paypayで行われている録画面接とは?やり方や好印象になる動画のポイントを徹底解説

2020年5月21日

paypay株式会社は、ソフトバンクとヤフーの合弁により、2018年6月に設立された電子決済サービスを展開する日本のIT企業です。2018年10月にスマートフォンアプリ「PayPay」のサービスを開始し、現在では2800万人のユーザーと、220万箇所の加盟店を持っています。

そんなキャッシュレス時代の先頭に立ち、あらゆるサービスを提供しているpaypayでは、毎年多くの採用活動を行っています。その中に、HireVue(ハイアービュー)を使用した「録画面接」という新しい形式の面接があります。

近年、徐々に録画面接を取り入れる企業が増えてきていますが、未経験の人も多く「録画面接ってどうやってやるの?」と疑問に思っている人がほとんどではないでしょうか?

そこで今回は、paypayが行っている「録画面接」について紹介したいと思います。録画面接のやり方や、良い印象を残すためのポイントなど、これから選考に臨む方の知りたい情報を詳しく解説していきます。

paypayが録画面接を導入した背景とは?

録画面接とは、企業があらかじめ設定した質問に回答し、その様子を撮影した動画を企業に送ります。採用担当者はその動画を見て合否を判断する新しい形式の面接方法です。

世界中から優秀なエンジニアを採用する為に録画面接を開始

paypayで働く社員は、2019年3月まではヤフーなどからの出向社員によって構成されていました。しかし、2019年4月より企業の持続的な成長を目的に採用活動を本格的にスタートさせました。

特にプロダクト部門の採用に関しては、世界中から優秀なエンジニアを採用したいと考えていました。

  • 居住地を問わず世界中から応募を受付、選考を実施する
  • 選考時に技術力(コーディングスキル)を行う
  • 選考リードタイムを短く、スピード重視の選考を行う

上記のような選考を行うには、場所・時間を問わないオンラインでの選考がベストだと考え、同時にコーディングスキルを測定できる「録画面接」が取り入れられたのです。

グローバル採用を効率よく進めることに成功

録画面接を導入後は、選考フローは完全オンライン化。コーディングテストと録画面接やWeb面接を複数回行い、グローバル採用を海外に渡航せずに実現することに成功しました。

現在も様々な職種でオンライン選考を行っており、paypayには異なるバックグラウンド、アイデアを持つメンバーが集まっています。

paypayが録画面接で利用しているHireVue(ハイアービュー)とは?

世界中700社以上で利用されている

paypayでは、オンライン選考に「HireVue(ハイアービュー)」を使用しています。

HireVueはアメリカの HireVue Inc が提供し、タレンタが日本市場で販売するクラウド型デジタル面接プラットフォームです。30ヵ国語以上に対応しており、IBM、Apple、Amazon、伊藤忠商事、日本航空、ヤフーなどの有名企業700社以上で利用されています。

時間や距離に縛られず録画面接ができるメリット

HireVueは、録画及びライブ面接機能を備えており、応募者はスマホやパソコンから場所や時間に関係なく、オンライン選考に参加することができます。また採用担当者もスマホやパソコン上で応募者を横並びで比較し、判断することができるため、通常の面接よりも格段に効率がアップするのです。

他にも、予測分析機能でよりマッチした人材を迅速に採用したり、ゲームベースアセスメントでは、10分程度で認知能力を測定することも可能です。

paypayが録画面接を行っている職種

paypayでは、ほとんどの職種でオンライン選考を実施しています。その中でもエンジニアの採用では積極的に録画面接を行っています。

エンジニア

Software Engineer (BE)・Web Engineer (FE)・iOS Engineer・Android Engineer・Data Engineer・QA Engineer・DBA・バックエ・ドエンジニア・フロントエンドエンジニア・iOS エンジニア・Androidエンジニア・エンタープライズシステム開発エンジニア・不正対策エンジニア・業務推進エンジニア・SRE・Product Security Engineer

paypayの最大のライバルは「現金」です。この困難な課題に前向きに取り組み、他社に真似できない圧倒的なスピードでプロダクトを磨き上げ、日本のキャッシュレス決済の普及を一気に推進することにプロフェッショナルとして取り組んでいきます。

エンジニアの待遇

給与 経験、スキル、業績、貢献度に応じ当社規定により優遇
※毎月25日に支給
諸手当 昇給あり 会社の業績と個人の評価結果を元に決定
時間外勤務手当、深夜勤務手当、通勤手当(月15万円まで)
勤務地 東京都港区
勤務時間 10:00~06:45(実働7時間45分+休憩1時間)
※スーパーフレックス制(コアタイム無し※一部、例外部署もあり)
※時間外労働あり※育児や介護を理由とした時短勤務制度あり
休日休暇 週休2日制、国民の祝日、年末年始(12月29日から1月4日まで)
年次有給休暇、慶弔休暇、産前産後休暇、子の看護休暇、介護休暇、介護休業、育児休業等
福利厚生 社会保険(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険)、確定拠出年金制度(導入予定)など

エンジニアに必要なスキルは「課題解決力」

paypayのプロダクトチームには、ソフトウエアエンジニア、アプリケーション開発者、プロダクトマネージャー、プロダクトデザイナーが在籍しており、それぞれの役割はポジションごとに異なります。

技術やデザインは常に変化していくため、そのような枠を超え、最終的に必要なスキルは「課題解決能力」だと考えています。

paypayの選考フローと録画面接のポイント

選考フロー

  1. 書類選考
  2. コードチャレンジ(オンライン) ※所要時間 1~1.5時間程度
  3. 面接 (録画・オンライン・対面)1~3回

一次面接通過後、リファレンスチェックを実施しています。

録画面のポイント4つ

ここからは録画面接のポイントを紹介します。録画面接を行う上での最低限のマナーでもあるため、必ず覚えるようにしましょう。

  • 必ず静かな場所を選ぶ、カフェなどプライバシーが守られない場所はNG
  • 背景は白い壁紙か無地のカーテン。ない場合は大きな布や模造紙で工夫する
  • カメラの位置は目線よりやや上に合わせる(paypayの場合はコーディングテストがあるためスマホはNG)
  • 照明は顔の表情がハッキリ見える程度でOK。レフ版などを使うと顔色が良く好印象になる

面接官の目を惹く良い印象になるためのポイント

  • 録画開始前から笑顔をつくる
  • いつもよりワントーン声を高く、ハキハキと大きな声で話す
  • 自己PRでは「課題解決力」をアピールする
  • 服装は「清潔感」を意識する(スーツでなくてもOKですが、シャツにジャケットといったフォーマルな服装が望ましい)

paypayで働く人の声

引用|カイシャの評判

まとめ

今回は、paypayで行われている録画面接の対策について紹介しました。

paypayでは、エンジニア以外の職種でも積極的にオンライン選考が行われています。そのため、録画面接、Web面接、対面面接などあらゆる対策が必要になります。録画面接に関してはもう一度この記事を読み返し、今からできる対策をしっかり行って選考に臨んでくださいね。

  • B!