LINE株式会社は、韓国最大のインターネットサービス会社であるネイバーの100%子会社として2000年に日本で設立されました。モバイルメッセンジャープラットフォーム「LINE」で音楽や写真、ニュースなどの消費者の生活に密着したサービスなど、LINEビジネス・ポータル事業を中心にサービスを展開しています。
そんなLINEでは、毎年多くの採用活動を行っています。その中に「録画面接」という、近年徐々に増えてきている新しい形式の面接があります。初めて聞く人にとって録画面接はわからない事がほとんどで「録画面接って何!?どうやってやるの!?」と焦ってしまう人が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、LINEで行われている『録画面接の対策』について紹介していきたいと思います。録画面接を行っている職種や録画面接のやり方、注意点、頻出質問などをわかりやすく解説していきます。これから選考に臨む方はぜひ参考にしてくださいね。さっそく見ていきましょう!
録画面接とは?取り入れる企業が増加中!
録画面接は、指定の質問に回答した動画を企業に送り、その動画を見て採用担当者が合否を判断する面接です。Web面接とは違い、企業との直接的なやり取りがないのが特徴です。
これまでの面接のように、企業に足を運ばなくても自宅で24時間いつでも録画ができることや、撮り直しができることもメリットです。また、移動時間や費用の節約にもなり、好きな時間に行えるためスケジュールの調整もしやすくなります。
就活生だけでなく、企業側にも人材確保のコストが抑えられ、より効率よく採用を進めることができます。
このように、録画面接は企業と就活生の双方に大きなメリットがあるため、応募者が多い一次選考で取り入れる企業が増えています。
LINEで録画面接を行っている職種は?
《新卒》企画営業職
企画営業(広告)
⇒「LINE公式アカウント」や運用型広告「LINE Ads Platform」、店頭販促やオンラインでの販促に寄与する「LINE Sales Promotion」など様々なB2Bプロダクトの営業担当として、企業による導入および活用促進のコンサルティング営業を担当します。
企画営業(O2O)
⇒O2Oカンパニーが提供するLINEショッピングやLINEトラベルJPなどの各サービスの営業担当として、新規アライアンスの開拓営業や既存パートナーに対して課題解決型のソリューション営業などを担当します。
企画営業(Pay)
⇒モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」の営業担当として、企業や店舗に対しLINE Payの導入提案と活用促進を担当します。
企画営業職の待遇
初任給 | 年俸制 4,080,000円 |
諸手当 | ・給与改定年2回(1月、7月) ・超過勤務手当 ・交通費全額支給 ・LINE Pay Card Benefit Plan ・LINE STOREクレジット(年間24,000円) |
勤務地 | 企画営業(広告)東京・大阪・福岡 企画営業(O2O) 東京 企画営業(Pay) 東京・大阪 |
勤務時間 | 10:00~18:30(実働7時間30分) ※企画営業職(Pay)は、9:30~18:00(実働7時間30分) |
休日休暇 | 完全週休2日制(土・日)、祝日 ・年次有給休暇 ・年末年始休暇 ・慶弔休暇 ・リフレッシュ休暇制度(勤続5年で10日間) |
福利厚生 | ・社会保険完備 ・定期健康診断 ・サークル制度 ・各種社内イベント ・語学講座 ・カフェ完備(朝食無料) ・外国籍社員サポート ・社員持株会 ・LINE MOBILE Communication Support Plan など |
求める人物像
- スピード
- クオリティ
- フレキシビリティ
この3つの要素をバランスよく持ち合わせている人が、良いサービスを生み出すことができると考えています。
LINEでは、世の中の変化にスピーディーに対応する力が求められ、そうした環境下で臨機応変に動くことができる柔軟性が必要不可欠です。高い品質のサービスをスピード感を持って提供し、最適なタイミングでリリースすることが、結果的にサービスの「質」に繋がります。
新卒入社の人にも「即戦力」を求めており、どんな環境でもその場に応じて対応できるような『基礎能力』の備わった人を求めています。
LINEの選考フローと録画面接のポイント
選考フロー
- エントリー(エントリーシート提出)
- 録画面接/SPI
- 面接(複数回)
- 内定
エントリーシートでの選考は行っておらず、エントリーした全員が次の選考に進むことができます。
録画面接で聞かれる質問と回答のポイント
録画面接では、以下のような質問が多く出されます。
- 自己紹介
- 1分間で自己PRをお願いします
- なぜ「LINE」なのか
- 学生時代に力をいれたこと
録画面接では、基本的な質問が出されることが多く、難易度の高い質問は出ません。
なぜ「LINE」なのか。志望動機を明確にするために、LINEだけでなく競合他社(mixi、サイバーエージェント、ディー・エヌ・エーなど)についても研究し理解を深めることが大切です。
LINEの企業ミッション「CLOSING THE DISTANCE(世界中の人と人、人と情報・サービスとの距離を縮めること)」を意識した志望動機を入社後のキャリアビジョンと絡めて整理しつつ、「多様性を認め合ってチームワークを発揮する」という社風に合致する人材だとアピールできるように、具体的なエピソードを準備しておきましょう。
各質問に制限時間が設定されているので、あまり長くならないように1~3分以内で話せる内容にまとめておくようにしましょう。
LINEの録画面接を受ける前のチェックポイント
《場所》背景がシンプルで静かなところ
まずは動画を撮影する場所を確認します。背景がなるべくシンプルな場所選びましょう。白い壁が理想ですが、もしシンプルな背景を見つけることが難しい場合は、カーテンを閉めたり大きな布で覆うなどの対応をしましょう。窓やドアも閉めて、余計な音が入らないように工夫してください。
《照明》表情が確認できる明るさ
基本的には表情がしっかりと確認できる明るさであれば問題ありません。もし、顔色の映りが暗かったり青白くなる場合は、スマホの明るさ機能で微調整することをおすすめします。
《カメラの位置》目線よりもやや上
カメラの位置は視線と同じ高さから少し上げたくらいがベストです。あまり低いアングルだと上から見下ろすかたちになってしまうので、印象があまり良くありません。カメラをただ立てかけるだけだと、不安定なので、スマホ用の三脚などでしっかり固定しましょう。
LINEで働く人の声
Q.LINEの営業職の働くやりがいは何でしょうか?
引用|LINE社員インタビュー
まとめ
今回はLINEで行われている『録画面接の対策』について紹介しました。
LINEでは、新卒であっても即戦力が求められるため「何事も自分で考え行動する」これをアピールするとLINEにマッチいていると判断されやすくなります。また、録画面接は練習を繰り返すことで、成功率がぐっと高くなります。LINEに新卒として入社できるように、今からできる対策をしっかり行いましょう。