【就活生必見】学歴フィルターってどんな時に感じるものなの?気にしすぎるのはよくない?

2021年5月12日

就活していると一度は「学歴フィルター」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?以前に比べると、現代では就活で学歴が重視されることは減ってきているものの、一部の企業では学歴フィルターをかけて就活生を選別しているといったことが現実として起きているようです。

そこでこの記事では、学歴フィルターとは何かについて解説します。これから説明会やES(エントリーシート)の提出、面接など本格的に就活しようと考えている人は参考にしてくださいね。

以下の記事も、就活する上で知っておくと役立つ情報になっています。時間に余裕がある人は目を通してみてください。

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就活における学歴フィルターとは

日本は古くから学歴社会と言われてきたものの、現在はその体質は企業も含めた社会全体で変わりつつあります。その一方で、エントリーする業界や志望する企業によっては今もなお学歴フィルターをかける企業が存在するようです。

ネット上では大手企業を中心に、旧帝大や早慶上理の学生を優先した採用活動を実施しているといった情報も流れています。ここでは、就活生が企業から学歴フィルターをかけられてしまうとどのような弊害があるのかを紹介します。

説明会に参加できない

一時期話題になったので知っている就活生も多いかもしれませんが、学歴フィルターをかける企業の説明会のあるあるをまずは紹介します。企業が求める基準を下回るようなランクの学生は、説明会にすら参加できないといったことは珍しいことではありません。

高学歴の学生は説明会の参加予約がスムーズにできるのに、一定ランク以下の学生が説明会を予約手続きするとなぜか満席と表示されてしまう。このような現象が起きたら、学歴フィルターをかける企業だと思っていいでしょう。

書類提出後スグに祈られる

露骨な学歴フィルターは他にもあります。例えば、企業に履歴書やES(エントリーシート)を送ってすぐに落とされてしまうケースがいい例です。提出した翌日、もっとひどい場合は数分後にお祈りメールを受信するといったことは、学歴フィルターをかけている企業によく見受けられます。応募書類を試行錯誤して書いても、スグに落とされてしまっては就活生のモチベーションも下がるばかりですよね。

気にしすぎるのは逆効果

学歴フィルターをかける企業は、一般的には大手企業に多いと言われています。とはいっても、大手企業の全てに当てはまるわけではないことから学歴を気にしすぎるのは逆効果です。

高学歴でないことに負い目を感じていては、自分らしさをうまく採用担当者に伝えることはできません。学歴フィルターが理由でうまく選考に進めないと思った時は、少し就活と距離を置いてリフレッシュする時間も大切です。

就活生は学歴フィルターをどんな時に感じてる?

学歴フィルターをかける企業が存在することは分かっていても、就活する中でどんな時に感じるのかイマイチ分からないという就活生も多いのではないでしょうか。ここでは、一般的に就活生が学歴フィルターを感じることが多いとされるタイミングについて詳しく紹介します。

インターンシップに参加した時

学歴フィルターをインターンシップに参加した時に感じる就活生は多いようです。いざインターンシップに参加してみると、周りは高学歴と言われる大学出身者ばかりというのは決して珍しいことではありません。

学歴フィルターをかける企業の多くは、履歴書やES(エントリーシート)など書類選考の段階で欲しい人材を絞り込むために足切りをしていることが多いようです。複数の応募者を振るいにかけ、採用活動を効率的に進めるために学歴を重視した選考を実施することもあるようです。

採用実績校が高学歴ばかりだった時

企業が新卒を募集する場合、就活サイトを活用する企業も珍しくありません。就活生の中には、自分が在籍する大学が採用実績校に載っているか確認する人も多いのではないでしょうか。その時に一緒に見てほしいのが、どのような大学が記載されているかです。

サイトに記載してある採用実績校の欄が一般的に高学歴と言われる大学ばかりが記載されていたら、その企業は学歴フィルターをかけている可能性は高いといえるでしょう。

スムーズに選考に進めない時

「説明会に参加できない」「書類選考の段階で落ちてばかりで先に進めない」など、スムーズに選考に進めないと感じた時は、企業が学歴フィルターをかけている可能性が少なからずあると考えていいでしょう。ただし、100%そうだとは言い切れません。単純にその企業が求める人物像とズレていることもあるからです。

その一方で、学歴フィルターをかけて選考の時点で学生を選別する企業も存在します。例えば、一定レベル以下の大学に在籍する就活生が応募しても通過できない選考であっても、高学歴と言われるレベルの大学に在籍する就活生であれば多少の失敗があっても選考に進めるといったことが実際に起きているようです。

スムーズに選考に進めないと感じたら、人気の大手企業やメガベンチャー企業の他にも中小企業など違う切り口で就活してみるといいですよ。

なぜ企業は学歴フィルターをかけるのか

企業が学歴フィルターをかけて採用活動に取り組むことに対して、世の中にはさまざまな意見があります。場合によっては企業は風評被害を受けるリスクもあるわけですが、なぜそこまでして一部の企業は学歴フィルターをかける姿勢を崩さずに採用活動を続けるのでしょうか。ここでは、企業が学歴フィルターをかける理由を紹介します。

採用活動を効率化させるため

学歴フィルターをかける理由の1つ目は、採用活動を効率化させるためです。学歴フィルターをかけることが多いと言われる大手企業やメガベンチャー企業には、毎年かなりの数の就活生がエントリーします。

インターネットで手軽にエントリーできるようになったことから、エントリー者の中には記念受験や何となくといった理由でのエントリーが存在するのも事実です。企業の採用担当者は、1人ずつ丁寧に提出された応募書類を確認し選考していては時間とコストがいくらあっても足りない状況になってしまいます。

スムーズに欲しい人材を選別するために取り入れられることがあるのが、学歴フィルターです。これにより、企業は明らかに畑違いである就活生かどうかを簡単に選別できます。また、企業が欲しい人材を獲得できれば人事部そのものの会社からの評価も上がることでしょう。

リクルーターをつけて人材を確保するため

一部の大手企業では、高学歴と言われる大学出身者を中心にリクルーターを選出し、母校に在籍する就活生をメインに面談のアプローチをかけているようです。これにより、就活生はリクルーターから企業でのやりがいや興味のある部署に関して詳しい話を聞けたりします。

優秀な人材ほど企業から「欲しい人材だ」と思われやすいため、早めにリクルーターによる囲い込みを行う傾向があるようです。

最低限押さえておくべき履歴書の書き方を紹介

一部の企業は学歴フィルターをかけているのですが、ほとんどの企業が人柄重視での選考を進めています。ここでは、選考の第一ステップとなる書類選考でも基本となる履歴書の書き方を簡単にお伝えします。

学歴・職歴は正しい表記を心がける

履歴書で左ページに大きくスペースが設けられている学歴・職歴の欄。新卒採用の場合は、中学校卒業からの学歴を記載します。ちなみに、高校卒業から記載する場合は中途採用となります。学校名はインターネットのホームページに記載してあるものと同じように記載するといいでしょう。

やってしまいがちなのが高等学校を高校と記載したり、△△県立○○高等学校を県立○○高等学校と記載してしたりするケースです。履歴書では省略した表記をするのはマナー違反となるため注意しましょう。

自己PRで自分らしさを最大限に伝える

履歴書の仕様によって自己PRのスペースは異なります。何を記載すればいいのかと悩む就活生も多いのではないでしょうか。

この欄は自分らしさを採用担当者に伝えることができる重要な部分です。迷った場合は、何かユニークなエピソードはなかったか考えてみてください。例えば、学生時代にアルバイトしていた場合はその時のエピソードを交えて、自分はどのような人間なのかアピールするといいかもしれません。

こちらの記事を読めば、履歴書の書き方に関する基本が身に付きます。気になる人は一度目を通してみてくださいね。

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就活して自分に合った企業に出会おう

今回は、学歴フィルターとは何かについて深掘りしました。該当する企業は一部となりますので、就活する中で必ず出会うとも言い切れません。

仮に、企業が学歴フィルターをかけていると感じてもひるむことなく自分らしく就活を続けましょう。「高学歴じゃないから無理かも」といった弱腰な姿勢を捨てて、堂々と就活していれば自分に合った企業にいつか出会えると前向きに取り組むことが大切です。

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