことは( )ということです。問題改善のために自ら考え行動する姿勢、( )という学びを貴社の業務を遂行する上で大切にしたいと考えています。

このようにまず簡潔な文章を書いてみます。後は足りないと感じるところを追加してみたり、より自然な文章になるように仕上げをしていきましょう。

ガクチカを書き始めると、あれもこれも書きたいという気持ちになることもありますが、伝えたい内容を1つに絞ることが大切です。絞った内容を深く書くことで、読み手の印象に残りやすいガクチカとなるからです。

アルバイト経験をガクチカに書く時の注意点

アルバイト経験をガクチカに書く時には、いくつかの注意したいポイントもあります。以下の6つのポイントに留意して、アルバイト経験で魅力的なガクチカを書きましょう。

①アルバイト経験をガクチカに書く就活生が多いことを理解する

前述のようにアルバイト経験をテーマにガクチカを書く学生が一番多いという事実があります。それを理解した上で、差別化を意識したガクチカを書くようにしましょう。他の学生と似たようなことを書かないことがポイントです。

例えば「一生懸命アルバイトを頑張りました」「笑顔を絶やさず接客しました」「お客様を第一に考えました」などの抽象的な表現を使う学生は意外と多いため、具体的で話を掘り下げたガクチカを書いて差別化を図りましょう。

②仕事内容だけの説明はしない

ガクチカの内容がアルバイト業務の内容説明だけで終わらないよう注意しましょう。

企業の採用担当者はアルバイトの内容を重視しているのではなく、学生がアルバイト経験から得た問題解決能力や学び、学びの仕事への生かし方の価値観について知りたいと思っているからです。

学生にとって華やかに見えるアルバイトや特殊な業務内容を経験した場合、仕事内容について詳しく説明したくなる気持ちもあるかと思います。しかしガクチカが何を問われているかという原点に戻って考えてみると、仕事内容の説明で終わらせてはいけないことに気付くはずです。

③短期で辞めたアルバイト経験は避ける

ガクチカにアルバイトをテーマとして書きたい場合でも、そのアルバイトが合わずに短期で辞めた経験であれば書くのを避けましょう。また色々なアルバイトを転々としたという経験も、ガクチカに書くにはあまりおすすめできません。「この学生は継続力がなく、入社してもすぐに辞めてしまうかもしれない」とマイナスに評価される可能性があるからです。

もちろん短期で辞めたにもかかわらず、嘘をついて○年間勤務していますなどと書くのも絶対にやめましょう。エントリーシートが通っても、面接ではガクチカについて深掘りされる場合が多いのです。書いた内容に対してうまく答えられず、嘘だとわかった場合は信頼を失ってしまいます。

このような場合はアルバイト経験以外をガクチカのテーマにすることを考えてみましょう。

④アルバイトの専門用語使用は控える

アルバイトには様々な業界があり、それぞれに専門用語というのが存在します。アルバイト経験が長くなるほど専門用語が身近になり発する機会も多くなりますが、ガクチカでそれらの専門用語を書くのはやめましょう。

もし専門用語を書かないといけないのであれば、誰にでもわかる言葉に置き換えて書くようにします。社会人として仕事をする上でもこの考えは大切です。話す相手に合わせてわかりやすい話し方をするのは基本ですし、相手がわからないと思われる難しい言葉を使って知識をアピールすることはむしろ失礼にあたります。

「ガクチカ」という言葉も、就活を経験した人でなければわかりませんよね。

⑤具体的なアルバイト先の名前は書かなくて良い

アルバイト経験をガクチカに書く際には、具体例なアルバイト先の名称は書く必要はありません。ガクチカには店名や名称ではなく、アルバイトの内容や業種を書くようにしましょう。エントリーシートではアルバイト先の情報の個人情報は求められません。

万が一面接でガクチカについて話が盛り上がり、話の流れで面接官に聞かれた場合は答えるのが良いでしょう。

⑥水商売・ネットワークビジネスのアルバイト経験を書くのは避ける

自分にとって頑張った経験であっても、キャバクラやホストクラブなどの水商売のアルバイト経験をガクチカに書くのは避けましょう。飲食店という表現を使ったとしても、内容について深く問われた時に困ってしまいます。

水商売でお金を稼ぐこと自体が悪いという意味ではありません。企業側からすると夜職というダークなイメージがあったり、納税をしていないと疑われたりするため採用試験に通過するためのガクチカには相応しくないということです。

またネットワークビジネスに関してもガクチカに書くのは避けましょう。いくらその商品の質が良くて、それを広めたいという信念を持っていても、ネットワークビジネスをめぐる人間関係のトラブルはつきものです。関東では店内でのネットワークビジネス商談を禁止する飲食店も出ている程、ビジネスのしくみが社会的に見てあまり良い印象ではないことは確かです。企業側からは「入社後に副業として社員に商品を勧めるのではないか」と懸念される可能性もあります。

アルバイト経験のガクチカ例文4選

アルバイト経験をテーマにしたガクチカの例文をいくつかご紹介します。伝えたい内容や構成を意識して読んでみましょう。

是非ガクチカを書く時の参考にしてみて下さいね。

①飲食店(カフェ)アルバイト経験の例文

学生時代に力を入れたことは、ドーナツを製造販売するカフェでのアルバイトです。高校を卒業してから現在まで継続し、販売業務を担当しています。

アルバイトを始めて一年経った頃に、会社規定の試験を受けて時間帯責任者となりました。責任者になると幅広い時間帯で勤務することが増え、新しく気付くことがありました。それは時間帯によるお客様の層の違いです。

特に午前中のお客様はビジネスマンであることが多いことに気付きました。ビジネスマンのお客様はドリンクのみ注文することが多く、滞在時間が長い特徴があります。

ドリンクの販売だけでは売上が伸びず回転率も悪いため、そのようなお客様にもドーナツを販売したいと考えるようになりました。そこでアルバイトスタッフも含めたミーティングを開催しました。

ミーティングの結果「ドーナツとドリンクを単品で販売しているため、時間を潰したいお客様はドリンクのみ注文するのではないか」という仮説を立てました。それに対する改善策として、午前限定でドーナツとドリンクのセットメニューを販売することを試みました。

導入する過程においては店長の許可が必要であり、話し合いには時間を要しました。しかし導入するメリットとデメリットについて具体的に説明するよう努めた結果許可を得ることができました。その後新しいセットメニューをお客様に伝えるプロモーション方法をスタッフ全員に周知しました。

以降午前にドリンクのみを注文していたお客様も、セットメニューを注文して下さるようになりました。この新しい販売方法を導入してから、店全体の月間売り上げを30%アップさせることに成功しました。

この経験から状況をしっかりと観察すると改善点が見えるということを学びました。貴社の仕事でも、現状に満足することなく常に改善できることはないか考え現場の向上に努めたいと考えています。

②カラオケ店アルバイト経験の例文

私はカラオケ店の接客のアルバイトでフロント業務を担当しており、接客の改善に最も力を入れました。

3年前に入店した頃はマニュアル通りの対応しかできず、マネージャーからロボットのような接客と注意を受けることが度々あり、臨機応変に対応できない接客の未熟さを改善しようと試みました。

お客様に合わせた接客ができるよう、自分なりに3点の改善案を考えて取り組みました

・臨機応変な接客が出来るように、手本となる先輩からアドバイスをもらうだけでなく、良いと思う動きを真似して吸収するよう心がけました。

・学生や社会人、高齢のお客様など一人一人に合わせた話し方や対応ができるよう心がけました。そのためにお客様をしっかりと観察し、ご要望にこちらから気付けるよう行動しました。

・お客様にまた来たいと思って頂けるように、忙しいときでも笑顔を忘れずミスのない接客をするよう心がけました。

その3点を継続した結果、3ヶ月後にはお客様アンケートで名指しでお褒めの言葉を頂けるようになりました。諦めずに正しい方向へ努力を続ければ、マイナスの現状も変えられることを学びました。

貴社の仕事においても共に仕事をする人々やお客様に喜んで頂ける仕事ができるよう、常に自己成長を求めて頑張りたいと考えています。

③飲食店(居酒屋)アルバイト経験の例文

私が学生時代に力を入れて頑張ったのは居酒屋でのアルバイト先で、客単価の向上に努め店舗の売上に貢献したことです。

店舗の1日の売り上げは当初平均○円程でした。立ち飲みスタイルの居酒屋で料理の単価が低いため、お客様の回転率を上げなければ売上は上がりません。しかし回転率を上げるためには、それなりにスタッフの人数が必要となります。すると人件費が上がり、利益増加には至りませんでした。

私はお客様一人あたりの単価を増やすことが一番の得策なのではないかと考えました。そして店長に利益増加のための提案をして、実行する許可を得ました。

まずコースメニューをお客様にアピールすることを考えました。コースは3段階の値段分けをし、1番上のクラスのメニュー紙をおすすめとして各席に設置しました。その結果お客様にはおすすめのコースをご注文を頂くことが倍に増えました。

また各席に「1コインデザート」として500円のデザートメニューも設置し、スタッフからお客様へお声がけを忘れないことも周知徹底しました。

以上2点を改善した結果、翌月には客単価を平均〇円から○円までアップさせることができました。社員のスタッフからもお褒めの言葉を頂き、店舗に貢献できたことが喜びとなりました。

この経験から状況を具体的に把握して行動することの大切さを学びました。貴社の仕事においても、この考え方を忘れずに主体性を持って行動したいと思います。

④塾講師アルバイト経験の例文

私は大学に入学してからこれまで塾講師のアルバイトをしています。

塾講師の経験を通じて「多くの人々の前でわかりやすく物事を説明する能力」を身につけることができました。この能力を高めた結果、生徒たちの成績向上につながったと確信しています。

私の担当するクラスには約30名の生徒が在籍しています。個人によって理解度に差があり、全員が理解できる授業を目指すには「誰にでもわかりやすく説明する能力」を高めることが大切だと考えるようになりました。

わかりやすい説明をするために心がけたことは、授業の前に入念に下準備をすることです。事前の準備を万全にすることで、心に余裕を持って授業に臨めます。すると生徒一人一人の状況を見ながら授業を進められるようになり、わからない所に気付いて丁寧な説明ができるようになりました。この経験から準備の大切さを日々学んでおります。

貴社で仕事をする際にも、仕事で成果を出すために出来る準備を万全にして臨みたいと考えます。

ガクチカにおけるNGポイント2選

アルバイト経験をテーマにしたガクチカを書く時だけでなく、ガクチカを書く際に共通するNGポイントをお伝えします。

以下でご紹介することはガクチカを書く上でマイナスに働いてしまうポイントです。ガクチカを書く前に心に留めておきましょう。

①事実でない内容を書くことはNG

良いガクチカを書こうとして、事実でない作り話をガクチカに書くのは絶対にやめましょう。

エントリーシートが通過したとしても、面接でガクチカについて深掘りされた場合に慌てたり辻褄の合わない返答をしてしまい、嘘であると判断される可能性が高いのです。

「この学生は入社後も嘘をつく癖があるのではないか」とマイナスに評価され、選考から外されることもあります。

②コピー&ペーストはNG

ネット上や他人の作ったガクチカをそのまま盗用して、虚偽の内容のガクチカを書くことも絶対にやめましょう。

どんな文章にも著作権というものがあるため、コピー&ペーストと呼ばれる盗用は犯罪行為に当たります。大学のレポート作成においても、コピー&ペーストは厳しく禁止されているのはそのためです。

【まとめ】アルバイト経験で評価されるガクチカは書ける!

アルバイトをテーマにしたガクチカの書き方をマスターできましたでしょうか。多くの学生がテーマにするアルバイト経験であっても、書き方とポイントを押さえれば企業の採用担当者に響くガクチカは書けるのです。

あなただけの魅力が詰まったアルバイト経験をテーマにしたガクチカを書いて、書類選考を通過しましょう!

  • B!